住野康博〜アメリカとカナダで挑戦し続ける者〜

住野康博〜アメリカとカナダで挑戦し続ける者〜

すみちゃんとも呼ばれています。セカイとニッポンの間で挑戦中。長いアメリカ生活を終え、カナダへ。カナダで経営者しています。

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10月−2021年3月までの期間(デジタルコンテンツの展開と絶対効率性)ー突破の陣

 

突破の陣ではさらに、これらのデジタルコンテツの内容を高めます。そして、効率性とマニュアル、スケジュールの固定化をします。その後、大きな広告をかけ、プラッフォームをご利用してもらえるお客様を増やすことにあります。成功していれば、前年対比を大きくこの時点で、うわまっていると思います。

 

描いている新しい飲食店業態:ハイブリッドモデル型店舗

これが、僕が思い描いているこれからの店舗業態。それは非現実的、現実的な業態を組み合わせた業態になります。これはお店でしか味わない非現実な経験をお客様にしてもらい、店舗に来店してもらうお客様の事を示しています。そして非現実的な業態というのは一般的に毎日ご利用してもらえる業態の食事を提供することをいいます。要はお客様に、この2つの体験を通して1週間のうちに何回もご利用してもらえる店し、デジタルを駆使して、業態変化していくのが、新しい形の飲食だと僕は思っています。

そして、これが飲食に携わっている人々、飲食業態全般に豊かさをもたらすと僕は確信しています。

 

これが例えば店舗なしでいままでの売り上げが取れた場合、どうなるかというと例をあげて説明します。

例えば、30席のお店で日収が30万円だとします。30日売り上げで900万。これがいままでのスタイルだとします。

 

僕が考えるハイブリッドモデルになります。

これをまずデジタル部門だけで、いままの売り上げを稼げるように組み立てなおします。オペレーションもマニュアルもブランディングもすべてです。例に挙げたお店の計算式だとデジタル部門だけで、日販30万円を稼ぎます。そして、これにダインインの+a店舗の売り上げ30万が加わります。こうなると根本的に飲食の儲けの仕組みが変革します。それに伴い会社内での手当や福利厚生なども大手企業に負けないくらいに充実できると僕は見込んでいます。

 

実際にできるのか?

そんな事はやってみないとわかりません。なので、僕と僕のパートナーは3月の時点から、店舗を1ずつ使い、計2店舗で実証検査をすることにしました。そして、試行錯誤を7ヶ月間しながら以下を検証しました。

 

検証1:ゴーストキッチン型モデル

まず、1店舗目は完全なるゴーストキッチンの検証。いま、日本でも話題になっているゴーストキッチンですが、これは僕とパートナーがやっている検証で、2018年にオープンした彼のお店一つを完全に閉め、完全にテイクアウト業態のみにしました。今現在計6のデジタルブランドを運営しています。検証結果ー彼が非常にやり手なのもありますが、去年以上に忙しくしていて、これからも伸びると予想しています。

 

検証2:ハイブリッド型モデル

これは僕がみている自店舗で、店舗を丸ごと使ってやっている検証でハイブリッドモデルの検証(これは前述したように店舗とデジタルをおりまぜた業態)になります。まずはテイクアウト業態だけで、お店で発生した売り上げをとる。そして、デジタルに比重を置き、お店を開けた際には、店舗の売り上げは+aにするというモデルです。実際、僕の店舗では7ヶ月の業務変換のおかげもあり、去年対比ほぼ同じの売り上げが10月の時点で業態変化をした直後に店内を開けないテイクアウト業態のみで取れるようになりました。ただ注意点があります。それは総合的な粗利の問題と手数料の把握。これを考慮した業態選択と連動させて、マーケティングにある程度のお金をかける、そしてオンライン業態(EC化)も軌道になるまでは時間がかかるという事を理解する事。そして、オンライン業態はただ作り上げれば売れるというものではないんです。アマゾンなどが使っているようなオンラインとオフラインをうまく使う戦略が要になってきます。チャンネルシフト戦略というやつです。

 

 

 

大事なことは、試行錯誤をとにかく続けるということです。僕らもこの7ヶ月間はノンストップで検証しながら、電話会議を頻繁にしていて、何がだめで、何がうまくいったのかを他のオーナー人や経営者ともシェアしています。まだ最終結果は3月まで出ませんが、これからの新規店舗展開をする際には、僕はこのEC部門を必ず店舗につけた形で展開していこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

こんにちは!なんとまぁ、ブログを更新するのに4年も経ってしまいました。あっという間の4年でしたが、非常に内容が濃い4年になり、経営者としてもたくさんの事を学ばさせていただきました。今年はコロナという事もあり、何かしらお役にたてるのではないかと思い、ブログを更新することにしました。

 

まず、僕ので中で思うことは、ピンチはチャンスという事です。自分が悪環境に直面している中では、なかなかプラスに捉えるのは難しいかもしれませんが、不況など、すべての人を対象にしたピンチなどには、基本的に大きなチャンスがあると僕は信じています。チャンスには結果を生み出せるチャンスと、自分達の弱さを知り、チャレンジする事で強化できるという利点2つがあります。

 

 

 

カナダでのロックダウン

カナダでも、3月からロックダウンがあり、日本同様、深刻な問題になりました。4月に関してはうちもお店の売り上げが、前年対比で−50%以上のダメージがありました。これでは淘汰されてしまうと思い、1ヶ月ほど頭をぎゅ〜〜〜っと絞らせ、これからの道筋を考えました。結構、追い詰められましたが、人間本当に追い詰められてからが勝負です。ただ、結果悩んでいたので、今年の夏はストレスを発散するために、よく海にでて突っ走ってました(笑)

 

 

 

 

ただ、その甲斐もあり、会社でのコロナ下での改革戦略を3シーズンに分けてつくれました。今回は第一シーズンについてお話しします。

 

4−9月(デジタル化と組織改革)ー変革の陣

 

スタッフの役割転換と意識改革ー:

