2018年夏の海外旅行はベトナム。世界遺産を求めて中北部を周りました。
「ホイアン」は16~17世紀に「海のシルクロード」の中継点として発展しました。
「ホイアンの古い町並み」は世界各国の文化が流れ込み、様々な様式の建築物が立ち並びます。
観光初日はホイアンに宿泊し、その素晴らしさを堪能させていただきました。
ダナン空港から40分程の距離なので、バスもあるけどホテルにタクシーを頼んでおくと楽です。
もちろん空港で乗ることもできるけど、ふっかけられる場合があるので。
ホイアン到着後ホテルチェックインしてすぐに世界遺産の街中散策を始めました。
【来遠橋(日本橋)】
冒頭写真の「来遠橋」は日本人町と中国人町をつなぐ木造の太鼓橋。
1593年に日本人が作ったとされ「日本橋」とも呼ばれる。
ホイアン名所の一つで人がいっぱいです。
ちなみに通り抜けるだけならタダだけど、中を色々見る場合にはチケットが必要。
ホイアン施設入場共通券(5枚入り)があるので、中に入ってじっくり見たい人は購入してくだいさね。
橋の中と橋からみた景色。中には小さいお寺がありました。
夜の来遠橋。祭り(満月の夜)の時にはもっと派手なライトアップがされるとの事。
夜と昼の比較。ベトナム紙幣2万ドン札にも描かれています。
早朝はまた違った顔を見せてくれます。
◇場所の情報
名前:来遠橋(日本橋)
住所:
地図:来遠橋
【タンキーの家(進記家)】
「タムキーの家」はホイアンで最初に文化遺産に登録された建築物。
広東省から移住した商人が貿易による蓄財で建てた家。日本/中国/ベトナムの建築様式を取り入れている。
◇場所の情報
名前:タムキーの家(進記家)
住所:
地図:タムキーの家
【クアンタンの家(廣勝家)】
「クアンタンの家」は福建省出身者が建てた古民家。
日本と中国の折衷様式で7代300年に渡りベトナム人家族が住んでいる。
広東省から移住した商人が貿易による蓄財で建てた家。日本/中国/ベトナムの建築様式を取り入れている。
◇場所の情報
名前:クアンタンの家(廣勝家)
住所:
地図:クアンタンの家
【福建會館】
「福建會館」は1773年に福建省出身者が建てた会館。
旧市街でも最大規模を誇る会館です。特にピンクの外観が目を引きます。
福建省で進行されていた天后聖母が中に祀られています。
夜は中には入れませんが違った顔を見せてくれます
◇場所の情報
名前:クアンタンの家(廣勝家)
住所:
地図:クアンタンの家
【クアンコン廟(關公廟)】
「クアンコン廟」は細やかな建築技術が見られる中国三国時代の将軍を祀る廟です。
赤を基調とする華やかな赤の門が目印。
関羽以外にも関平、周倉、それに関羽の愛馬赤兎馬等が祀られてます。
◇場所の情報
名前:クアンコン廟(關公廟)
住所:
地図:關公廟
【海南会館】
「海南会館」は1875年に海南島出身の中国人が建てた集会所です。
◇場所の情報
名前:海南会館
住所:
地図:海南会館
【潮州会館】
「潮州会館」は1845年に潮州出身の中国人が建てた集会所。
ここは訪れる人も少なく落ち着いた雰囲気です。
◇場所の情報
名前:潮州会館
住所:
地図:潮州会館
【広肇会館】
「広肇会館」は遠来橋近くにある1786年に広東省出身者によって建てられた会館。
主催壇には関羽や航海の神である媽祖が祀られています。
鮮やかな色彩の建物です。
◇場所の情報
名前:広肇会館
住所:
地図:広肇会館
【フンフンの家】
「フンフンの家」は裕福な貿易商が建てた木造家屋。
ベトナム、中国、日本の豪華な折衷様式。
夕方と早朝。人が全然違う。
◇場所の情報
名前:フンフンの家
住所:
地図:フンフンの家
歴史的にはホイアンはチャンパ時代からの古い港町で、フエ政権時に外港となった。
16世紀末以降多くの外国人が来航し国際貿易港として繁栄。
日本とは江戸幕府との取引が急速に拡大し、朱印状による朱印船貿易が行われる。
ホイアンには大規模な日本人街が形成され反映したが、鎖国により往来が途絶えた。
国際貿易港としての繁栄はダナン港へと移行。町並みはベトナム戦争時に破壊されることなく残された。
◇世界遺産の情報
登録名:ホイアンの古い町並み
登録区分:文化遺産 登録基準:②⑤
登録国:ベトナム 登録年:1999年
地図:ホイアン