日本選手権オート 格上の意地  | ヤマジュンのギャンブル日記

ヤマジュンのギャンブル日記

競馬、競艇、競輪、オート、麻雀、旅打ち……。ギャンブル人生40年の大うつけ日記

 

 

飯塚オートのナイター開催、「日本選手権オートレース」は本日、3日目を迎えます。

 

 

 

2日目の昨日は11R青山周平、12R鈴木圭一郎の"2強"が順当に白星を飾りました。

 

9Rは“川口の大器”黒川京介、10Rは地元飯塚のSG・3勝レーサー有吉辰也が、目の覚める速攻劇を披露しました!

 

 

 

 

 

"2強"の一角、青山周平(試走3・28)は7号車から弾丸のトップスタートを放って快勝(上がり3・387)。

 

 

 

 

 

そして現在の「S1」鈴木圭一郎(試走3・27)は、スタートこそ5番手でしたが、道中さばいて快勝しました(上がり3・371=2日目最高タイム)。

 

 

 

 

 

そんな中、"奮闘"が目についたのは9Rの荒尾聡と10Rの高橋貢のレジェンドたち。

 

とにかく2日目は荒尾も高橋貢もエンジンが出ていませんでした。

 

 

 

 

9Rは黒川京介が速攻を決めて、ぶっちぎりの快勝となりましたが、

 

荒尾は2番手スタートながら車が進まず、後続に詰められる大ピンチ。それでも地元の意地とさばきで2着を死守するところに、格上の気迫が見て取れました。

 

黒川の上がりが3・381なのに対し、2着の荒尾が3・413ですから、その苦戦ぶりがお分かりかと思います。

 

 

 

 

 

また10Rは有吉辰也の速攻で頭(1着)は確定しますが、2番手の高橋貢が低調気配。

 

荒尾同様、さばきで2番手を死守しましたが、上がりタイムが有吉の3.377なのに対し、高橋貢が3・394ですから、苦戦ぶりがにじみ出たレースでした。

 

 

 

 

 

 

オートレースは調整(エンジン+タイヤ)が合わないと圧勝できないデリケートな競技。

 

案外、この日の青山や鈴木圭一郎の快勝劇より、荒尾や高橋貢の「しのいでの2着」の方が価値が高いと言えるかもしれません。

 

 

麻雀でも「場」が良ければ誰でも勝てますが、「場」が悪い時こそ腕の差が出るもの。

 

オートレースもエンジンの悪い時ほど、選手の真の実力がモノを言うものです。

 

 

 

 

 

3日目は、

 

青山と鈴木圭一郎の2強のパワー比較に加え、

 

荒尾や高橋貢がどう上積みを図ってくるか、

 

そして黒川や有吉らの速攻派の勢いが本物かどうか、

 

などに注目したいと思っています。