2018年夏の海外旅行はベトナム。世界遺産を求めて中北部を周りました。
観光4日目はハノイからのショートトリップ。ニンビン地方の世界遺産に行ってきました。
「古都ホアルー」は2011年正月以来の訪問。楽しみです。
ハノイ市街からホアルーは車で1.5H程。バスや電車もあるみたいだけど車貸切かツアーが良いです。
冒頭の写真の門をくぐって敷地内に入ります。壁や置物もなんとなく歴史を感じます。
門をくぐると150m位の石畳の道。左側にはホアルーの歴史が絵で描かれてました。
ホアルー周辺を含めた地図。
【ディン・ティエン・ホアン祠】
丁朝初代皇帝丁部領を祀った祠。
門を入ってちょっと行って右側の門をくぐります。
200m程の道。左右にはスイレンの咲く池や小屋がありました。
ホアルー一番の見所。祠前の門柱。
中には廟があります。
屋根の上には太陽が。
廟の前には石檀が置かれています。守る龍の像。
廟内には帝の位牌が祀られており、奥には帝と重臣の像がありました。
建築やお供え物も珍しい。
来た道を戻って…。
別の問から祠外に出ます。
◇場所の情報
名前:ディン・ティエン・ホアン祠(Đền thờ Đinh Tiên Hoàng)
住所:
【レイ・ダイ・ハン祠】
前黎朝初代皇帝黎桓を祀った祠。
門の前に石檀がありました。
一つ目の門をくぐった左手に石のオブジェ。右手には池。
二つ目の門には龍の籠が飾ってありました。
二つ目の門をくぐると廟が見えてきます。
中には廟があります。先程のディン・ティエン・ホアン祠の廟とそっくり。
屋根の上の太陽も。
廟の前には石檀が置かれているのも一緒。入口から廟内に入ります。
廟内には帝の位牌が祀られており、奥には帝と重臣の像。長持ちするよう工夫された線香が面白い。
歴史を感じさせる建築様式。
両祠は17世紀に再建されたものです。
祠内の歴史物堪能しながら戻ります。
◇場所の情報
名前:レイ・ダイ・ハン祠(Đền vua Lê Đại Hành)
住所:
地図:レイ・ダイ・ハン祠
区域からは広大な風景が楽しめます。
【ホアルー特殊用途林】
2005年に設定された森林保護区。生物多様性の保護を目的としているが、世界遺産の評価理由とはなっていない。
評価理由としては500種以上の絶滅危惧種である植物があること。
一帯での人類の生活は3万年前まで明らかとなっており、道具の原料は玄武岩から石灰岩が使用されていた。
歴史的には「古都ホアルー」の遺跡は1962年にベトナム国家遺産に指定された。
ホアルーはベトナム最初の独立王朝と丁朝と続く前黎朝の首都。
李朝・陳朝・黎朝の首都はタンロン、続くグエン朝の首都はフエとなったが、北部軍事拠点として機能。
16~18正規に寺院や防壁の再建や新造が行われた。2012年に周辺の景勝地とあわせ特別国家遺産に指定。
続けて2016年8月にユネスコ世界複合遺産となった。
◇世界遺産の情報
登録名:チャンアンの景観関連遺産
登録区分:複合遺産 登録基準:⑤⑦⑧
登録国:ベトナム 登録年:2016年
地図:ホアルー