こうちゃんはお化けが怖くないそうだ。
それもそのはず、絵本に出てくるものや、
ハロウィンに使用されているイラストはかわいらしいお化けばかり。
その代わり。
巨大ガンダムは怖かったみたい。（ダイバーシティ前の広場にて）
「おうちかえるー」
それと「おじさん」という存在。
夜になかなか寝付こうとせずに、おしゃべりしたり、遊んでしまっているこうちゃんに
「怖いおじさんが、「寝ない子誰だー」って来ちゃうよ。」と脅すと、
「いやだぁーーーー」と言いながらたいていは寝てくれる。
得体知らずの漠然とした存在って大人でも怖いものね。
映画、スパイダーマンのCMも苦手。
お友達がかぶっていた戦隊物のお面もダメ。それを見て泣き出した。
今のところ、こうちゃんが戦隊物にはまる兆候はなし。
しかし、突然変異することもあるのだろうか？？
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度々鼻血を出すこうちゃん。
さすがに気になって、先日、耳鼻科を受診した。
保育園を休み、「今日はお鼻の病院行こうねぇ」と話すと、
「お鼻の病院？こわくなぁい？」とこうちゃん。
「こわくないよ。少しじっとしていればすぐに終わるよ」と私。
診察室でのこうちゃん、全然泣かなかった。
先生の言うことを良く聞き、黙って鼻や耳の診察を受けた。
先生に、「お兄ちゃん、強いなぁ」と褒められ、ご褒美に新幹線のシールをもらうと、
「こうようくん、泣かなかった」と得意気だった。
8ヶ月ほど前、同じ病院で同じ診察を受けた時に、
ギャーギャー泣いていたことを思うと、随分お兄さんになって我慢ができるようになったものだ。
診察結果は、「無意識に鼻をかいてしまって、鼻の中に傷がついているのだろう」
と、以前と同じものだった。
何かの病気ではないようなのでひとまず安心。
その後、立て続けに美容院、歯医者にも行ったが平気だった。
耳鼻科に行ったときと同じように、
「とこやさん、こわくなぁい？」、「歯医者さん、こわくなぁい？」と直前まで不安そうだったけど。
美容院は、
せなけいこ作の「もじゃもじゃ」という絵本を読ませて、
「ほら、こうちゃんの髪ももじゃもじゃ。床屋さん行くとさっぱりするよ」と説得して連れて行った。
髪の毛を軽く引っ張られたり、首元をいじられる感覚が苦手なようで、
こうちゃん的には、歯医者よりも耳鼻科よりも、美容院が一番嫌そうにしていたけど、
でもよく我慢してがんばった。
髪を切ったこうちゃん、「こうようくん、もじゃもじゃじゃなくなった」とさっぱりとした顔をしていた。
こんな小さい子供だからこそ、イメトレって大事。
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以前は絶対に挑戦しようともしなかった、らせん状の滑り台も軽々と滑ってくるようになった。
こうちゃんはこの滑り台を「ぐるぐる滑り台」 とネーミング。
ちょっぴり慎重すぎるくらいの我が子を案じ、
無理にチャレンジさせようとしていた自分を恥じた。
その子のタイミングで、できるようになる日が必ず来る。
よいしょ。
よいしょ。
一段、一段、自分の足でしっかり登っていこう。