5/3の体調(免役) | ~ひろりんの日記~

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病気と日常の日記だよ~(^^)

●5/3 晴れ

 

昨夜就寝後もトイレに何度か目を覚ましました。布団から起き上がる度に立ち眩みを起こしました。

 

朝起床してインシュリン薬ノボリンNを6単位皮下注射すると共に、朝用の薬を服用しました。

 

 

コロナ禍以降、免疫細胞という言葉があちこちで聞かれるようになりました。

免疫細胞とは白血球のことです。免疫は、ウイルスや細菌、がんなど自分の身体にとって好ましくない病原体が身体に侵入した時にそれらを攻撃して身体を守ろうとする非常に高度な反応です。

白血球は大きく「自然免疫細胞」と「獲得免疫細胞」とに分類されます。自然免疫細胞は自らの意思で行動します。

一方、獲得免疫細胞は過去に一度身体に侵入したことのある病原体情報を学習して記憶し、次に同じ病原体が身体に入ってきた時にいち早く攻撃できるようにする細胞でリンパ球と呼ばれます。

獲得免疫は、

①マクロファージが病原体を食べてその情報をヘルパーT細胞に伝える

②ヘルパーT細胞はキラーT細胞とB細胞に病原体情報を記憶させる

③病原体が侵入するとヘルパーT細胞がキラーT細胞とB細胞に攻撃を仕掛けるように命令を出す

④キラーT細胞は病原体に強力な攻撃を仕掛ける

⑤B細胞は抗体で病原体に攻撃する

自然免疫細胞は各人が持っている自分固有のHLA(ヒト白血球抗原)遺伝子と合わない細胞が身体に侵入すると敵=病原体と見なして攻撃を仕掛けます。

一方、獲得免疫細胞は、そうした病原体が身体に入ってきても最初は知らんぷりです。分析してB細胞やT細胞の中にいる記憶細胞がそうした病原体情報を記憶して始めて行動を起こします。

がんなど強力な敵を撃破するためには自然免疫細胞だけでは力不足で、獲得免疫細胞の援軍が絶対に必要です。

がん細胞が血流に乗って流れてきて、リンパ節に辿り着くとそこでがん細胞とリンパ球の命をかけた凄絶な闘いが始まります。

運良くがん細胞を撃破するとリンパ節に辿り着いたがん細胞は死滅します。けれど、運悪くリンパ球ががん細胞に負けてしまうと、リンパ節転移となってしまいます。

ワクチンは無毒化した病原体情報を獲得免疫細胞の記憶細胞に記憶させ、以降同様の病原体が身体に侵入してきた時に獲得免疫細胞が攻撃を仕掛けるようにさせるものです。

免疫細胞は自分の身体は攻撃しません。つまり、免疫細胞は自分の身体なのか病原体なのかを瞬時に見分ける能力があるということなんですね。

 

つづく・・・。

 

0時熱36.6℃。血圧95/62。脈拍94。