今日は前回からの続きのお話です。
私は千葉県いすみ市にある、鉄道車両展示施設「いすみポッポの丘」へ出かけて、クラウドファンディング支援者を対象としたイベントに参加しました😃
前回のお話はコチラ⬇️
今回のイベントの内容ですが、何と、ほぼ原型を留めた姿で残る、国鉄の583系寝台特急電車・食堂車のサシ581-31の車内見学会でした
(583系食堂車・サシ581-31)
こちらのサシ581-31食堂車ですが、1972年(昭和47年)に製造され、東京と青森を結ぶ特急電車(みちのく、はつかり、はくつる、ゆうづる)で活躍しました。
食堂車の引退後、国鉄分割民営化を機に民間の個人の方に払い下げられて、およそ30年間、青森県八戸市内に置かれていたそうです。
払い下げられた当初は、喫茶店やレストランとして活用する予定だったそうですが、改装にお金がかかるということで断念。八戸で長らく物置として使われていましたが、老朽化により解体されることに・・・。
そこで、価値ある食堂車を救おう!とクラウドファンディングが立ち上げられ、結果、プロジェクトは見事成立
青森県八戸市から、千葉県いすみ市のポッポの丘まで陸送されました。
この食堂車の何が凄いかと言うと、現存するサシ581系の中で、車内も奇跡的にほぼ原型のまま残されていたと言うこと
内部のテーブルや厨房、冷蔵庫やオーブンレンジ等が手つかずに残っています❗️
私はクラウドファンディングの支援者として😅、今回は車内を見学し、写真も撮影しましたが、残念ながら主催者側の意向により、SNSに車内の写真をアップするのは認められておりません(個人で楽しんで下さいとのこと。)
なので、せめて外観だけでも、当時の食堂車の車体をご覧いただければと思います📷️
ご覧の通り、車体の腐食が進んで錆びや塗装の剥がれ、一部の窓ガラスの破損等の他にも、車内の床板がベコベコになっていました
今後、車体の整備が行われるようですが、この車両は博物館級の貴重な食堂車。末長く展示されるよう、切に願っています。
今日は貴重な583系の食堂車のお話でした。
ではまた。