まずは組織の意識改革から始まり、無駄をなくす、一人一人の仕事の役割を変化させる事から始めました。そして何よりも大事なのは、今まで通りに営業ができない以上、変わっていかないと淘汰されるという危機感をチーム全体にわからす事が最重要でした。経営者と違い、目の前にいままでの仕事、職場が変わらずあることで、それが何もしなければ、数ヶ月でなくなってしまうかもという危機意識をスタッフが持つのは至難の技。正直、これは結構苦労しました。ただ、危機感がないと物事は絶対に変わりません。安心している中で、改革して、改善なんてできないのです。また、組織が変革中に危機感が持てない人材は全体の変革スピードをおとしかねません。

 

また、スタッフの役割も通常営業時とは変わっていかなければいけません。これで変わらなければ結局、ほとんどの人材を切る事になり、新しい業態で即戦力になりえる人材をいれなけばいけなくなってしまいます。これは目に見えていました。そして、コロナ中で、世の中が変わっていく中、人々の価値観が変わっていき、商品への購買方法の変化が起きていました。Uber Eat などのデリバリーの利用の始まりです。これらをしっかりと読み取り、商品の購買方法を時代の流れに合わせて、変化させていく。この二つが変革の陣での大事な要素になります。

 

そこで僕がまずとりかかった事は、まず店のオペレーションを一度全て解体し、テイクアウト業態用に作り直し、新しい業態用にマニュアルを作り直す。ここでいうマニュアル作りは調理経験がない人が、オペレーションをしっかりできるシステム作り。そうする事により、仕事の転換ができ、少数ながらも、サーバーなどのスタッフを守る事ができます。長期化すると踏んでいたので、僕はとりかかりましたが、もちろん、これは会社側にかなりの負担になるので、必ずしもやる必要はないと思いますし、場合によってはマイナスになる可能性も多々あります。ただ、現在いるスタッフの雇用をできる限り守るのも経営者の大きな責任だと思うので、弊社は行いました。これがのちに紹介するホームダイニングの心ラボサービスに繋がってきます。

 

 

人々の購買行動の変化にともなった販売方法:

そして、デジタル部門を強化するの2つです。デジタル化はUber Eatや Skip thedishなどの第三者デリバリー を強化するだけというのではなく、自社でのシステムを基軸にしたデジタル戦略を確立するという事です。僕はEC( Electric Commerce)化と社内では、話していますが、このEC化するには、重要な要素が2つあります。まず1つ目は、商品の選択とオペレーションに注意する。そして、第2はEC専門業態で勝負して、竜巻上にプラットフォームを交差させる。これはどういうことかというと、各ブランドを独自に作る事により、お客様がネット上で、他のブランド品を閲覧でき、色々な商品に販促を螺旋状階段効果で、もたらし、リピート率をあげるという事。

 

EC業態に特化した場合、少なからず手数料が発生します。Uber eat なら30%、有能なシステムを使うと、自社オンラインでも数%の手数料が取られます。これにつけくわえ、粗利をちゃんと把握していないとある勘違いが起きてしまう可能性があります。その勘違いとは、本質が見えなくなってしまう勘違いです。例えば、売り上げは上がっているのに、利益がでない業態に気づけなくなっている症状や、いままので事を一生懸命やっていればなんとかなるという症状。

これはオーナー、スタッフ問わず、他の会社の人問わず、何回か感じたフィーリングでした。

毎日の忙しさに終われ、ここを理解できていない人が多いような気がしました。この点を理解できてないとコロナ時は致命的になり、一生懸命やっている努力が報われない可能性があります。

 

そしてできたのがKOKORO LAB:

家庭でのお食事を提供するサービスーコラボエーテブキッチンの心ラボ。これはお店に来て体験しているもらう体験型のレストランから、お家での体験型に視点をおいたサービスを提供するという事を軸にできた業態です。これからの戦いで大事なマーケットのひとが家になると思っています。

 

仕事の帰り道にサッと買えるように、また食べたい時に気軽にデリバリーがサッとできるように、使いやすさと品揃えを重視しつつ、スマホで3クリック以内に商品を買える事を目標にして、制作しました。近所の店がいつも何か新しいイベントをしていて、それがスマホを通して毎日の生活に入り込んできたら、楽しいと思いません?新しい形のご近所付き合い。

 

僕はこれが一つの新しいエンターティメントの姿と思っています。オフラインとオンラインをうまく、組み合わせ、ブランドを定期的に変えたり、ポップアップイベントや、コラボなどを行い、新しいエンターティメントの形を全てバーチャルでやっていく事により、新しいお客様との接点が生まれてくる。そして、このデジタルの接点こそ、これからの時代になくてはならない一つになってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

これがアフターコロナ後も一つの重要な波になると思っています。なので、システムの構築は外注せずに自分で9割型は組み立ててました。これは、起業家の宿命かもしれませんが、新しい仕組みだったり、自分が思い描いている姿というのは、業者をいれると、実行するのにさらに時間がかかったり、費用がかさみすぎる可能性があります。なので、しばらくの間、寝る間を惜しまない覚悟があるなら、アウトソースするところはして、後は自分で学びながら、試行錯誤して、作り上げるのが一番の自己投資だと僕は思っています。ネットのシステムを勉強したり、店のシステムとどう繋げるかを勉強しながらだったため、3ブランド立ち上げまでに4ヶ月以上かかりましたが、エンジニアの人に電話をしまくったり、色々とお世話になり、いまでは立ち上げスピードが1/4ぐらいまでになりました。ブランドはさらに3ブランド近日追加予定で、来年には、地元や日本の企業さんともコラボなど行う予定です。

 

 

何が大事かなんて、正解がない時代。だからこそ、自分が信じて練り上げたものを、皆で作り上げていく。これが一番大事な気がしましたね。大事な事は早めに動くスピードと先手を打つメンタルが命です。このコロナ状況化は、ゆっくりしたペースでやればやるほど、最終的にとれる手段がなくなっていくという事に気づく事。進化できない生物は淘汰されるという、生物学的な見方が何か今回のコロナの真意のような気がします。

 

次回は2020/10月−2021/2月ー突破の陣についてお話ししようと思います!

