おしゃべりが上手になってからは、極端な言葉の言い間違えをしていないこうちゃんでも、
どうしても直らない単語がある。
「かが」
モスキートの事。
大人が、「蚊がいる」と言っているのを聞いて
「かが」という虫がいるものだと思い込んでしまったらしい。
「こうちゃん、「かが」じゃなくて「か」という虫の事だよ」と何度教えても
こうちゃんは、「かががいる」とか「かがが入ってきた」と「が」が人より一つ多い。
あと、膝から血が出たときのこと、
自分の膝を差して「ここから鼻血が出たの」と。
慎重派のこうちゃんは、あまり派手な転び方をする事がなく、
よって、身体から血を出したこともほとんどないのだ。
唯一自分の血を見た事があるのが、鼻からの血なわけで、
血の総称を「はなぢ」と呼ぶのだと勘違いしていたらしい。
笑える。
「どうも~むかいおさむでーす」「ちがうかっ」と
『ものいい』というお笑いコンビのネタを教えたところ、気に入って
「どうも~ぬかいおさむでーす」「ちがうかっ」と喜んでいる。
確実にお笑い系の息子。
が、そんな、もう誰も口にしなくなった、流行廃ってしまったギャクを教える親もどうなんでしょうか。