🟨①此の十九願成就文は即ち三輩の文、是れなり【化土巻】〖上輩〗無上菩提心】上輩というは家を捨て欲を棄て沙門となり・発菩提心・一向専念無量寿仏・修諸功徳・願生彼国・現其人前【令和6年9月02日】
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🟥https://youtu.be/PP4CmVX2GN8?si=VdlYgG_HMkObmpqN
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1️⃣【レジメ資料】
〖顕浄土真実教行証文類【化身土巻】本〗
🟨「此の願(十九願)成就の文は、🟨即ち三輩の文、是れなり。
🟨『観経』の定散・九品の文、是れなり」

🔷十九願とは、阿弥陀仏が十方衆生、私に向けて誓われた願です。
🔶それは働きであり、私の心に実際に影響を与えることになります。
🔷十九願が成就するとは、阿弥陀仏の十九願の働きによって、具体的に私がどうなるかであり、
🟩それが、大無量寿経なら、三輩生であるし、
🟩観無量寿経なら、定散の二善です。

🟥【原文】🟥
仏説無量寿経【巻下】
🟨仏、阿難に告げたまわく、
🟨「十方世界の諸天・人民、
🟨其れ心を至して彼の国に生まれんと願ずること有らん。
🟨凡そ、三輩有り。
🟨其の上輩というは、家を捨て、欲を棄てて、沙門と作り、
⏹️菩提心を発し⏹️
🟨一向に専ら無量寿仏を念じ、
🟨諸の功徳を修して、彼の国に生まれんと願ぜん。
🟨此れ等の衆生、寿終らん時に臨んで、無量寿仏と諸の大衆と、其の人の前に現ぜん。
🟨即ち彼の仏に随いて、其の国に往生せん。
🟨便ち、七宝華の中より、自然に化生し、不退転に住せん。
🟨智慧勇猛にして、神通自在ならん。
🟨是の故に阿難、其れ衆生有りて、今世に於いて無量寿仏を見たてまつらんと欲わば、
⏹️無上菩提の心を発し⏹️
🟨功徳を修行して、彼の国に生まれんと願ずべし。」

🟦【意訳】🟦
🟨また阿難に仰せになる。
🟨「すべての世界の天人や人々で、 心から無量寿仏の国に生れたいと願うものに、 大きく分けて、
🟨上輩・中輩・下輩の三種がある。
🟨まず上輩のものについていうと、
🟨家を捨て、欲を離れて、修行者となり、 さとりを求める心を起して、
🟨ただ、ひたすら無量寿仏を念じ、 様々な功徳を積んで、 その国に生れたいと願うのである。
🟨このものたちが命を終えようとする時に、 無量寿仏は多くの聖者たちと共にその人の前に現れて下される。
🟨そして、無量寿仏にしたがって、その国に往生すると、
🟨七つの宝で出来た蓮の花に自ずから生まれて、不退転の位に至り、
🟨智慧が大変すぐれ、 自由自在な神通力を持つ身となるのである。
🟨だから、阿難よ、 この世で無量寿仏を見たてまつりたいと思うものは、
🟨この上ない覚りを求める心を起し、 功徳を積んで、その仏の国に生まれたいと願うがよい」
     【終了】