 

 

 

 

私はドラッカーの本を読んで非常に多くの事を学びました。この”使命”をもつという事が非常に個々の人生の生き方を生き生きとしたもに変えていくものという事をここ数年で学びました。これは4年前、私がワーキングホリデーで、何もなしにアメリカからカナダにきて、そこから使命の大事さを理解し始め、明確化することにより、永住権をとり、優秀な仲間に会い、4年という期間で会社を立ち上げお店を建てられたのかなと思う最近でもあります。

 

使命とはなんなんでしょうか?私は使命は見つけるというよりも、”気づく”という方が正しい気がします。私は使命を見つけるには自分と向き合うことが非常に大事だと思います。自分の心の中の声を聞き取ること。家族がいるから、生活があるからということはあまり考えず、自分が何に対して生きがいを感じるのか、幸せと感じるのか。挑戦してみたいと思うのか、これを徹底的に考え抜くことが大事なのではないかなと思います。海外に出てみる、旅行に出てみる、これって人間が自分の使命を探し出す為なんじゃないかなって最近思うようになりました。

 

私の場合をお話しいたしますと。私は小さい頃からいつもリーダーシップにいました。中学生、高校生、アメリカ大学在学中も生徒会や、仕事でもやマネージャーなど、自然と気づいたら、自分が人の前に立つことが多いことに気づきました。これは私の使命を”気づく”為の良いキッカケになりました。そうです、私は”人の役に立ち、問題に向き合って解決していく”ということに生きがいを感じていたのです。

 

そして、このように自分の生きがいが見つかっていくと、自然と今までの自分の経験や性格、生き方がどのように人の役に立つ、問題に向き合う事ができるかという”方法”を導いてくれます。私は母が料理好きという事もあり、自分もいつからか家庭料理をし始めるようになり、昔から料理を通して色々な人とつながってきました。アメリカでも日本でも、食をとおしてたくさんの仲間ができました。みんな食べるの大好きで本当に良い人ばかり、その一方、食が及ぼす健康面での問題やこれらの食材を作っている人の大変さや困難な日々を変えたいと思う一面が出てきたのです。そして、出てきたのが 私が立ち上げたKokoro Foods Incの地域を強くしていく新しい飲食チェーン業態とCore Valueというわけです。


http://kokorofoodsinc.com/

 

この期間、私は何人かの偉大な人達の分析をしました。そこで、イーロンマスク、スティーブジョブ、ウィルスミスなど、私が尊敬する人達の事を細かく分析してみると、すべてに共通した点を発見します。彼らは自分の使命について早い段階から明確に発言している機会を多くみることができます。

 

日本麺業界のドンと言われている日本の麺事業発展に大きく貢献してきた大和製作所の藤井社長。最近はカンブリア宮殿などにも出られてさらにご多忙な日々を過ごしていらっしゃると思いますが、私はご縁があり、香川のうどん学校、東京でのらーめん学校を通して学んだ事も同じように使命をもつという事でした。

 

日本の香川でのうどん学校と東京でのらーめん学校

 

最近、藤井社長がカナダのバンクーバーに来られて私が当時働いていたWhole Foods でお会いしたときの写真

 

藤井社長

http://ymcnoodle.com/kf/

 

私が先生と思う、彼らは自分の使命がはっきりしていること。そして、それが彼らの苦労と共に成功につながっているんだと思います。

 

ビジネスは、使命がなくても、そこそこ成功するかもしれません。しかし、使命を持たず、なんとなく漠然としているならば、絶対に限界点を迎え、大きな事業はできないと思います。だからこそ、使命の”明確化”をこれからも大事にしてはっきりさせていこうと思います。そして、これらの使命に共鳴してくれる人達をどんどん集めて、大きな波にできたらなと思っている今日この頃です。

 

 




 

さーてさて、本当に久しぶりの日記になってしまいました。

 

前回、日本に数週間帰国したのちに、カナダで本格的なお店の工事が始まり、毎日、非常に多くの方とのミーティングなどがあり、あっという間の師走です。

 

ご報告が遅くなってしまいましたが、無事にKokoro社ブランドの第一号店、Kokoro Ramen がカナダのバンクーバーでスタートしました。一からのスタートです。非常に多くのことを学ばせていただきましたが、同時に自分のお店を一から開くということがどれだけ大変かというのも改めて身にしみました。 まずはお店の完璧な清掃から始まり、数名での作業でしたが、前オーナーがDisputeという形だったので、そのまま出ていってしまい、完璧に清掃するまでに、3週間もかかってしまいました。その量なんとトラック3台分。しかも裁判所との連携をあったり、最初の店舗にしては、非常に多くのことをしなければいけない物件でした。色々なお店の立ち上げをしてきましたが、思わぬ、時間のロスがでてしまいましたが、これもまた違ったチャレンジで勉強になりました。手伝ってくれた家族に感謝です。みんな汗だくになりながら、毎日清掃していました(笑)

 

物作りの基本ですが、本当に良いものを作るということは事前に敷いたプランやデザインを基本に全体のバランスなどを見ながら、どこをどのように変えていくのか、そういう細かい所を突き詰めていくのが大事なんだなと思った日々でした。ライトの種類から電球の明るさや色、タイルの色や質感、そして完成後に塗るニスの種類など、挙げればキリがありません。そういう丁寧な仕事をしていくと、自然に形になっていくものなんだなと思いました。そのためお店の最終的なデザインは実際にプランしたデザインとは多少異なっています。

皆さんが、心社のコミュニティーを良くしていけるような、立派な良いものを作り上げたいという気持ちが非常に伝わってきたお店作りになりました。だから、毎日が真剣勝負。

 

 

 

 

