3ヶ月ぶりのマッピング。
もともと5月の予定だったんですが、都合が悪くなり、
今日に変更した次第。
まず右耳から。
3番のマップをもとに調整する、ということでSweepでCレベルの音
を調整したところ、F、G、Hの音域で音が大きいように感じられたので、
この音域の電極の強さを2~3段階ほど下げ、Aの音域もすこし下げる
ことで新たなマップを作り、これを4番のマップに設定。
ここで、STの先生に急な仕事が降ってきたので、
一旦マッピングは中断。
1時間弱中断した後、再開し、もろもろ話し合い。
要するに、右耳単独でも聞き取れる音は増えてきているが、両耳装用
だと、どうしても左耳優位になってしまい、左耳から入ってくる音が
全て、というのを変えられないか、と。
ある程度は、右耳単独でも(厳しい面はあるものの)入ってくる音を
コトバとして理解でき、コミュニケーションは取れるが、両耳装用
にした途端、左耳から入ってくる音だけをベースにコミュニケーションを
取るようになり、右耳から入ってくる聞こえは、あまりコミュニケーション
の改善には寄与していないように感じられる、というのが現状の聞こえで、
これをなんとか打破したいところ。
原因はいろいろ考えられるが、まあ、右耳の聞こえの履歴を考えると、
やむを得ないというか、こういう結果になるのも当然なのかな、と。
もろもろ話し合ったが、ひとまず上記の新たに作った4番のマップ
の刺激レベルをかなり強めに設定したマップを作り、これも併用して
使ってみることに。これを1番のマップに設定。(2番と3番のマップ
はそのまま)
そのあと、左耳のマッピング。こちらは、音楽+リスニングの練習専用
としている3番のマップをベースに低音域(19~22番の電極)と高音域
(1~3番の電極)を少し強めたものをそれぞれ1番と4番のマップ
に入れてもらい、2番と3番はそのまま。
今回は聴力(標準聴力検査&語音明瞭度)は測らず。次回、
測ってもらうつもり。
ということで、次回は10月。その次も予約してそちらは来年1月。
・・・という番組がNHKで6月5日に放送されるようだ。東京医療センターの南先生
の解説付き、みたいですね。
「加齢性難聴」とあるけど、加齢性に限定しなくても良いのでは、と思ってしまうのだけど。
「半年ほど経つとだんだん聞こえが安定し、自然な聞こえ方に近づいていきます」
とあるけど、これはどうかなぁ。ケースバイケース、という気もする。
このほか、
というのもあるようだ。
一応、メモ代わりに。
2週間以上前のニュースなので、完全に出遅れた・・・・
(書こうと思っていたのを忘れてた(´・ω・`))
どんな治療をやったのか、と思って調べたらBBCの記事にあった。
無害化したウィルスにDNAを併せて、蝸牛神経に直接、注入したのか?
よく有毛細胞の再生までこぎつけたな、と思う。
iPS細胞を使った実験についても聞いたことはあるが、
そちらはどうなっているのかな。
まだ治験レベルだと思うけど(長期的にそのまま聞こえるのか、分からないし)、
どうなるのか、期待したいところ。
追伸:
と思ったら、こっちのほうが参考になる。プロだから当然だけど。
遺伝性難聴はものすごい勢いで研究が進んでいる。ドライバーは2つ、次世代シーケンサーによる解析の普及と、遺伝子治療の選択肢が増えたことだ。今回ニュースになったのはOTOF遺伝子と呼ばれる遺伝性難聴に対するAAVベクターを用いた遺伝子治療により、聴力が回復したという素晴らしいニュースだ。…
— 音良林太郎, MD, PhD (@Otola_ryntaro) May 13, 2024
最近、アメンバーの申請を受けるケースが
いくつか出てきたのですが、基本的には、申請のみで
メッセージ無しの場合は受けないことにしています。
申請される場合は、メッセージも併せてお願いします。
その上で、アメンバーの申請を受けるかどうかを判断します。