俵孝太郎さんに似てる🤣フェラーリマニアのニック


2023年3月27

By Allison RappUltimate Classic Rock


ピンク・フロイドのドラマー、ニック・メイソンは、ロジャー・ウォーターズが近々発表する『狂気』の再レコーディングを聴いて、「絶対に素晴らしい」と語った。


今年初め、ウォーターズは1973年のピンク・フロイドのアルバム全体を再録音したことを明らかにしたが、このプロジェクトについてメイソンは漠然と知っていたという。

ロンドンのDolby Atmos Immersive Studioで行われたオリジナルの『狂気』の記念プレイバックで、メイソンは「ロジャーが自分自身のバージョンに取り組んでいるという噂を聞いたことがある」と指摘した。

「ロジャーがオリジナル・バージョンと真っ向勝負するんじゃないかとか、そういう話があったんだ」


ウォーターズはメイソンにこっそり聴かせたと伝えられている。

「彼は実際に、彼が取り組んでいるもののコピーを私に送ってきた」とメイソンは言う。

「そして、私は彼にこう言ったんだ、『迷惑な話だが、これは絶対に素晴らしいよ!』と。昔も今もそうだ。原作の邪魔になるようなことはまったくなく、面白い付加価値になっているんだ」


メイソンは、アーティストの名作を再考し、再構築することについての自分の意見を明らかにした。

「私が好きなことのひとつは、既存の音楽を発展させること、あるいはその中に何か特別な質を見出すことだ」と彼は言う。

「私は、音楽を正確に保持しようとするのではなく、音楽を発展させるという考え方が好きなんだ」


また、ドラマーは最近、ウォーターズのキャンセルされたドイツ公演のひとつを復活させるよう求める嘆願書に署名し、元ピンク・フロイドのバンドメイトへの支持を表明した。

ウォーターズのドイツでの公演のうち2つは、彼の反ユダヤ主義的な見解が疑われ、キャンセルされた。

エリック・クラプトン、ブライアン・イーノ、ピーター・ガブリエルといった他のアーティストもこの請願書に署名している。


ピンク・フロイドのギタリスト、デヴィッド・ギルモアの妻であるポリー・サムソンは、2月にウォーターズを「反ユダヤ主義者」で「プーチン擁護者」と呼ぶツイートを投稿している。

ギルモアは妻の投稿をリツイートし、「すべて真実だ」と付け加えている。


現在、バンドSaucerful of Secretsを率いるメイソンは、ウォーターズとギルモアの間に身を置くことが多いことに繰り返し後悔の念を表明している。

「私は実際に彼ら2人と仲良くやっている」とメイソンは2018年にローリングストーン誌に語っている。

「このかなり年配の紳士たちがいまだに対立しているのは、本当に残念なことだと思う」


ウォーターズの『狂気』の新バージョンは、まだ決まった日付は発表されていないが、5月のどこかでリリースされる予定だ。


出典:

https://ultimateclassicrock.com/nick-mason-roger-waters-dark-side-of-the-moon-re-recording/


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