心社のコンセプトは飲食業を通じてコミュニティー(地域)を良くしていく、”つながり”を強くしていく場所とAuthentic & Healthyな商品とサービスを提供していく、そしてデザインでは自然の良さをたくさん含んだナチュラルで女性や家族が入りやすいお店作りを基軸にしています。(もちろん男性も)その中で、日本の良さやかっこよさ、文化などもデザインとして紹介できるというのも大きな課題の一つでもありました。どのように木でまとめて作り上げていくか、どのように日本のデザインをところどころに入れていくかなど、議論が絶えない現場となりました。そんな中、工事をすること2ヶ月半。最初の3Dで出来上がったものとはとは随分違ったものが出来上がりましたが、素晴らしい空間が出来上がりました。天井の電気上には、植物をそして、テーブルやベンチなどは全部こころオリジナルで、一本の大きな木から職人さんが手間をかけて作成いたしました。真ん中の机には、敷き砂利を使って川を描き、壁にはこのお店があるコミュニティーにに新しいエナジーを持ってくるという意味合いを含めて、風の強さをイメージしてデザインしました。

 

 

 さーて、これからが本番です。どっしりといきますよ。

 

 

 

 

さて、なんともかなり久しぶりの日記になってしまいました。

いやぁ~バンクーバーは急に暖かくなり、なんとも春満開と感じです。最近はエネルギーチャージも含め、毎日を淡々と過ごしてきましたが、春になってきた事もあるせいか、またエナジーが、フツフツ ボコボコと湧きだしてきました。今回の日記では最近学んだ事を簡単にまとめてみました。




最近の心境
最近感じた事は、人というものはプレッシャーや責任感が強くなればなるほど、少し堅物になってしまうという事実です。絶対に堅物にはならないと決めて世界にでた自分でさえ、少し堅物で視野が狭くなってしまった日々が続いていました。そして、この堅物になってしまう考えは小なり大なり、これからの人生において、チャレンジや多くの責任感を負えばおうほど、その都度に経験することなんだと実感した最近です。

私の今までの海外生活の経験上、海外にいる以上は全て自分のことは自分でやらなければいけないという、考えがあります。これは今までの私の海外生活での個人的な経験からきているものですが、少し勘違いしていました。なので、最近はいつものように少し頭を柔らかくして、日々進んでいきたいと思います。基本的には、のほ~んとしている性格なので。


燃え上がる炎
去年の末に会社を立ち上げてから早3ヶ月!いやぁ~、チャレンジの連チャンです(笑)まだまだ、自分にたくさん学ぶことがあり、未熟と感じる日々です。ただ、そのチャレンジが大きければ大きいほど、また学ぶ事も多く、自分の為になることがたくさんあるものです。よく嫁はんに言われるのは、4年前にワーキングホリデーで、なんの知り合いもなくカナダに来たときの自分を思い出して、今の自分の状況を誇りに思いなさいと。確かにそう言われてみれば、4年前と比べれば、随分人生が変わったと思うし、そういった言葉が非常に励みになり、感謝につながり、エネルギーになり、燃料として燃え上がり、さらに飛躍しようと思います。そういった言葉をかけてくれる嫁はんに感謝です。

素晴らしい人生を送ろう
一期一会という言葉があるように全ての人との出会いには、私は意味があると思っています。私は起業家としてのモットーがあり、自分が仕事をしたくない人とは仕事をしません。自分のテンションが下がるような人と仕事してもお互いの為にならないと信じているからです。それと同時に人々を知るという事も大事だと理解しています。人間の関係には色々な形があります。出会って、あまり話す機会がなく、終わってしまう関係。または、最初からお互いが意気投合したり、逆に最初は意気投合しなかったけど、徐々に知れば知るほど、意気投合する場合など様々です。私の経験上、後者の最初はあまり、意気投合しないで、徐々に関係が強くなっていくという場合が非常に人生において、重要な役割の人になってくると信じています。だからこそ、私は断られてもしつこくも必ず数回に渡って相手側とお話しする機会を設けたり、お話しのお誘いしたりします。もちろん、全てのケースがうまくいくわけではないのですが、むしろ、それでいいのです。しかし、それが私からできる精一杯の相手への敬意でもあり、相手への誠意でもあります。困難な時なほど、力になってくれる人々、こういう人達こそ、人生において非常に大事であり、大事にしなければいけません。

そういったピッキーナ私ですが、私は非常に素晴らしい人に恵まれていて、たくさんの方が私を信じてくださってサポートしてくれたり、アドバイスや話しを聞いていただいていることに本当に感無量です。みなさん、本当にありがとう。


最近のお話しもの
最近、時間があるときによく見てるCasey Neistatという方です。日本ではまだほとんど知られていないと思いまsすが、ニューヨークで活躍する有名なEntrepreneur & Youtuber。非常に言っていることに共感でき、彼の人生観に非常に近いものを感じます。

https://www.youtube.com/watch?v=Kw-8NZ1_ItE


自分で家のキッチンに作ったスペシャリティーコーヒーバーが非常にストレス発散に役立っています。夏に日本に一度帰国する予定なのですが、日本の初夏はもう8年ほど体験していないので、蚊とあの暑さでフニャフニャにならないかと心配です(笑)

久しぶりの日記になってしまいました。最近はお店の場所選びなどで、バタバタしていて、やっと落ち着いた所です。(すぐに次のプロジェクトが始まるので、チャージしている所です。)

ところで、今回は海外でのマネージメントについて少しお話しいします。私は数年前まで飲食業は本職でなく、主にマネージメントを学んでいましたが、飲食業で働き始めてから、私は大小少なからず、アメリカ、そしてカナダでいくつかの成功している飲食店で働かさせていただきました。そしてある発見をしたのです、それはこれらの99%の店舗で共通している所でした。

それは商品にこだわっている店であればあるほど、マネージメントの質が悪く、非常に非効率的ということです。

特に海外の飲食業でマネージメントで特に弱いと思った所は3点あります。
1点目はHR管理とスケジュール管理。
2点目はマニュアル管理と実行トレーニングマニュアル
3点目は会社からの医療保険とその他の民間医療保険などの補助制度のサポートです。


