高市さんは両親の介護の経験があるそうです。政調会長の時にお母さんの介護で東京と奈良を行ったり来たりの生活だったそうです。介護はただでさえ大変なのに、政調会長の仕事と一体どう両立できたのか私には想像もできません。
一番困ったことはゴミ出しだったそうです。近所の方にお願いして出してもらったとのこと。これはとてもよくわかります。私もゴミ出しのために早朝横浜まで行ったことがあります。
このゴミ出しの経験から、自治体がごみ収集に直接来てくれる制度を作ったのだそうです。
そうだったのか。高市さんの努力でゴミの直接収集(高齢者向け)の制度ができたのですね。私の義母の住む横浜市には「ふれあい収集」というのがあって、資源循環局が一人暮らしの高齢者の自宅に直接収集にきてくれるのです。本当に助かっています。いくらヘルパーが毎日入ってくれていても規則通りゴミ出しまではできません。
一時期、ボランティアの方にお願いしてごみ収集日の朝、取りに来てもらうようにしていたのですが、認知症が進んでくると、ボランティアさんがきても玄関口まで出ていけないことが増えてしまい、どうしたものかの悩んでいました。ケアマネが決まって、ヘルパーも介入するようになって、ふれあい収集を利用する道が開け、ゴミ問題は解決できました。その背後に高市さんの努力があったとは知りませんでした。
介護の辛さにはいろんな側面があり、どの介護一つとっても同じではありません。こればっかりは介護をやったことのある人でないとわからないものなのです。世間には介護が大変だという情報が溢れていますが、テレビ番組も含めて多くは綺麗事だと私は思っています。実態はもっと凄まじいはずです。本当のところは誰も表に出さないでしょう。
高市総理はそういうことも含めて現実を知っているから、少しでも介護制度をより良いものにしようと尽力してくれると思います。介護制度が揺らいだら、介護をやっている人たち(ケアをする家族、ヘルパー、ケアマネなど)が崩れてしまったら、日本は「世界の真ん中で咲き誇る」なんて無理だということを高市総理は誰よりもわかっているんじゃないかな。