リコッタクリームフィリングの覚書 | メルボルン生活日記

メルボルン生活日記

約1年間の香港生活の後、2014年10月に豪・メルボルンへ移住。マイペースで暮らしを楽しむ私と夫の生活を日記風に綴ります。

イタリアンカフェB店で食べられる焼き菓子、リコッタパンツェロッティ(ricotta panzerotti)夫のやみつきデザートである。

 

この名前で検索すると出てくるレシピとは、外側の生地の作り方や調理方法が違うので、B店のオリジナルかもしれない。

 

B店のリコッタパンツェロッティは、ショートブレッド生地にリコッタチーズベースのクリームを包んでオーブンで焼き上げたお菓子で、厚みのあるショートブレッドのさっくりした食感と、シトラスフレーバーのリコッタクリームの柔らかく濃厚な食感が合わさって、非常に美味なのである。

 

ショートブレッドのバター配分率の高さに恐れをなし、完全再現は始めからあきらめる。タルト生地のレシピを基本に、卵抜き、バター&オイル少なめ、豆乳追加、ベーキングパウダー少量追加した生地でフィリングを包んで焼いてみた。努力した割に、見た目がいまいちアピールしていないのが残念である。いわゆる、形状が違うリコッタチーズタルトになっちゃったけれど、味はなかなか良しであった。

 

 
 
今回つくってみたリコッタクリームフィリング分量の覚書
(できあがり量:約300g)
A:
セモリナ粉 40g
豆乳 100g
 
B:
リコッタチーズ 140g 
オレンジの皮のシロップ煮(細かく刻む)※※ 約20g
砂糖 約10-15g
ライムジュース  少々
バニラエッセンス 少々
 
Aを弱火にかけてかき混ぜ続けしっかりクリーム状にしたあと、Bを混ぜ合わせる。
 
 フィリングなので固めにしたが、もう少しやわらかくても大丈夫そう。次回は150g以上で!
 
※※ 一般的にはオレンジピールを使うらしい。市販品が見つからず自作。シロップ煮でもシロップが砂糖代わりになるから問題なし!
(2024.7追記:オレンジの皮のすりおろしの方がお手軽かつなめらかに仕上がる。オレンジ1~2個分を使用)
 
備忘録:今回の1個あたりペストリー生地(粉約30g相当)、フィリング量<25g → フィリングはもっと多く包める!