私の個人的な意見ですが、海外の飲食業でも、比較的に日系会社のマネージメントの効率化が悪い傾向にある事を発見いたしました。これは日本式のマネージメントとアメリカのマネージメントの方式が基本的に違う事もあると思います。簡単な言いますと、日本人は弟子や右腕を育てる人情マネージメント(テクノロジーを主体としないマネージメント)を主体とし、アメリカやカナダはドラッカーのような論理的システムマネージメントを主体にしているからだと思います。

これらは非常に大事な項目であり、大きな会社にするにはこれらの事はちゃんと最初からプランにいれておかなければいけません。マクドナルドや大手のチェーンでも会社によって違いますが、私はマクドナルドや大手のチェーンなどでも働かさせていただいたので、この大切さがよくわかります。

今回は実際にWhole foods marketを例に1点目のHR管理とスケジュール管理について、お話しし、そして解決策の事例をだして説明していきたいと思います。

まず、スケジュール管理。これはレストランでは、ほぼ90%の所で、紙を主体とした方法でオペレーションしている会社がほとんどです。しかし、これでは問題がでてきます。このように日常的に人的な作業を行っていくと、正確性に問題がでてきます。これはタイピングエラーだったり、不慣れなスタッフなどが記入場所を間違えたりしておき、再入力やタイピングなどの人件費や時間も1年を通せば大きな負担になります。スケジュール管理は個人のスケジュールの変更だったりがあるため、メネージャーや日頃のマネージメントに大きな負担がかかります。これはある程度はしょうがないですが、絶対にマネージメントの負担を減らす必要があります。これらは非常に大事な項目で、これらの問題意識が会社としてあるかないかで、その会社の成功のScaleとビジョンが明確にわかります。多くの店舗展開をしていくなら、これらは最初の段階である程度、煮詰めておく問題だと私は思います。なぜならスケージュールが大変という問題はビジネスを主体にして考えてみると、緊急性が低く、ビジネスの全体視点から考えた時は重要性が低い問題だからです。もちろん、マネージャーからしてみれば、人を探さねければということで、空いた人枠を埋めるために、電話をしまくらなければいけませんので、緊急性は増しますが、ビジネス自体からみれば、緊急も重要性も極めて低い問題です。問題はスケジュールがどうのこうのといわけでもなく、人がいないことではなく、これらを防ぐ、または2-3のバックアップシステムがないことが非常に問題なのです。
そして、システムを改善をしつつ、最強のシステムを構築して、実戦できるかできないかという事が会社として非常に重要な問題なのです。これらができてないという事は会社としての成功のScale規模が小さい、または確率してない可能性があります。

幸いにも、私には、日本と海外に飲食業界でのメンターがいます。アメリカとカナダで1代で200店舗までお店を出して大成功させたメンターや世界中を飛び回り、麺の世界事業の拡大を支えている方など、彼らの経験値は私なんかの比較にもならず、過去3年ほどはしっかりと学ぼうと一言一言をそばで聞き漏らさずにしていました。ここで、おもしろいことを発見したのです。それはカナダ人だろうが、日本人だろうが共通しているお話しをよく聞かされました。それはビジネスを飛行機のフライトに例えるというお話しで、非常に理にかなっています。 1店舗目をちゃんと成功させるということがまず、大事という方がよくいらっしゃいますが、それは自分の目的地(ビジョン)に到着するまでは必然であり、ビジネスをやるからには、どんな事があっても成功させるというのは、言うまでもありません。(結果はもちろん、わかりませんが)問題はその先がちゃんと事前に見えているかという事だと私は思います。

このビジネスを飛行機のフライトに例えるお話しの中で、一番大事な事はフライトの目的地を”明確化”するということです。つまり、どこに飛行機を着陸させるかを飛ぶ前の段階で明確にわかっているという事です。実際の飛行機では当たり前の事ですが、これがないと飛行機は燃料が切れて墜落します。目的地を定めるという事で、そこまで飛べる飛行機の選択、そして、目的地までの燃料の計算、目的地までの経路の設定など、非常に大事な事が定まってきます。これはビジネスでも一緒で、このフライトでいう目的地が、ビジネスでいう最終のビジョンになります。そしてこれがないと長い目で見た時に大きな成功は得られないと確信しています。

そして、1店舗1店舗の成功は会社の目標やビジョンを達成するための通過点であるべきです。経営者としては、最終的に達したいビジョンを持ち、どんな会社で使命があるのかを明確にして、それに伴ったシステム作りと人材を集められるスキルがある事が何よりも大事だと私は思います。

使命とビジョンを明確する事にやって大成功した学生3人組。2007年に学生だった彼らが創業してから約8年。今ではなんと30店もの店舗展開をしているSweetgreen。彼らは別に飲食業に携わっていたわけでも、ありませんし、莫大な資金もあったわけではありません。その成功の秘訣は一貫性とビジョンの明確化によるファンの獲得です。



よまぁ、話が少しずれてしまいましたが、ビジョンの明確化非常に大事です。


HR管理の話しに戻りますが、既存のほとんどのHR管理システムも非常に難しいものが多いです。しかし、HRほど簡単なシステム作りをしなければいけないものはないはずなのに。

そこで何が大事かという事、それはマネージメントからスタッフ一人一人に自分の管理をするツールを提供して、マネージメントはそのツールの使い方を徹底的にトレーニングし、管理するということです。つまりスタッフに自分で自分を管理をする権限と責任を与えて、マネージメントの負担を減らし、本来の作業に費やす時間からマネージメントに集中する事ができるのです。それでは、リスクをなくし、管理をすることができる方法、それはなんでしょう?

