地球(テラ)の旅立ち 25 沖縄海底ピラミッド | イッピーの独り言

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ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかラブラブ

 

前回の続きグッド!

 

石嶺教授はクルーザーでみんなを

 

黒島沖まで案内してくれた。

 

そこは地元のダイバーや漁師には

 

知られているが海底に人工の遺跡

 

のようなものがある。

 

船の上から見てもなんとなくそれと分かる。

 

今まで海底遺跡と思われるものは沖縄の

 

諸島の近海で無数に発見されている。

 

一番注目を浴びたのが沖永良部島沖のもの。

 

これも明らかに人工のものと思われる証拠が

 

いくつか見つかっている。

 

例えば・・・

 

ロープのようなもので大きな石を引っ張り

 

上げるために付けられたと思われる

 

切り立つ四角の巨石の上の等間隔の溝、

 

々。

 

しかし沖永良部島の遺跡はいまだに自然に

 

出来たとする説がありこれが人工のもの

 

だとする最終的な結論には至ってはいない。

 

しかし石嶺教授はこの黒島の遺跡が人工の

 

建造物であるとの証拠を発見

 

しているらしい。

 

しかもこちらは沖永良部島の物より

 

はるかに古いと言う。

 

それを今からやまとたちに見せようと

 

言うのだ。

 

ダンとジョアン、やまとと栞は教授が

 

用意してくれた研究所の最新の

 

ダイビングツールで教授と一緒に

 

潜る仕度をした。

 

4人ともダイビングに関しては

 

インストラクター級のベテラン。

 

それだけに慎重に装置を点検する。

 

念には念を入れる。

 

自分の装置の点検が終わると今度はお互いの

 

パートナーの装置を点検する。

 

彼らの動きには無駄がない。

 

4人は石嶺教授の後に慎重に水の中に続く。

 

水深10メーター位のところで巨大な

 

それの全貌がわかる。

 

おそらく半分くらい砂に埋もれている。

 

砂から顔を出している部分はほとんど

 

遺跡だとは判別できない。

 

これはあからさまにに古代の神殿のように

 

見える形をしているわけでもない。

 

いくつかそれと思えるものが点在している。

 

ではなぜこれらが遺跡だと判別できるのか。

 

教授からのちに受けた説明では

 

遺跡と思しき部分の石材の材質の色が

 

明らかに違う。

 

その中央の部分の土台が長方形になっていて

 

その縦横の比率がほぼ黄金比率に

 

なっている。

 

さらには4辺がほぼ東西南北に

 

面していること。

 

何よりも海底で小高い丘のように見える

 

いくつかの場所の全体をよく見ると

 

遺跡のような幾何学的配置に見える事、

 

などで判断出来ると言う事であった。

 

教授はそこからさらに下の位置から

 

4人を呼ぶ。

 

彼はそこの場所の状況、

 

周りと色が微妙に違うこと、

 

材質も頭に入れておくようにみんなに

 

支持を出す。

 

その場所からいったん離れ、もう一度

 

全容をみんなに案内するために30分

 

くらいかけて複数ある遺跡の全体を

 

確認する。

 

水の中ではこれらの遺跡は実際よりも

 

巨大に見える。

 

全体の大きさは想像の中でしか見えて

 

来ないがやまとたちはその大きさに

 

圧倒された。

 

もしかすると全体の規模はエジプトの

 

大ピラミッドくらいかも知れない。

 

全員が教授の指示で休憩のために

 

いったん船に戻る。

 

教授は船の上で再び説明を始める。

 

先ほど記憶するようにと指示をした

 

あの場所には古代の巨大なクリスタル

 

のようなものが隠れている。

 

石嶺教授はそれを偶然一人でつい最近

 

発見した事。

 

そのクリスタルには何か文字のようなもの

 

が確認されている。

 

あのクリスタルは大きすぎて

 

すぐに全部掘り出す事は出来ないが

 

少なくともその全容が知りたい。

 

これだけの信頼できる友人がいれば

 

それが可能であること。

 

そこでみんなでそれを手伝って欲しいと。

 

誰もそのことに反対するどころか

 

みんなが目を輝かせている。

 

次の潜水は全員でその作業に当たる

 

ことにした。

 

ロープや水中カメラ等を手にみんなが再び

 

海の中に潜水を再開しようとしたその時に、

 

船の周りを取り囲むように4頭のイルカが

 

しきりに何かを訴えているように泳ぎながら

 

こちらに向かって声を出している。

 

この続きはまたねグッド!

 

 

 

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