ゼレンスキー大統領とトランプの会談がもの別れに終わったわけですが、最初からトランプ相手にまともな話やましてや交渉などできるわけありません。ホワイトハウスがプーチンの手先になったことがはっきり見えました。ヨーロッパはこれに対し、ウクライナ支援を明確に打ち出して、ロンドンでサミットを開催しました。邪悪なものに対してはっきりと立ち向かう姿を見て、日本の政治家は一体どう思っているのでしょうか?

 

ヨーロッパがアメリカからの独立を目指しているのに対して、日本がアメリカ依存を深めて「トランプは日本のことをわかってくれるだろう」などと考えているとしたら大間違いです。大丈夫なのでしょうか、日本・・・・

 

一方私生活の方も楽しくないことばかり。介護はもちろん楽しくなんてありません。物事を理解する能力が低下している高齢者とコミュニケーションを取ることほどイライラし体力を持っていかれることはありません。

 

そして本日の極めつけは確定申告です。

 

e-taxは評判が良くないのでこれまではwebで入力して書類を作成して郵送していましたが、今回は初めてe-taxを利用しました。というか、e-tax以外できないような誘導の仕方を経験しました。

 

やり始めたら案の定、わかりにくいインターフェイス。慣れれば何と言うことはないのでしょうが、初めて使うとかなり戸惑います。

 

そして、多分マイナポータルとの連携を選んでしまったせいか、スマホで散々マイナカードをスキャンさせられ、同じことを何回も入力させられやっとのことで終了。そして提出のボタンを押すと、あなたは確定申告する必要はありません、というメッセージが現れて、もう一挙に力が抜けてしまいました。あれだけ苦労したのに・・・

 

医療費が10万円を超えても還付金をもらうことはもうないのでしょうか。

 

いずれにしても確定申告しなくても良い人の条件がわかったから、もう2度としません!

 

最近は何でもスマホで入力するようになっています。便利と捉えるか、同じ申請でもパソコンでやりたいと感じるか、世代の差が現れるのかもしれません。私はスマホ世代ではないので、推し活や趣味の世界のこと以外はスマホを使いたくありません。もともと電話が大嫌いな人間なので、介護でいろんなところから電話が来るのも愉快ではないし。

 

一つだけスマホに感謝していることがあるとすれば、NHKイタリア語講座(ラジオ)を聞くために、らじるらじるというアプリをダウンロードしておくと、好きな時に聴けることです。どんなに疲れていても、辛い時でも、イタリア語学習で救われています。

昨日は青梅市の特養に入居した義母の妹の様子を見に行ってきました。同じ東京とは思えない、見渡す限りの山々。静かでいいところです。

 

自宅から2時間かかるので往復で4時間。ちょっとした遠足です。その後義母のところにも行ったので、なんだか一日中電車に乗っているような錯覚にとらわれました。

 

義母の妹は特養に馴染んでおり、とても楽しいし食事も美味しいと嬉しそうにしていたので一安心でした。こんなところ嫌だと言われたらどうしようと夫とヒヤヒヤしながらの訪問でしたが、良い方向に期待が裏切られて嬉しかったです。介護士さんもプロの極致とも言える素晴らしい人でした。最近は外国人も働いていて、昨日は私たちの写真を撮りにきてくれました。特養のイメージは私の中で大きく変わりました。

 

この特養は駅から遠いので送迎車を出してもらえます。昨日はそのドライバーの男性と話をして楽しい時間を過ごしました。寝たきりのお母さんの話とか、兄弟の話とか、年金生活は苦しいねえという話や、地域の役職をたくさん引き受けて忙しいとか、その一つに神社の賽銭を数える仕事があって、実は銀行にそれを収めようとすると手数料取られると言う話など。そういえばコインを預けるときに手数料取られるんでしたね。

 

それから、最近はコンビニでもレストランでもみんなタッチパネル方式だから、あれが使えないと飯も食えないねえ、なんて話もしていました。そういえば、省力化でセルフレジも当たり前になってきた昨今ですが、実はセルフレジ導入で効率よく物事が運ぶのかといえばそうではないなんていうニュースを見たことがあります。上手くできない人を店員がサポートしなければならないので省力化にならないという話です。

 

それでここからが今日の本題で、私が怒り狂った話になります。

 

特養を後にして、東京駅まで戻り、ハンバーグを食べたいという夫とともにオアゾの中にあるツバメキッチンに入りました。ちょっと来ない間にQRコードから注文する方式に変わっていました。

 

QRコード方式には別に驚かないのですが、問題は、自分が注文したい料理がどこにもないのです。テーブルの上のメニューにはあるのに、スマホの画面に出てくる料理の一覧にはないのです。結局店員を呼ぶというボタンを押して、店員さんにきてもらって注文しました。

