■iPod Nano 6th. Gen
ブログを書くのに正月早々昔のiPodを色々引っ張り出したので、動かしてみました。
中でも一番異色なのは、最後に買ったiPod Nanoの第6世代 8GBモデル(2010年)です。
調べたら当時の価格は13,800円。
翌年には10,800円に値下げされており、2005年の第1世代4GBモデル(27,800円)よりかなり安くなっています。そしてとにかく小さくて軽い。(ほぼ4cm角で21.2g)
背面はクリップになっています。
最後の第7世代(2012年発売)はブルートゥースを搭載し筐体も大型化したので、小さすぎてタッチパネルが使いにくかったのかもしれません。
この極小モデルはたった2年だけの販売でしたので、あまり売れなかったのでしょうか。
ただ凝縮感が半端ないので、小さなガジェット好きにはたまらないでしょう。
一番驚いたのは10年以上スリープ状態で放置していたのにバッテリーが残っていて充電しなくても起動したことです。実働時間が短いのでバッテリーも劣化していないようです。
使い方を忘れたので、当時のレビュー記事を読み返してみました。
忘れていたのはFMラジオが聴けること。
多分イヤホンのコードをアンテナに利用しているようで、受信感度は良好です。
万歩計にもなります。
時計表示は文字盤の種類を選べます。
まるでアップルウォッチのご先祖様ですね。
液晶画面は小さいけれど鮮明で、タッチパネルの反応も現在のiPhoneと変わりません。
肝心のサウンドですが、さすがにアンプの出力は低めで、難聴になるほど大音量で鳴らすのが好きな人には物足りないかも。でも密閉度の高いカナル型イヤホンを使えば普通の人なら充分です。
iPodシリーズの中でも短命で異端の製品でした。小型化にこだわったソニーのウォークマン・シリーズと同じ匂いを感じます。
まだ使っている方はいるかな?
散歩のお供にしてまた使ってみようかな、と思いました。
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