東京ヤクルトスワローズ 2-1 広島東洋カープ
5連敗ですが
先発投手は、土曜日の森下以外、仕事してます。
応えられない打線が問題です。
1点は坂倉のホームランでしたが
その坂倉が、4回表と9回表のチャンスで打てず
敗因になりました。
坂倉は、キャッチャーとしての能力は
だいぶ上がっていると思います。
相手の打者の研究、ピッチャーを引っ張っていくこと、
今年だけで大きく進歩しました。
しかしバッティングに関しては
当たり前ですが、相手に研究されているんですよ。
今日見て思ったのが
「チャンスで、特に犠牲フライでいい場面で、
どういうバッティングをしてくるか」
を研究されています。
犠牲フライを意識して、高めに手を出す。
それが空振りやファールになって、2ストライクに
なったら、当てにいくだけのバッティングになる。
しっかり把握されています。
坂倉だけの問題ではありませんが
よかった選手も、結果を残せなくなってきています。
相手もプロなのですから、当たり前です。
8回表、1アウト一塁での秋山。甘い球を、しっかりと
捉えました。それが平凡なライトフライ。
これが現状です。
143試合を通じた結果で、順位も個人成績も
決まります。シーズン通じての数字が必要に
なります。
「あの頃はよかったけどな」
は何の意味もありません。むしろ、相手の研究に
負けたとか、体力がもたなかったとか、そういった
事実を示すものです。
チーム全体でも
「一瞬だけ、首位に立った」
ということに、何の意味もないのです。
130試合やって、10の貯金。
これこそが、チームの力を示す数字です。
「8月30日終了時には貯金15だった」
関係ありません。
最終的な順位はわかりません。
今日、3位も4位も負けたので、相対的な関係は
変わっていませんが
いずれにしても、少ない貯金での微差になる可能性が
出てきました。
そうなってしまっては、あまり意味のないAクラス
かもしれませんね。
しかしそうなったらなったで
それが2023年の力であると
考えるしかないです。