ナマステ kuniohです。
皆様、夢パーツというものを
ご存知でしょうか。
主に第二次ブーム最盛期に
発売され、広く使用されていたものの
現在では効果が疑問視され、
あまり使われなくなったパーツ群で
あります。
しかし、そこは世界のタミヤ、
本当に意味のないパーツを
いつまでも生産されているはずが
ありません。
今回はそんな夢パーツの使い道を
私の拙い解説を交えつつ
考えていきたいと思います。
なんか真面目なサイトみたいだ...。
1.レブチューンモーター
3つあるチューン系モーターで
最大の回転数を誇るものの
トルクは最低。TTや細かいコーナーで
スピードが殺されがちな
現在のレースシーンではまっこと
敬遠されがちなモーターであります。
そうだね。確かにレースには
向かないかも知れない。
しかし、このモーター、ミニ四駆の
セッティングの基礎を学ぶには
最適なモーターだと思う。
何故か、そもそも何故減速するのかを
考えれば答えは見えてくる。
そう、何らかの要因で必要以上に
マシンに抵抗がかかっているから
減速してしまうのだ。
このモーターは他のパワフルな
モーターではわかりにくい
マシンの欠点を浮き彫りにしてくれる。
つまり、このモーターで速いマシンを
組める様になればどのモーターを
使っても速いマシンを組む事が
できるようになるのだ!
このモーターは
手っ取り早く速くするための
モーターではなく、マシンではなく
レーサーを育成するための
モーターとして考えれば
使い道も見えてこよう。
実際、筆者は徹底的にブラッシュアップ
したノーマルモーターマシンで
友人のトルクチューン搭載車を
ブッチ切った事がある。
じゃあキット付属のやつで
いいんじゃ...
いや、それはその・・・
2.六角穴ボールベアリング
1次ブームからの不動のレギュラー
であるこのパーツもどうやら最近旗色が
悪いようです。
なんでも数種あるベアリングの中で
最も精度が悪いんだとか。
コレ、誤解です。
ぶっちゃけハトメよりかは
全然回ります。
コレは唯一ミニ四駆の車軸受け
専用のボールベアリングなんですよ。
つまりシャフトの六角にガチっと
噛み込み回転するタイプの
ボールベアリングはコレしか
ないのである。
選別する気力と財力があれば
使い道は間違いなくあるという
結論で。
まあ、脱脂した620を使うのが
一番手っ取り早いんだけれども。
3.ハイマウントローラー
主に1次ブームの時に良く使われていた。
ボディのウイング基部に取り付けて
使うのが一般的。
たからばこセッティングが浸透した
現在、あまり使われなくなった
このパーツだが、ローラーベースを
極端に縮める事ができるので
コーナリングを鋭くしたい場合
活躍の余地がある。
また、ローラーの位置も必然的に
高くなるため安定性を高める効果も
あるようだ。
例えば6ローラーも必要なさそうな
JCJCの様なコースの場合に
活躍出来る可能性がある。
エアロハイマウントローラーは
たまーに見つけるので
セッティングに煮詰まった場合
選択肢のひとつとして
頭に入れとくといいかも知れない。
4,ワンウェイホイール
x型、小径、大径、ローハイトなど
バリエーション豊かだがその全てが
カツいレーサーには敬遠されてしまう。
不遇のパーツ。
1次ブームからのレギュラーなのに。
問題は直線でも空転による
駆動ロスが発生する可能性がある
事である。
このロスを防ぐ方法は
ホイール内部に若干のオイルを注し、
(グリスは駄目!絶対!)
ドライブシャフトを選別し、
ローラーを105ミリギリギリに
設定し、
グリップの高いタイヤを
履かせる事である。
つまり、コーナー抜け時になるべく
マシンが左右に振られないような
セッティングを心がけるとよい。
何らかの理由でスライドダンパーを
使いたくない時やマシンの重心を
少しでも下げたい時などに使用すると
面白い動きをしてくれるはずだ。
今回はここまで!
続きはネタが溜まったらまた
書きます。それでは