ブログの引っ越し完了
しばらくブログの更新ができず、
覗きにきてくれた方、すみません。。
更新出来なかった理由は、
アメブロが中国からアクセスできなったことです。
その後、仕事に忙殺されて2ヶ月余りが過ぎてしまいましたが、
やっとGooブログへの引っ越しを終えました。
Gooブログもまた突然、中国からアクセス不可能になってしまうことも
十分に考えられるのですが、みれる間だけでも
続けていくしかありません。
引っ越し先:
http://blog.goo.ne.jp/yichintang
春節休みのお知らせ
昨日の話題にもありましたが、もうすぐ春節休みが始まります。
各種のお呼ばれ、食事会など何かと集まる機会が増えるのもこの時期です。
すでに10日ほど前からそういう外出が増えつつあります。
「忘年会」という概念はありませんが、
要するに会って、しゃべって、飲んで旧交を温めるのは、
年末年始のこの時期が多いのは、同じです。
ええー。前置きが長くなりましたが、
これから外地への外出の予定などもあり、
ブログの更新をしばらくお休みさせていただきます。
2月20日まで「春節休み」に入ります。
「その野放図な長い休みの取り方、まるで昨日の話題に出た、田舎に帰る中国人並みではないか」といわれそうですが、まさにそのとおりでございます。
この春節休みは、田舎も回る予定です。
休み明けによきレポートができることを願いましてー。
皆様もよいお年を!
春節前、涙のセール
ええー。本日、翻訳が忙しすぎ、ブログ原稿の貯金も切れてしまったため、
胡同物語は、お休みでございますー。
お気楽な日常生活の雑談で、失礼いたしますー。
もうすぐ春節です。
すでに北京市内の民族移動が始まっています。
この時期は公式には、まだまだ休みではありませんが、
1、出勤を自分で決められる自営業者。
2、お声がかからなければ基本的には、やることのない日雇い労働者。
3、いつ職を失っても、またどこでも雇ってもらえるほどの単純労働者
(例: ウェイター、ウェイトレス、一般事務)
4、いつでもまたどこかで雇ってもらえるほどのある程度の技術者
(例: 理髪師、美容師、コック)
という人たちは、「そろそろ帰るべ」と、自分で決めてさっさと春節の半月ー1ヶ月も前に田舎に帰ってしまいます。電車も飛行機も混むわ、値段が上がるわ、という時期まで待つなどまっぴらごめんというわけです。
その際、3,4の人は、事前に帰らせれてくれないなら、自分からやめます、
という覚悟か、脅しが入るので、やはりやたらと早く田舎に引き揚げていきます。
彼らが再び都会に姿を現すのは、元宵節が過ぎてから、
つまり新年の最初の満月の日である旧1月15日を過ぎてからが圧倒的に多いです。
正味1-2ヶ月ほど田舎でのんびりするわけです。
そのまま帰ってこない人もたくさんいます。
若い女性の場合は、世間を見るための社会勉強のような気分で
都会生活を数年堪能し、田舎でお見合い結婚するか、
やや近い地方都市に落ち着く人も多いようです。
何しろ北京の生活は、タコ部屋のような過酷な住居環境、
高い物価のために貯金もろくにできない、あらゆる誘惑のために
給料はレジャーや買い物に消えて行く、という調子で、
一生を過ごすのは、現実的ではありません。
数年楽しんだら、そろそろ落ちつくべ、という気持ちでしょう。
さて。そんなあわただしい街中ですが、家の近所に空き店舗を借りて
景徳鎮のツボを売る店が、激しく文字を躍らせた書きなぐりとともに登場。
なかなか言い草が面白いので、思わず、写真を撮ってしまいました。
「回家过年,运费太贵。
十万火急,要钱不要货」
(田舎へ帰って年を越したけれど、運賃が高すぎて持ち帰れず。
十万の火のごとく大急ぎ。ほしいのは現金。商品ではなし)
「打包回家,景德镇陶瓷。返程困难。
宁可亏在首都,不愿带回瓷都。给钱差不多就卖。
十万火急。景德镇陶瓷。挥泪大甩卖」
(荷物をまとめて家に帰りたし。景徳鎮の陶磁器。帰り道は困難。
たとえ首都で損しようとも、磁都に持ち帰りたくなし。お金も大体あれば売りたし。
十万の火のごとく大急ぎ。景徳鎮の陶磁器。涙をぬぐって持ってけ泥棒)
宁可亏在首都(shoudu)
不愿带回瓷都(cidu)
の部分は、後ろがきれいに韻を踏んでおり、
「おお。なかなかやるのお」という感じです。
きっと早く売れろ、売れろと一日一日、がんばって売っていたのでしょうが、
日はどんどん過ぎて行き、電車はますます混んでゆく。
ええい、もう誰でもいいから持ってけ!!
という気持ちでしょうか。