ロジャー・ウォーターズが昨年から現在も行なっているThis Is Not A Drill Tourの最新映像をユーチューブで観ました(リンクは下部)

相変わらず巨大スケールのステージセットで圧倒されますが、戦争や社会支配に反対するメッセージ性の強さも変わりません。

熱心なフロイドファンではない自分も、このライブなら観てみたいなと思いました。

ギルモアのピンク・フロイドはもう終了したようですしね。

しかし日本ではこのサイズの会場やステージセットは多分無理でしょうね。


Prog誌がウェブサイトでYouTubeの動画を「観るべし」と堂々と記事にしているところを見ると、現在政治的な発言でバッシングされているロジャーの公認(黙認)PRなのかもしれません。


【追記】

動画は削除されました。

記事はやり過ぎだったようですね。




それで思い出したのは2010年のThe Wall Tourです。

映画にもなりましたが、手元にこんなDVDがあります。2010年9月のツアー映像です。



いわゆる海賊盤には違いありませんが、商業ブートレグではありません。

ファンが制作してファイルを(多分PtoP?で)無料配布したものです。

Not For Sale」(売買禁止)と書いてあります。

自分はファイルを頂いて自分でディスクを焼きましたが、ジャケットや盤面までデザインされたファイルが同梱されていました。



驚くべきはその内容で、DVDなのでSD画質なのですが、HDのマルチカメラで撮影され、音は別録りで、プロ並みの編集がされています。というか、多分プロの仕事です。

制作スタッフは複数。しかもステージサイドのショットまであります。


現在は何でもYouTubeにありますね。多分この動画 ?


証拠はありませんが、これもロジャー公認(黙認)かもしれません。

画質も音も商業製品と変わりのないクオリティで観たときは本当に驚きました。

これがもう10年以上前ですからね。恐るべしです。



このツアーにはお約束の子どもたち(ロジャーらしく黒人多し)が出演するのですが、子どもたちのTシャツには「Fear Builts Walls」(恐怖が壁を作る)と書かれています。

思わずここ数年の社会の動き(恐怖洗脳)の本質と同じだな、と思いました。

賢いロジャーは多分◯射はしていないでしょうし、現在79歳の彼には長生きして欲しいものです。



This Is Not A Drill Tour


2023317 リスボン公演

PT1

https://youtu.be/bdgaAJ-sayo

PT2

https://youtu.be/S_gdROpQ3I8


Set list 
Comfortably Numb
The Happiest Days of Our Lives
Another Brick in the Wall, Part 2
Another Brick in the Wall, Part 3
The Powers That Be
The Bravery of Being Out of Range
The Bar
Have A Cigar
Wish You Were Here
Shine On You Crazy Diamond
Sheep
In the Flesh
Run Like Hell
Déjà Vu
Is This the Life We Really Want?
Money
Us and Them
Any Colour You Like
Brain Damage
Eclipse
Two Suns in the Sunset
The Bar (Reprise)
Outside the Wall

(半分以上はフロイドの曲です)


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