それはテクノロジーです。皆さんはWorkdayという会社をご存知ですか、日本では今年からサービスを始めたアメリカの会社です。










でも、スタッフにそこまでの権限を持たせたりするのは恐ろしいと思うかもしれません。しかし、これらは非常に大事なことです。これらのシステムを構築することで大きく変わる事。それはスタッフの自分のことは自分で責任を持ち、計画性を持つという、”意識改革”です。そしてこれが何よりも全体のマネージメントの質を底から押しあげて、マネージメントの質と効率を飛躍的にあげる材料になります。

私が働いているWhole foods Marketは非常に多くのシステムがあります。その一つとして、Workdayを導入しています。日々、彼らのシステムを学び、習得しようと励んでいるのですが、その効果は非常に素晴らしいものがあり、利用している私もその利便性に非常に満足しています。

会社ごとにログインを作られ、本人は会社のアカウントにログインすることになります。


ログイン後の画像。素晴らしい所は給料明細から、医療保険の変更や内容確認、その他の民間保険の加入内容やスケジュールの変更、そしてバケーションのリクエストなどもすべてここから行えるようになり、マネージメントチームはこれらの要望や変化を瞬時にレシーブすることができるのです。



では、どういったメリットがあるのかというと、それは管理、オペレーションがよりシンプルになるということです。この複雑なシステムを”シンプル化”するという事は、最近のテクノロージーでの大きな傾向ですが、このシンプル化ができるというのはクラウド専業だからという点も忘れてはいけません。情報をクラウドで共有し、活用する事により、効率化を図り、コーポレーション自体が本来集中しなければいけないマネジメントにより時間を与えられるという点が非常に大きな利点です。そして、もう一つはコストです。コストは従来のHRシステムよりも格段に下がります。そして、既存のHRシステムを購入したほとんどの場合、商品の価値はその支払った値段に見合った内容ではないのです。

これは音楽産業革命に例えられるとわかりやすと思います。これは今まで台頭していたCDやMDからアップル社が提供するItuneが市場を全く違う形にしてしまった現象に近いものがあります。クラウド上でやりとりができるようになり、情報の管理とコストが下がり、結果的に曲1曲をCDで買うよりも安く買えるようになったことに似ています。要は顧客のNeedsに最高の形で答えた形になります。HRソストも同じような道を辿りつつあり、よりコストを低く質が良いものが市場に出始めてきました。これは非常に飲食業にとっては朗報だと思います。

今週からカナダのバンクーバーで会社を設立する手続きを始め、1週間から10日で完了する予定です。またこれらのプロセスについてもいつかブログにしたいと思っています。ちなみにWorkdayは新規立ち上げの会社で将来の導入予定をしており、この他にもクラウド専業のオペレーションシステムも導入したいと思っていますので、これからどんどん面白くなりそうです。今、現在200名以下の会社にはWorkdayはソストの販売をしていないので、まずはそこまで成長しないとね。

今回、初めてお話ししますが、今現在、バンクーバーで健康を真面目にとらえて地産地消を軸にした上質のうどん屋の開業に向けて動いています。本当においしくて、安全なものを地元の力を借りて素晴らしい会社にしたいと思い、頑張っているところであります。




麺業界にいるとその可能性に心を踊らされますが、それと同時に非常に深刻な問題もいくつかある事に気付かされます。今回はこの過程で色々とあった食の問題についてお話しいたします。食問題というのは非常に興味が深く、そして色々な政治的要素が絡んできます。


うどんについての豆知識ですが、日本で1年間に消費される小麦の量は、約630万トン(2009年度)で、世界でも有数の小麦消費国です。そして、うどん粉には中力粉というものが使われています。この中力粉は薄力粉や強力粉とは違い、うどん専門に作られている小麦粉で、有名店のうどん屋さんから大衆うどんのチェーンまで、この中力粉がうどん製麺用に幅広く使われているのです。


ちなみにこの中力粉、うどん用だから、国産が主流と思いつつも、なんとほとんどが国産ではなくオーストラリア産なのです。オーストラリアのASW (小麦事情)という規格を通り、日本のうどん業界のために高品質な小麦を生成して、輸出しているのです。

ASWは単一銘柄ではなく、いくつかの銘柄がブレンドされ、これが日本向けの麺用小麦として出荷されています。主産地はオーストラリアの南西部で、最寄りの都市はパース(Perth)です。そして、このオーストラリア産の小麦(外麦)がなんと日本全体の中力粉の85%を占めています。そして15%が内麦(国産)になるのです。日本の伝統的な食べ物のうどんの材料がオーストラリアから来てるとは、世間一般に余り知られていないことだと思います。仕事上、業界内の色々なうどんやの粉を知ることもありますが、多くのうどん屋さんで、でこの外麦が圧倒的に多く使用されているのです。このオーストラリア産の外麦は非常に高品質でおいしいのですが、問題があります。


それがポストハーベストです。


皆様は、ポストハーベスト農薬という言葉を知っていますか?


ポストハーベスト農薬とは、収穫後の農作物に使用する殺菌剤、防かび剤等の事を言います。直訳すると、ポストとは「ハーベストは「収穫を意味します。


輸出用穀物は多くの場合に、オーストラリアやアメリカ、そしてカナダから日本に送られてきます。それを政府が一定の金額で買取り、これらの麦を製粉会社に購入させて、生成していくのです。そうです、政府がまとめて買い付けているので、一企業や製粉会社が適量を輸入元から好きなだけという方法はとられていないのです。

そして、このポストハーベストにより輸入穀物の農薬残留量はアメリカ南部ルート、オーストラリアルートのものが高くなる傾向があります。その理由は、これらの地域の小麦は熱帯地域を通過して輸送されて来るから事が主な原因になっております。船に積載されたドライコンテナの内部は、熱帯地域通過時には、日中は温度が50~60℃、湿度が90%以上になるというデータがあります。農産物の性質から見て、保存剤を使わない長距離輸送や長期間輸送は本質的に困難なのです。その輸送中にカビや虫が付かない様に殺虫剤やレルダン、マラソンやスミチオンなどの農薬が直接振りかけられていて、これがポストハーベスト農薬と言われているものです。ということは、年間約530万トン余りの外国産小麦にポストハーベスト農薬が使用されていることになります。



