◾️2024年7月4日
オンタリオ、ナイアガラ・フォールズ
2024年7月4日
By Joseph Suto（Rock Show Critique）
2024年は干支の辰年にあたる。
エイジアの創設者の一人であるキーボーディストのジェフリー・ダウンズは、再結成の絶好のタイミングだと考えた。
バンドが最後に集まったのは2019年、イエスがヘッドライナーを務めたロイヤル・アフェア・ツアーの一環だった。
ドラマーのカール・パーマーがエマーソン、レイク＆パーマーの復帰プロジェクトで多忙だったため、ダウンズは今回の唯一のオリジナル・メンバーだ。ギタリストのスティーヴ・ハウはイエスとのツアーの準備で忙しい。
そのため、ダウンズはエイジアの楽曲を正当に評価できるプレイヤーを集めなければならなかった。
彼に加わったのは、UKでオリジナル・ベーシストのジョン・ウェットンと共演したドラマーのヴァージル・ドナティと、iConでダウンズとウェットンと共演したギタリストのジョン・ミッチェルだ。
最後に、ベーシスト／ヴォーカリストのハリー・ホイットリーのヴォーカルは、故ウェットンを彷彿とさせるところがある。
ヒート・オブ・ザ・モーメント・ツアーは、木曜日の夜、フォールズビューのOLGステージに登場し、パフォーマンスを楽しみに来た観客を魅了した。
エイジアは、「Go」、「Voice Of America」、そしてデビュー・アルバムからの「Cutting It Fine」といった金字塔的ヒット曲の数々とともに、満足のいくセットを披露した。
さらに、バグルスのカヴァー「Video Killed The Radio Star」も演奏された。ダウンズがトレヴァー・ホーン、ブルース・ウーリーとともにこの曲を書いたのは1979年のことだ。
「Heat Of The Moment」がショウの終わりを告げる頃には、彼らは3,000人の観客を席を立たせ、拍手喝采を浴びた。
★ 動画①
ウェットン逝去後、エイジアを復活させようと試みている間は試行錯誤の連続だったが、現在のバージョンは、素晴らしいパフォーマンスで楽曲を保存するだけでなく、楽曲がレコーディングされた方法に忠実で、よくやっていると言えるだろう。
これを単なるカヴァー・バンドと決めつける疑い深い人もいるかもしれないが、私はライヴを観に行って、このミュージシャンたちが疑われるに値すると思うかどうか確かめてほしいと思う。
彼らは単にウェットンという友人と同僚を祝うためにそこにいるのであり、それを誠実に行うために多くの時間とハードワークを費やしているのだ。
願わくば、これがアジアからの最後のメッセージにならないことを祈る。すべてが終わるまでには、あと数ページ書くことがあるような気がするからだ。
★ 動画②
エイジア
フォーカス
マーティン・ターナー
カーヴド・エア
【Set List】
Wildest Dreams
Here Comes The Feeling
Don’t Cry
An Extraordinary Life
Voice of America
Time Again
Cutting It Fine
Video Killed The Radio Star (Buggles Cover)
The Smile Has Left Your Eyes
Only Time Will Tell
Go
Sole Survivor
Encore
Heat of the Moment
ASIA
Geoffrey Downes – Keyboards, Vocals
John Mitchell – Guitars, Vocals
Harry Whitley – Bass Guitar, Lead Vocal
Virgil Donati – Drums
FOCUS
Thijs van Leer – Hammond Organ, Flute, Vocals
Menno Gootjes – Guitars
Udo Pannekeet – Bass Guitar
Pierre van der Linden – Drums
MARTIN TURNER ex Wishbone Ash
Martin Turner – Bass guitar,Vocals
Danny Willson – Guitars, Vocals
Misha Nikolic – Guitars, Vocals
Sonny Flint – Drums
CURVED AIR
Sonja Kristina – Vocals
Kirby Gregory – Guitars
Grzegorz Gadziomski – Violin
出典：
https://rockshowcritique.com/2024/07/asia-olg-stage/
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