 

これって省力化でもなんでもないですよね。完璧な省力化を目指すならメニューにある料理全てをQRコードから注文できなくては嘘ですよね。なんだか自分が、タッチパネルを操作できないお年寄りみたいに感じられてとても不愉快でした。

 

省力化には問題があるようにしか思えませんでした。

 

私はセルフレジは大好きなのですが、時々、バーコードがうまく読み込めない(冷凍食品のバーコードがねじ曲がってしまって読み取れない)こともあって店員を呼ぶこともありますし、バーコード読み取りが敏感すぎて同じものを2回入力したことになる場合もしばしばです。何よりもレジの店員さんとこれ美味しいですよねなどという他愛もない話をする楽しさがありません。アメリカのスーパーではその楽しさがたまらなくて、レジで自分の番が回ってくるのが嬉しかったものです。スモールトークの楽しさがだんだんなくなっていきます。

 

アインシュタインがAIについて語っている内容が面白くて、quoteを書き留めるノートに最近書き加えたところです。彼は人間の仕事がAIに奪われるからよくないというのではなく、AI導入の結果、人間と人間のコミュニケーションが少なくなっていくことが問題なのだと言っています。その通りだなあと思います。

 

 

ロシアのウクライナ侵攻3周年を迎え、ヨーロッパの首脳たちはキーウを訪れました。

 

トランプがウクライナを見捨ててプーチンと手を組む今、ヨーロッパ諸国はアメリカに対する大反撃を開始したように見えます。

 

昨日は、マクロン大統領がトランプと会談した際に、トランプの嘘を暴いて反論する場面が大々的に報道されました。fact checkとはこういうことを指すのだと胸がスカッとします。

 

また、各国のウクライナ大使館には多くの人々が集まり、ウクライナに対する支持を表明していました。

 

ドイツでは選挙があり、ショルツ内閣は倒れましたが、次の首相はヨーロッパがますます結束を強め、アメリカに対する依存を減らして自立しなくてはいけないと述べていました。ドイツの財務相は、G7にロシアが復帰することなどないと述べましたが、これはトランプがロシアがG7に復帰するのは素晴らしいことだとか、そもそも2014年にクリミア侵攻を理由にロシアをG7から追放したことが誤りだなどと述べたことへの、明確な反論です。

 

冷戦終結とともにG7にロシアを入れたG8となったわけですが、独裁体制のもとで対外的な侵略を行う国がメンバーであり続けるなどあり得ません。日本はG7のメンバーですが、独裁国家に対する明確な態度を示せるのか不安です。今やアメリカも怪しいわけですから、ヨーロッパ諸国やカナダのようにはっきりした態度を示して当然ですが、どうも違うような気がする・・・

 

さて、私が一番感動したのは、キーウに集結したEU首脳の会合(ウクライナサミット)におけるフィンランド大統領のアレクサンデル・ストゥブ(Alexander Stubb)のスピーチです。TikTok動画が流れていて、私はそれを見ました。去年の4月14日と6月18日のブログにフィンランドのことを書きましたが、今回のスピーチは本当に素晴らしかったです。

 

彼はウクライナ支持、対露強硬派で知られています。フィンランドは、ロシアによるウクライナ侵攻によってその脅威をはっきりと認識し、従来の中立主義を放棄してNATO加盟の道を選びました。スピーチの中でロシアの侵略を認めようとしないトランプ政権を名指しこそしませんでしたが、「誤解があるようだ」と言う婉曲な表現で批判していました。そして、ロシアの侵略はウクライナだけの問題ではなく、ヨーロッパ全体の問題であること、独裁者プーチンを信じてはいけないこと、プーチンと交渉して問題を解決できると思ったら間違いであることなどを明確に述べていました。ちなみに、中国に対しても事情は同じだと述べています。

 

その上で、peace prosessには三段階あると指摘しています。第一は停戦以前の問題。ロシアにmaximum pressureをかけること。第二が停戦とコンタクトラインの形成及びpeace keeping,信頼醸成、捕虜や連れ去られた子供たちを取り戻すことなど、第三が実際のpeace processであり、領土問題は初めてこの段階で話し合われる。そして交渉テーブルに決して乗らない問題は、ウクライナのEU加盟、NATO加盟、ウクライナの防衛、ヨーロッパの安全保障だと言っています。これらはヨーロッパの問題であり、ロシアがあれこれ言える問題ではないと言うわけです。

 

見事な論理の展開です。アメリカがおかしくなってしまっている今、ヨーロッパが結束を強める必要がますます高まっていますが、彼のスピーチはその一つの表れではないかと思いました。