ちなみに農薬を散布している方は猛毒用のガスマスクをしています。

このポストハーベストの非常に良くない事は収穫した商品に直接農薬をかけるので、この農薬比率が通常の農家が使う農薬量の数十倍から百倍になり体内に吸収されると言われています。そして、その商品はそのまま加工されてしまうので、本当に危険なのです。

有機リン系(マラソン・スミチオンなど)の農薬は、農業・園芸用だけでなく害虫駆除にも広く使われます。

過去の調査データによれば、日本市場の小麦粉や小麦粉製品には残留農薬がかなりの頻度で検出されており、それもマラチオン(マラソン)、フェニトロチオン(スミチオン)といった有機リン系の殺虫剤に集中しています。

 有機リン系の殺虫剤には下記のような毒性があると指摘されています。

 1. 発がん性 

    体内にがん(悪性腫瘍)を発生させる恐れのある性質。

 2. 催奇性(さいきせい) 

    生物の発生段階において胎児に奇形を生じさせる性質。

 3. 変異原性(へんいげんせい)

    生物の遺伝情報(DNAあるいは染色体)に変化をひき起こす性質。

 4. 生殖毒性

    成人の生殖機能および受精能力や胎児などに悪影響を及ぼす性質。


人間の体内に入ると、めまい、頭痛、下痢、便秘、しびれ等慢性症状を起こし、変異原性(へんいげんせい)、催奇形性(さいきけいせい)が、広く認められます。なので、自分に影響するよりも次世代に多く影響する可能性が非常に高いのです。そして現在、日本に輸入されている小麦は全てに、ポストハーベスト農薬が散布されています。


ラーメンも同じです。国内産の小麦粉はコストが高い為にラーメンに使用されるほとんどの中華麺が外国産の小麦粉を使用しているのが現状で、農薬や殺虫剤が直接付いている一番粉を使用するケースがあります。一番粉は色が悪いため、かん水で色を黄色に着色してわかりにくくし、中華麺の加工用に大体回されます。

(一番粉は小麦の一番外側から作られる粉)


らーめんの麺もちゃんと調べてちゃんとしたものを見つける必要があります。


その次に危険なのは、学校給食用のパン用小麦粉、それについで、コンビニなどで売っているパン屋や加工品、それについで
の順で農薬が多く含まれています。


因みに、パン用で使われる小麦の日本国内ので自給率1なんと1%未満です。これらは主にアメリカ、そしてカナダから来ています。(だから、コンビニがこれらの農薬度が高い食品を供給するのを助長している形になっているのです)裏を返せば、パンに使われている小麦粉は、99%輸入小麦で、ポストハーベストが施されているいう事がいえます。


ここで大事な事。それは日本では収穫後の作物にポストハーベスト農薬を使用する事は禁止しているという事です。

その為、日本国内でとれた内麦15%に関してはこのポストハーベストの心配はほとんどないのです。今現在、私はこの日本の限られた高品質の内麦をバンクーバーに取り寄せられるように形で日本との業者と話し合いを進めています。私は経営者として、何をメッセージとしてお客さんに発信していくかは、非常に大事な問題で、ただ安くてうまければ良いという考えではなく、本当にお客様の事を考えて、できる事はしていかないといけないと思っております。そして何よりも大事な事は、自分の周りの大事な人、家族や友人、自分の将来の子供にも毎日、安全でないものは食べさせたいくないですから。将来、自分の子供ができても、ちゃんと何がどこでとれ、どのように流通してるかを理解して安全を確認して、どうどうとこれ食べい!と言いたいですからね。一番の所はそれだけです。食の安全というものは一人の力、または一企業の力だけでは変えていく事ができません。消費者、そして生産者がどのようなものを市場に求めていくかが非常に大きな鍵になります。だからこそ、まずは消費者一人一人が認識する事が私は何よりも大事だと思います。

 
 
 
 
 
 
さてさて、2週間ほど前から日本にいます。バタバタしてましたが、相棒もカナダに昨日戻り、色々とテーブルを片付けたり、自分の荷物を片付ける時間ができました。わたしの相棒を温かく受け入れてくれた家族に感謝ですな!

過去3年間ぐらいを振り返ってみると、人生が変わる大事な選択肢をいくつか決断し、実行しましたが、その度に決断前に日本に数日帰ってきたり、どこか違う場所に旅行したりしていいることに気づきます。自分と向き合う時間、これを自然と求めてるのかもしれません。自分の使命を成し遂げるために、カナダに移住しようと決めた際、永住権をとろうと決心した際、敷かれた道を行くのではなく、夢に向かって120%でいくと決めた際、全て自分と向き合う時間があったからこその、決断だった気がします。



大学卒業後はシアトルで大手のデザイナー家具屋でOffice Managerをしてました。そこで今までには働いたことがない美術系のデザイナーのアメリカ人二十数名と働くことになり、ビジネスサイドとの考え方の違いや、現場でたくさんの事を学ばさせていただきました。ありがとう、みんな!

