ボク達ワンからのありがとう | イッピーの独り言

イッピーの独り言

ボクの名前はイッピー。わんこのビション・フリーゼです。ボクが見たことや聞いたことを書きたいと思います。少し不思議なお話もたくさん出てくるかもしれないけど、みんなが気に入ってくれるといいな。

みんな元気ですかラブラブ

 

あるお彼岸のペット霊園での事グッド!

 

その日虹の橋を渡るあるワンちゃんと

 

友達になった。

 

その子はとても優しい目をしていた。

 

そして自分はワンだけど、お家の小さい

 

人間の女の子を自分の妹だと思って

 

可愛がっていた。

 

そして虹の橋を渡るときに

 

「僕はいつでも君を見守っているからね」

 

って言ってその小さい妹とお別れしたんだ。

 

僕はそのワンちゃんと久しぶりに虹の橋の

 

手前で会った。

 

なにしろ・・・

 

僕が虹の橋を超えるわけにはいかないから

 

(・・・あは!)

 

いつもその子と会うのは、虹の橋の手前。

 

その子は言った

 

今たくさんの人が、すごくたくさんの人が

 

僕たち動物のために祈ってくれている。

 

僕たちはその事にとても勇気と元気を

 

もらっている。

 

今までこんなに人間に気にかけて

 

もらったことがない。

 

だから、僕たちワンコやニャンコだけ

 

じゃなくてほかにもたくさんの人間と

 

暮らした動物たちがとても感謝している。

 

本当にありがとうって言ってる。

 

そのことがすごくうれしい。

 

無関心でいられたら悲しいしね。

 

でも僕たちは

 

手放しでそれがうれしいわけじゃないんだ。

 

なぜって・・・

 

人間はとても心のエネルギーが強い。

 

心に思った事をすぐに引き寄せる。

 

だから、悲しい事に焦点を当てすぎると

 

さらに悲しいことを引き寄せるんだ。

 

それは、ボクたちにとっては

 

悲しいことなんだ。

 

だって人間が悲しんでいると

 

僕たちはすぐに前の優しかった飼い主さんや

 

妹のもとに帰って行けなくなるんだよ。

 

僕たちも生まれ変わる時に魂の成長のため

 

次の生まれ変わる場所を選ぶ。

 

僕たちにとって死とは

 

神様がくれたチャンス、

 

おくりものなんだよ。

 

それって死なないと分からないけど

 

死は・・・

 

新しい家族と新しい友達と新しいワクワク

 

の経験をするために神様がくれた

 

プレゼントなんだよ。

 

だから僕たちは、僕たちが死ぬ時に経験した

 

家族の深い悲しみはもう必要がないんだ。

 

その悲しみがそこにあると

 

そこには戻れないんだよ。

 

僕たち動物も

 

ある時は人間も

 

わざわざ悲惨なつらい生き方をしたり

 

悲惨な死を死ぬことを選んで

 

生まれて来ることがある。

 

その多くは生きている人たちへの

 

メッセージを残すため。

 

そして、それは自分のエゴを卒業する

 

ためには必要な経験って時もあるんだよ。

 

人も動物もつらい経験があって初めて

 

良く見えて来る事ってあるんだ。

 

悲惨な死を遂げた僕たちには

 

ただみんなからのありがとうの一言で

 

僕たちのメッセージは受け止めて

 

もらえた事になるんだ。

 

なぜなら僕たちの死の意味を分かって

 

もらえたから。

 

それだけで僕たちの死は無駄に

 

ならないんだよ。

 

だからありがとうは

 

1回で充分なんだよ。

 

その子は最後にこう言った。

 

君たちにはもっともっと楽しい

 

経験をしてほしい。

 

もっともっと生きている時にしか

 

出来ないことを経験してほしい。

 

そして生きていることが、それだけで

 

ワクワクするような素晴らしいって事

 

だって知ってほしいんだ。

 

そして

 

会いに来てくれて心からありがとう・・・

 

 

 

イッピーの独り言

わたたっ・・・もうちょっとで虹の橋

渡っちゃうとこだったよ・・・あぶね~あせる