最終日まで引っ張った、ということではなく、
監督とは事前に話していたようですね。
決断したのはかなり早かったのでしょう。
監督のコメントは、「いかにも」って感じですね。
「後悔のない選択をしてほしい」の部分。
2007年のことは、本ブログでも採りあげたことは
ありましたが
監督自身、当時の選択、というか 「移籍のしかた」
に悔いがあったと思います。
CARPでは、前田健太や鈴木誠也はメジャーに行き、
他にも、もともと行きたかった球団に行き、そこで
活躍した選手も何人かいます。
そういう姿は、(ファン目線ではともかくとして)
個人事業主としては成功事例です。
「情に流される」とか、「引っ込みがつかなくなる」
というのは、個人事業主の成功を妨げることが
よくあります。
2007年の新井貴浩は、それで自分自身を追い込んで
しまい、まるで被害者のような会見をしてしまう
ことになりました。
監督は、「必ずしも成功ではなかった先人」として、
思うところがあったのでしょう。スポニチで紹介
されているコメントを見ると、「残念」という気持ちは
「記者に言わされている」ような感じで、本音は
自身の気持ちに正直な選択をしてくれたことを
うれしく思う
ってところだと思います。
チームにとって、戦力的に損失であることは
当たり前ですが、5年前とは違います。移籍先
もそうですが、チームの状況が違います。5年前
は三連覇ではあったものの、明らかに下降線に
入ってました。
どういうチームを作っていくのか、
ここからに期待しています。