以前雇われで社長をやっていたときは、オーナーから24時間365日電話がかかってきた。
その電話を取らないと翌日には別の人間が私の席に座るのだといつも言われていたので素直に出ていた。
メールも同じく。返信が一程度遅いと「もういい!お前いらないわ」とグループのメーリングで一言。
前回のブログにも書いたが、今ならブラック…真っ只中でした。
そのお陰様で従業員のグループチャットやグループメッセージ、クライアントからのメールなど、
社内で一番に気付いている自信がある。
そこはブラックに感謝ですが。
経営を行う上で「アンテナ」は非常に重要な要素となります。
昨今の流行はもちろんのこと、時事問題やニュース・情報、これも自らのアンテナで拾うものです。
若き日の私は、何の予定もない平日に伊勢丹、丸井、三越、京王、東武、西武と、できうる限りの百貨店を
ただただ歩きまわり、今年の流行色、値ごろ感の変化、客層などをチェックしていました。
これらの情報をどのように使うのか…はまた次の機会にするとして。
従業員やお客様からの発信に対してのレスポンス。
これも冒頭に書き連ねた様に、いかに「アンテナ」の感度が良いか。
このレスポンスの速さは何よりも相手に安心感を生みます。
正確な答えはそのあとのレスポンスで全然かまいません。
まずは「読んでもらえてている」という安心感を相手に与えることができ、それが重要になります。
自分がした質問や意見、発信した内容に対して相手からのレスがないものほど不安と不信感につながります。
「連絡ありがとう。ちょっと立て込んでいるので後程レス返します」と言われるだけで関係性はより良くなります。
世間に対してのアンテナ。
社内でのアンテナ。
社外・お客様に対してのアンテナ。
何よりアンテナという感性を日々磨いてみてはいかがでしょうか。