9月30日終了時点で
2位 ソフトバンク 69勝67敗2分 貯金2 残り5
3位 楽天 68勝68敗1分 貯金0 残り6
4位 ロッテ 65勝66敗5分 借金1 残り7
でした。
10月1日、ソフトバンクが一人負けだったので
2位 ソフトバンク 69勝68敗2分 貯金1 残り4
2位 楽天 69勝68敗1分 貯金1 残り5
4位 ロッテ 66勝66敗5分 貯金0 残り6
となりました。
この時点では、楽天が有利に見えますね。
4試合をソフトバンクと同じペースで行き、残った
1試合を勝てばいい。
ただ、残り5試合が
ビジターでのソフトバンク戦 2試合
ホームでの日本ハム戦 1試合
ホームでのソフトバンク戦 1試合
ホームでのロッテ戦 1試合
で、5試合中、4試合が直接対決でした。
この4試合が大事なのですが、0勝3敗1分では
話になりませんな。
ソフトバンクは、残り4試合が
ホームでの楽天戦 2試合
ビジターでの楽天戦 1試合
ビジターでのオリックス戦 1試合
で、2勝1敗1分。
ロッテは、残り6試合が
ホームでの西武戦 2試合
ビジターでのオリックス戦 1試合
ホームでのオリックス戦 2試合
ビジターでの楽天戦 1試合
で、4勝2敗。オリックスに2勝できたのが最後に
意味を持ちましたね。
最終的には
2位 ロッテ 70勝68敗5分 貯金2
3位 ソフトバンク 71勝69敗3分 貯金2
4位 楽天 70勝71敗2分 借金1
で決着しました。
前に、「143試合を通じた結果が平均的な力」
と書きましたが
パ・リーグのこの3チームについては、
ここまで僅差ですと、差はないと言っていいでしょう。
思ったのが
ソフトバンクも楽天も
「暗い」
ですよね。
「熱さ」を感じないんですよ。
セ・リーグの立浪監督にも言えることなんですが
「できて当たり前」
「できないのはお前ら(選手たち)の問題」
っていう空気が出ているんですよね。
ロッテに関しては
あれだけ離脱者が出たわけですからね。
貯金2とは言え、立派なものだと思いますよ。
目立ちませんが、吉井監督の手腕も大きいと
思います。
広島の新井監督みたいに、熱さを前面に出す
必要は必ずしもないと思いますが
どういうスタンスであっても、「勝つ方向に向かって
くれている」という認識を浸透させるのが監督コーチ
の役割だと思います。
パ・リーグ3球団を、最後に順位を分けたのは
実力云々ではなく、上に立つ人の差なのではないか。
そんなことを感じる数試合でした。