【社長業】社長=オールラウンダー>ゼネラリスト | 経営の備忘録

経営の備忘録

経営についての気付き・想い・会社や社員への思いなどを備忘録として認めます。
いつか、このブログをそのまま跡取りに引き継いで良ければいいなぁ。

以前記述(2015-06-11 13:13:06 社員のキャパシティ)と矛盾する話にはなりますが…

あくまでも経営の話ですのでご容赦を。

 

経営を行う社長とは。

一言でいえば「オールラウンダー」であるべきだと考える。

 

私の経歴はかなり煩雑でして、18歳で社会に出てからもう十数社を渡り歩いてきている。

将来なんか見えず、社長になろうと思ってなったわけでは全くない。

が、その十数社の経験が今の私を作り上げてると確信しています。

その十数社のほとんどがベンチャー企業。

今でいうブラックなんて殆ど白…のような会社ばかりでした。

ただ、その過酷さを楽しんで達成感を味わっていたようにも思います。

 

いまでこそブラック企業という名前が世の中を席巻しているので、私は考えが古いのかもしれませんが

渡り歩いたベンチャー企業は「全て」一つの業務・職種に落ち着くなんてことはありませんでした。

例えば、ある企業に勤めたときの私のタスクはこんな感じ(これでほんの一部)

<人事>

採用活動

 ・中途採用媒体掲載

  応募対応  

  費用対効果測定

  広告代理店との打合せ

  校了までのチェック

  同業他社広告チェック

 ・新卒採用媒体掲載

  応募対応  

  費用対効果測定

  広告代理店との打合せ

  校了までのチェック

  同業他社広告チェック

  会社説明会担当~1時面接官(2次面接以降のアテンド)

<総務>

 ・新規出店(3か月に1度のペース)

  不動産企業対応

  不動産内見

  役員への資料作成

  契約対応

  新規出店インフラ構築(LAN・デスク配備・電話など)

 

実際はこれに雑務が入る。書き足せばきりがない…

 

実務としてここまでやれというわけではない。

しかし社長は、会社で行われている全ての職種の業務に気付き、目を配らせ決定し、やると決めたことを遅滞なく進めることが肝要(推進力)。

全てにおいてオールマイティーにやらなければ会社が前に進まない。

私は人事出身だから総務業務はやらない。や、営業だから事務は苦手。という考えは捨てるべきである。

担当を決めて仕事を振り分け、その監督をするだけで良い。

とにかく会社を円滑に進めるためにゼネラリストではなくオールラウンダーであってほしい。と個人的に思うことである。