生物の分類は多きいほうから、「界」「門」「綱(こう)」「目(もく)」「科」「属」「種」となっている。一属一種の生物はたくさん存在するが、一科一属一種となるとずいぶん限定される。

 

 どうしてこのような生物が存在するのだろう。通常、以下のような条件が挙げられる。

①     地理的隔離(島嶼・山岳地など)

②     近縁種の絶滅(進化のデッドエンド)

③     特殊な適応(他種と競合しない生態)

 

 まず、動物から紹介しよう。アイアイ、ブタバナコウモリ、ジュゴン、フクロアリクイ、パカラナ、カモノハシ、チロエオポッサム、ツチブタ、プロングホーンといった名前を挙げることができる。ちなみに最初のアイアイは歌がある1)。

 動物の魚にも、ツノダシ、ジムナーカス、ギンカガミ、リミックスとかなりの例が存在する。これらには歌は見つけられなかった。

 

 植物も相当数存在する。奇想天外(ウェルウィッチア)、イチョウ、ヒカリゴケ、アムボレラ、コウヤマキ、フクロユキノシタといったところだ。植物の場合、動くことができないので、上記の条件が該当しやすいといえる。

 

 身近な植物のイチョウが該当するのは意外と感じた方が多いのではないだろうか。この植物は「東京都の木」になっており、雌雄異体でもある。なお、イチョウの花粉は雌の木で成長し、運動する精子を形成するという独特な現象も存在する。茶碗蒸しに入っているギンナンを想い抱いた方もおられよう。また、古来から「長寿」「鎮魂」「荘厳」という意味合いの高い3つの花言葉が存在する。

1)     アイアイ

https://www.youtube.com/watch?v=ZWLi7b1VDw4&list=RDZWLi7b1VDw4&start_radio=1