みんな元気ですか
ボクの時空旅行
今日はお休みだしこんなお話を。
ボクは夢の中で時々ファルコンになって
色んなところに行く。
時には地球の裏側にも。
ボクは以前こんなおはなしを書いた。
お気に入りの場所はアメリカの
アリゾナ州のセドナ。
セドナの空は抜けるように青くて、
と言うより晴れた日に空の真上を
見上げるともう青い空じゃなくて宇宙と
直接つながってるようにほとんど黒いんだ。
想像つくかなぁ！
それからフランスのパリ。
パリは地球の喉のチャクラ。
だからパリっ子は皆おしゃべり大好き。
10人十色じゃなくて100人百色って感じ。
フランスでは時には南のコート・ダジュール
まで行くこともあるよ。
そこのサントロッぺとかボーリューとか
あまり知られていない街も
ボクのお気に入り。
サントロッぺにはヌーディストビーチが
あるし・・・にゃは！
ボーリューには勝てそうな小さなカジノが
あるんだよ。
ニースのヨットハーバーは絵葉書きに
負けないくらいきれい。
そこにたまに、見るからにアジア風の
木造の大型ヨットがいるんだ。
だから通りを歩いていると時々、あれは
君の船かって聞かれる時もある。
でもきょうはなぜか今まで行ったことも
ないような出来るだけ遠い所に行って
見ようと思った。
夢の中は意識の世界。
だから光よりもっともっと早く飛べるんだ。
ボクは宇宙の果てまで行ってみようと
思った。
そこがどんな風になっているのか
見てみたいしね。
ボクはかなり遠くまで飛んで来た。
すごいスピードで飛んで来た。
さっき通り過ぎた星はその星全部が
ディズニーランドだった。
詳しくは見る時間はなかったけど
ボクは思った。
人間が想像する世界は宇宙のどこかに
必ずあるんだ。
ボクはもうここいらあたりが宇宙の果て
かなと思うところまで飛んだ。
なんだか気分はファルコンか孫悟空か
分からなくなった。
ここに来る前は、地球から想像する宇宙の
果ては真っ暗で星も死に絶えた暗黒の世界
とか思ったさ。
でも全然違った。
確かに近くには誰もいない。
何もないように見える。
でも精霊のボクにはわかる。
何かがそこにはいるんだ。
それに決して嫌な感じはしない。
姿が見えないけど怖くもない。
その反対にとても優しい感じがする。
ボクはためしにつぶやいてみた。
「ボクはここにいるよ」って。
すると何かが応えた。
「キミがそこにいてくれてボクはうれしい」
って。
そしてちがうところからも同じ応えが
帰ってきた。
「キミがそこにいてくれてボクはうれしい」
って。
その声を聞いてボクはうれしくなった。
とてもうれしくなった。
だって誰もいないと思った宇宙の果てで
誰かに会えたんだ。
しかもボクがそこにいる事を
喜んでくれている。
そしてその声はなんだか知っているような
声の気がする。
なんだかとても懐かしい感じがするんだ。
だからお返しにつぶやいた。
「キミたちがそこにいてくれてボクも
本当にうれしい」って。
だってこころからそう思ったから！
すると楽しそうに遊んでいるような声が
笑った・・・「あはは。」
ボクは思った。
どこにいてもボクは一人じゃないんだ。
そして次の瞬間ボクはふとこうも思った。
ここはボクの心の中なんだ。
あまりに遠くまで来たから
結局自分の心の中まで飛んで来た
のかもしれない。
一番遠いところは一番近くなんだって。
ボクは違うことを思い出した。
昔のことわざの「灯台もと暗し」は
本当は宇宙の構造のことを
言ってるのかもしれない・・・
ファルコンに変身する時のボク・・・