地球(テラ)の旅立ち 43 光の未来とは | イッピーの独り言

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ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかドキドキ

 

クリスタルスカルの光は

 

だんだん強くなってきていた。

 

見えている景色の中の太陽の光が

 

強いわけじゃない。

 

それは精霊に分かる光。

 

そしてその部屋にいた人間、脳波の調整を

 

ほどこされた人間には分かる光、それは

 

人間や、植物や、動物そして鉱物が発する

 

命の光だった。

 

命あるもの、意識あるものすべてが発する

 

光だった。

 

それに地球上の景色はそれ以前と比べると

 

どこか違っていた。

 

すぐにその理由が分かった。

 

ビジョンは景色を上から見下ろす

 

アングルになっている。

 

そうなんだ・・・

 

上から見るとビルや家屋がほとんど

 

見えないんだ。

 

みんなは家が地下に潜ってしまったのかと

 

最初は思った。

 

でも違った。

 

普通の家にも屋上や屋根に緑が

 

いっぱいだった。

 

上から見るとまるで森の中に都市が

 

隠れている様に見えた。

 

建造物が植物の助けを借りて

 

最大のエコロジーの効率を

 

上げられるようになっていた。

 

この都市自体が金星の都市と建造物を

 

ヒントに造られていた。

 

金星と言っても見えない次元に存在する

 

都市の事。

 

今はその説明は省くけど、金星には

 

異次元密度の世界がある。

 

最初にその金星とコンタクトした

 

スターチルドレンが設計したんだ。

 

この頃は才能があれば子供のアイディア

 

でも検討され内容がよければすぐに

 

実行に移されていたんだ。

 

だってそれは単純な子供のアイディア

 

ではない。

 

それに他の星の友人たちの助言に基づいた

 

ものだってみんなが知っていたから。

 

大人とか子供とかの区別も社会に貢献する

 

と言う意味では才能があれば同じ

 

扱いだった。

 

植物や鉱物や動物と話ができるように

 

なった人間は結果として自分たちの

 

脳の半分以上を使えるようになっていた。

 

それはすべての人間が今のやまとたちと

 

同じように特殊なビジョン転送方式の

 

会話が出来るようになっていた。

 

それは結果として地球外の生命体と

 

会話ができるという事につながった。

 

そのことがまた人類に革命的な進化を

 

もたらした。

 

交流の結果いろんな宇宙の友人たちから

 

全く新しいそしてよりよい生活の知恵を

 

たくさんもらう事が出来た。

 

人間はその頃宇宙的な愛の概念を

 

理解するようになっていた。

 

宇宙を支配するただ一つの規則・・・

 

それは愛だった。

 

言いかえると一人はみんなのために。

 

みんなは一人のために存在していた。

 

その共通のルールのもと人間は

 

宇宙から来る友人と初めて交流を

 

深めるようになった。

 

それこそがアスカの文明が

 

目指していたもの。

 

逆に言うとそこまで到達していない時に

 

あの進んだ科学知識を持ったことは

 

悲劇だった。

 

文明と意識レベルのギャップが大きければ

 

人はいつか滅びてしまう。

 

かつてのアスカのように。

 

アスカはたまたま自らすべてを葬り去る

 

決意をした。

 

しかし自らそれを選択しなければいずれ

 

そうなることは目に見えていた。

 

もっと醜い形で。

 

スカルの見せてくれる景観は海と陸と

 

森と都市が素晴らしい調和を見せていた。

 

都市自体が一つの意図もったアートだった。

 

やまとは未来の自動車を探した。

 

地上を走っている車はほとんど見られない。

 

しかし時々丸い半球のような形をしている

 

車を見かけた。

 

車というよりは小型の飛行艇のような感じ。

 

それが時々空中を飛ぶような感じで

 

走っている。

 

そんなにスピードは出ていない。

 

すごく優しい走り方をしてる。

 

多分最大の安全と環境に配慮して

 

いるんだと思う。

 

なぜなら現代の常識で言う「道路」や

 

「トンネル」のようなものが

 

どこにも見当たらない。

 

道路はそこに住む動物にとっては時には

 

とても危険なものになるし、それよりも

 

生態系に計り知れない影響がある。

 

遠くに行くときは別の交通機関を

 

利用しているみたい。

 

それがどのようなものなのか見えている

 

範囲では分からなかった。

 

精霊の提案でみんなはいったん

 

お休みをとることにした。

 

何しろ地球の時間で言ったら数百年から

 

数千年の時間を一挙に駆け抜ける

 

ような感じだった。

 

それでも精霊の大容量ビジョン電送方式

 

だから実際の時間はそれほど

 

経ってはいない。

 

多分地上時間の2時間くらいだろうと思えた。

 

精霊はおしゃべりをするような雰囲気

 

続けた。

 

みなさんにはこのスカルの映像だけでは

 

知ることが出来ない事がほかにもあります。

 

みんなは何があるのだろうという感じで

 

身を乗り出す。

 

今まで見ていたものは現在の時の

 

延長線上の物。

 

まだ人類というさなぎが蝶になる飛躍的な

 

進化とは違う。

 

そのことの意味をもうすぐみんなが

 

知ることになる。

 

この続きはまたね・・・

 

 

イッピーの独り言

地球の未来は明るいみたい!

ボクも安心さパー