お久しぶりです。

なかなか更新できずすいません。

すいませんとは言いつつ、皆さんが更新を待っているわけではないのですが…笑

 

今年度は、初めて自分で大きな行事を企画・運営しました。

ざっくり内容を言えば、「キャリア教育」の発表会です。

生徒たちが与えられたテーマに沿って、チームで調べたり講座を受講したりし、パワーポイントにまとめて発表するというものです。

対象は2年生で、外部の方4名、管理職2名、1年生約20名に審査をしてもらうというものでした。

そして、実行委員を設置し、キャリア教育の中で行われる体験型の講座の選定、講師の方への電話アポ、打ち合わせ、講座当日の運営を生徒たちが行いました。さらに、発表会当日は、リモート開催だったため、司会進行やタイムキーパーだけでなく、カメラの操作などの行ってもらいました。

 

かなり短い期間で行ったもので、生徒たちも大変だったと思うのですが、発表会当日は人前で話をすることが苦手な子も含めて全員がそろい、発表ができました。審査員の方々からも好評で、非常にうれしいコメントをいただきました。

 

発表後に生徒たちに取ったアンケート結果も、

「たいへんだったか」→100%

「勉強になったか」 →100%

「やってよかったか」→ 92%

質問に対してそうだったと答えた割合が上の通りでした。

 

個人的には非常に楽しい時間でしたし、生徒たちもよかったと思ってくれたことがわかり、とてもありがたいなあと思っています。

 

どうにか来年度以降も続けたいのですが、大人たちはめんどくさがりなので…

学校全体を動かすことも一苦労ですが、生徒たちのために、めげずに頑張ります!

今日は姪っ子ちゃん発表会に行ってきました。

姪っ子ちゃんは三姉妹で、長女と次女が保育園に通っています。

私はなぜかカメラワークの腕を買っていただいており、永久保存版になるであろう4Kカメラでの撮影担当でした。

 

多少のプレッシャーを感じつつ、発表会スタート!

すぐに次女ちゃんの出番がきました。

まだ2歳で、いつもはずっと走り回っていて、ママが怒っても泣くのを我慢するすような子。

そんな次女ちゃんが、今にも泣きそうな顔をしながらステージに立っていました。

しかし、音楽がかかると、一生懸命踊り始めます。

しかも、8人くらいステージ上にいるのですが、ちゃんと踊れているのは次女ちゃんだけ。

いつもは全然言うことを聞かない次女ちゃんが誰よりも一生懸命踊っている姿に、おじさんである私がうるっとさせられました。

ちなみに2曲目の登場の時は、「ママー」と言いながら、舞台袖で泣いていました。

 

長女ちゃんは、4歳ということもあり、次女ちゃんに比べてとてもとてもお姉ちゃんの立ち振る舞い。

女の子って感じのキュートなダンスをしてくれました。

 

いつも遊んでいる姿と発表会で踊る姿は、全然違うなあと感じました。

いつも学校で、そういった子どもたちの姿は見てきたはずなのですが、また生徒たちとは違った感動がありました。

今回のような2歳の発表会、4歳の発表会というのは、一生でほんの数回しか立ち会えません。

しかし、私たち教師は、子どもたちの高校生活を繰り返しともに過ごさせてもらい、こういった成長の瞬間に数えきれないほど巡り合わせてもらえるのです。

やっぱりこの仕事は、素敵な仕事だと、姪っ子ちゃんたちに改めて教えてもらった一日でした。

昨日、今日の2日間で共通テストが行われています。

1日目が終わり、英語に「クマムシ」、倫理に「親ガチャ」と、今年もいろいろと話題にあがっていますが、受験生たちが無事に2日間受験できていたらいいなと思います。

 

さて、私が定時制高校に勤めていることもあり、徐々に共通テストから縁遠くなっています。今年はまったくのノータッチだったのですが、昨年は少しだけ関わりを持たせていただきました。

 

実は、前任校で担任をしていた生徒たちが受験の年で、会場まで応援に行きました。バスの到着より早く会場へ行き、バスが来たら手を振って迎えて、「おはよう」や「大丈夫」などの声をかけて帰るだけだったのですが、やっぱり教え子たちに会えるのはうれしいものです。ちなみに2日目は、最後のテスト終了に合わせて会場へ向かい、お疲れ様と声をかえました。その時に、「先生数学が全然できませんでした」と言いながら泣き始めたことを思い出します。私は数学の教科担任も務めていたので、「ごめんね」と言葉を返すことしかできませんでした。おそらく、受験というプレッシャーで苦しかったであろう高校3年という1年間に関わってあげられなかったことを、心の底から悔しく思いました。

 

今年も、一人一人で見ていけば、いろいろなドラマがある2日間なのだと思います。ハッピーなドラマかそうでないドラマかはわかりませんが、子どもたちのそういった瞬間に立ち会えることこそ、教師の魅力です。

 

ちなみに、私の前で泣いていた生徒は、無事に第1志望校に推薦で合格しました。だからこそ、今嘆いている受験生、落ち込まずに前を向いて進んでください。きっと足を止めずに進み続ければ、光は見えてくるはずです。