2025年12月30日(火)
あと2日で、2025年も終わる。明日は私の家の隣の了圓寺の除夜の鐘の音を
聞きながら、今年も暮れるであろう。私のように放送大学の学生となっているもの
には、確かに12月31日は通過点であるかも知れない。学年が終わる2026年
3月31日の方が、感慨が深いかもしれない。しかし、2025年の区切りとし
て、2025年も含めた今までの学習を振り返って見たい。今までこのブログで述
べてきたことの焼き直しになることを承知で、振り返リを記述する。
私の学びの面で、今年は1つの区切りの年であった。それはこのブログでも何度
も書いたように、2024年度10月期(不合格)と再試験として2025年度4
月期に、学位授与機構に学士(理学)の申請をして合格したことである。学士(理
学)の5専攻(注1)うち、「数学・情報系」の専攻分野での申請であった。前回の
不合格から今年6月10日(日)の再試験に向けて、『学業の成果のレポート」(小論
文)の内容を吟味しながら、微分積分学・古典的な微分幾何学(主に曲面論)など
を真剣に学習したことが合格につながったと思っている。学士(理学)が授与された
ことで、理学部数学科を卒業したのと同程度の学力があると公式に認められたことに
なる。 「学習の成果のレポート」として数学で本文A4用紙17ページの小論文を書く
ことができたことに、大いに満足している。
ここで、合格につながった岐阜大学教育学部社会学科法経教室を卒業して以降の数
学の学習を振り返っていこうと思う。
理学部数学科を卒業したのと同程度の学力があるといっても、私は科目履修生とし
て理学部数学科の授業を受けたことがない。学習塾の講師をしていた私が科目履修生
として昼間に車で通える大学として、理学部数学科がある大学は1つもなかった。名
古屋大学理学部や名城大学の理学部も考えたが、車での通学が認められない。した
がって、数学の授業を受けるのに、岐阜大学教育学部と岐阜聖徳学園大学教育学部し
か選択肢がなかった。数学の単位は玉川大学通信教育課程や放送大学での修得を除く
と、(中退した岐阜聖徳学園大学大学院国際文化研究科での数学科目の単位修得も含め
て)すべてこの2つの大学での科目履修生(大学院は通学制、そのときに履修した教
育学部は科目履修生)としてのものである。できることならば、理学部数学科の講義
を一度は受けたかったとの思いがある。
数学関連の学習は、学位授与機構に学士(理学)を申請することを目的としたわけ
でなく、中・高校の数学1種教員免許状を取得するためと数学の学習そのものをさら
に深めたいという動機からであった。たまたま単位の修得が多くなったので、学位授
与機構に学士の申請をしたのが本当のところである。(注2)
私は来月に74歳になる。もっと早く申請するべきだったのかもしれない。しかし、
「数学・情報系」の専攻関連分野として申請に必要な物理学・地学などの単位を放送
大学で修得するまで、他大学や通信制大学で履修したことがなかったことも理由の1つ
である。それに何より私が学位授与機構についても、この「積み上げ型の学士修得」
という制度があることについても、詳しく知らなかったことが1つの理由でもあっ
た。(注3)
とにかく私にとって、学士(理学)が授与されたことが今年度一番の思い出であ
る。そして、合格に向けて一生懸命学習したことが思い出である。学士(理学)の取
得によって、今まで各大学で数学を学習して数学の単位を修得してきたことが1つの
形とすることができたことが何よりうれしい。
2番目の学習の思い出は、2014年に放送大学に籍を置いて今年度で12年目に
なるまで学習をつづけたことである。選科履修生として6年間、全科履修生といて6
年間、在籍したことになる。
選科履修生の最初の4年間は、物理学を理解することを目的(注4)として卒業を
目指す気にならなかった。単位数を重ねたので、5年目に「自然と環境」コースに3
年次編入学した。また選科履修生であった残りの2年間の在籍は、学位授与の申請の
関係である。学士(理学)が修得できたので、全科履修生に戻ることにした。
この12月3日には、放送大学教養学部の「心理と教育」コースに全科履修生とし
て継続入学手続きをとった。入学時に4単位~10単位修得すれば、2年後にはこの
コースの卒業となる予定である。卒業すれば4度目になるが、このコースの卒業で
もって、放送大学での学習のまとめとしたい。卒業後は「社会と産業」コースに継続
入学して6年間在籍し、のらりくらりと・・・との思いである。いずれにしても、
「心理と教育」コースの卒業が最後になる。東京での学位記授与式に参加して、まと
めとしたい。
2025年もほぼ毎週1回の割合で、自習のために岐阜学習センターに出かけた。
このブログでも「ちょっと休息」で、Facebook投稿より転載した。2026年度も
今年と同じようなペースで自習のために岐阜学習センターに行くことになるであろ
う。
放送大学への継続入学については、入学許可書が郵送されてきたときに再度触れ
よう。
以上、2025年(および、それまで)の学びを振り返ってみた。
(注1)
学位授与機構への学士(理学)の申請の際の専攻は、次の5つである。
➀数学・情報学系
②物理学・地学系
③化学系
④生物学系
⑤総合理学
このうち②・③・④の専攻の申請には、実験科目の単位を必須とする。
(注2)
遙か昔、高校2年生までは理学部数学科に行きたいと思っていた。中学時代は数学
が苦手であった。しかし、高校時代には数学の教員の影響もあって、数学は得意科目
になった。高校のときは理系のクラスであったが、それが理由は覚えていないが3年
生になって気が変わった。文系の学部、特に文学部を受験することになった。文学部
は不合格であったが、岐阜大学教育学部に入学して副専攻として国語・国文学を履修
した。(後に、放送大学で国文学を中心に学んで「人間と文化」コースを卒業した。)
大学を卒業してから、中学校・高校数学の1種教員免許状の取得を考えて、数学の
学習を始めた。数学の魅力が忘れられなかったかも知れない。この年になっての学士
(理学)の取得は、遙か昔の高校時代の高校2年生の時の夢をかなえたことになるよ
うな気がする。
(注3)
直近の学位授与機構への一般の申請者および合否結果は、次の通りである。
申請者 547人 ,合格者 470人 ,不合格者 77人
申請者 272人 ,合格者 206人 ,不合格者 66人
(注4)
2014年に放送大学に入学した動機は、物理学を理解したいということであっ
た。物理学とともに宇宙物理学(宇宙科学)にも関心が広がって、これまで多くの物
理学・地学の科目を履修して単位を修得してきた。それらの単位は、学士の申請に役
だった。
ただ物理学については、数学のように理解できたとは思えない。力学・電磁気学・
相対性理論・量子力学と放送大学で広く浅く学んできたが・・・。どれも中途半端な
理解になっているように思える。その証拠に、数学の大学入試問題は解けるが、物理
基礎・物理の入試問題が数学のように解けない。物理学のような理科(自然科学)に
ついては最近、2014年の入学当初の関心を失いつつある気がする。ここ数年は、
放送大学では文系科目の履修の方が多くなってきている。文字通り、幅広い「教養」
を得るというスタンスに変わってきていると思う。