また、私はアメリカに住んでいた時に非常に貴重な体験をたくさんの方からいただきました。中でも、教育機関を通しての人々の出会いは非常に大きな影響があり、今まで日本ではあまり変わることのなかった自分の価値観、考え方が大きく進化して、自分の視点が非常に広域を見渡せるようになりました。要はアメリカの学生時代に出会った人々のおかげで、物事を少し大きく考えられるようになり、本質とは何かを言う問いをいつも行うようになったというわけです。あまりにも色々な事を経験させていただいて、ここでは全ては語れませんが、アメリカのコミュニティーに入っていくことにより非常に多くの事を学びました。

多国間の人々と働いたり、勉強したりすることによって、今までは理解していなかった深い部分で相手を理解する事ができました。これは相手も一緒です。中華系インドネシアの生徒さんが日本人は大嫌いだと言ってきたことがあります。それは日本人が海外で昔、ひどいことをたくさんしてきたからだという理由でした。しかし、実際に一緒に働いあり、勉強したり、共に時間を過ごしてみると、その彼の気持ちが少しずつ変わっていったのです。そして、当初の日本人が大嫌いという気持ちから日本に行ってみたいという気持ちに変わっていったのです。私はこれをいくつか体験した時に思いました。世界平和はこうやって作るのかもしれない。

そして、これらの他国での経験はその人にとって非常にプラスになるということに気づき、自国、または滞在国での大きなプラスになる可能性があると私は思ったのです、その為、他国での経験を世界中の人々にしてもらうことにより、世界中で理解し合ってる人が増え、争いが減り、もっと平和になるのでは!?と思い始めたのです。そこで、私は世界中の人がどこでも行けて、世界中のどこの大学、または教育機関でも学べることができるシステムを作ろう!と思い、アメリカで起業しよう!と決めました。

しかし、決めたはいいものの、その際に一つの難問が立ちはだかりました。それは7年間住んでいてあまり真剣に考えてこなったアメリカで滞在するためのビザです。(永住権の抽選は毎年やっていましたが)アメリカは移民の国にして歌われていましたが、それは9.11が起こるまで。その後は急速に移民、または就労ビザの条件の改定をして、他国から人を入れない政策に変わっていきました。その為、今ではアメリカの移民は世界の中でも、トップスリーに入るくらい非常に難しくなっています。そんな中、私は学生を終えて、就労ビザも満期を迎える時期だったので、非常に困りました。要はアメリカにいられなくなってしまう、そして起業チームはアメリカのシアトルにいたので、日本とアメリカで作業をするということはどうしても避けなくてはと思ったのです。


悩んだ挙句、当時付き合っていた台湾人の彼女に紹介してもらった方のことを思い出しました。そのご紹介していただいた彼(50代後半)は当時、比較的に移民がしやすかったカナダへ移民して、そこから生計を立てて、アメリカに移住する機会を伺っていたと。実際に彼はカナダからアメリカに移住して、今ではエネルギー関係の政府機関で働いていました。そして、私は単純ながらもあまり乗り気ではなかったのですが、カナダの選択肢もありなのでは?と思うようになりました。しかし、地理的に全くカナダの事がわからなかったわたくし、まずは地図を開いてどのような地形になっているかを把握することから始めたのです。そうです、まるで所さんのダーツの旅状態でした。




そして単純にもシアトルに一番近いカナダの街はどこだ!と探し始めたのです。そこで見つけたのがカナダのバンクーバーでした。シアトルからカナダの国境までは、早くて高速で1時間半、そしてそこから一時間ほどでバンクーバーでした。これなら仕事しながら週末にはシアトルに行けると思い、まずはカナダのバンクーバーでやっていこうと!!何も知らないまま、ただ単に勝手に決めたのでした。

そして自分の車でアメリカからカナダに引っ越ししようと決めたのでした。

アメリカストーリー越境編 終 カナダ編に続く。





本日はなぜ私が数年かけて海外でカフェ事業をしようとしているのか、そしてなぜコーヒーなのかをお話ししたいと思います。まずはカフェの話しに入る前に皆さん、社会起業家という言葉はご存知でしょうか?

Wikiによると、社会起業家は社会の課題を、事業により解決する人のことを言う。社会問題を認識し、社会変革を起こすために、ベンチャー 企業を創造、組織化、経営するために、起業という手法を用いる。

ビジネスの起業家 は、典型的には儲けと自分にどの程度報酬があったかで、その実績を計るのに対し、社会起業家は、社会にどれだけの強い効果を与えたかを成功したかどうかの尺度にしている。NPO や市民グループを通して働きかけを行うことが多いが、この分野で働く人は、企業 や政府 のセクター で働く人が多い。

私はこの社会起業家の役割が大きくこれから変わってくると思います。これにはインターネットの発達が大きく関わってきます。インターネットがある意味、中毒的に発達した今、人々の情報力いうのは非常に素早く多いものになっています。これらの多くの情報が人の頭に蓄積され続けることによって、人の考えに変化が起こります。それは価値観の破壊とその新たな構成です。そして偏った情報源による絞りこみが起こります。これはどういうことかというと、こういうことです。あまりにもたくさんの情報が毎日飛び交っているので、その情報を処理しようとする人々の行動も変わります。どのように人々がこの膨大な情報を処理するのに対応するかというと、人々は情報をスキミングし始めます。スキミングとは日本では悪い言葉として利用されている場合が多いですが、アメリカでは、要点だけをすくい取る(skim)ように読む読み方のことをいいます。アメリカの大学などでは莫大な量の資料を読まなくてはいけないので、このスキミングという作業を早い段階で教わり、そして学生の頃によく実践していたのを覚えています。要はさっと目を通して、興味がないもの、または重要性、話題性が低いものは読まないようにするというテクニックです。そのため、人々は膨大な情報の中でも、少しでも最先端のもの、またはユニークなものを選択し始めます。要は今までの価値観だけでは物足りなくなってしまうという状態です。

そして、これらは早いスピードで変わりつつあります。飲食業でいうならば、レストランなどの情報がネット状に細く情報化され、そしてこれらが”評価”として数字化され、人々がこれらの媒体を使うことが当たり前になった今、お店の商品が美味しいというのは当たり前で、商品力だけで長い間勝ち抜くことは非常に困難になってきました。それはなぜかというと”おいしい”という題材が情報のスキミングの作業で重要視されにくくなってきているからです。

そのため、味以外の付加価値を付け加えることが非常に大事な時代になってきています。商品力とサービスを常に120%にし続けるという事はもちろんのことですが、それ以外に私はさらに重要な事が2点あると思います。本日は1点目をお話しして次回の日記で二点目をお話ししたいと思っています。



まず1点目、それはお店が超地元密着生活型であること。これが実際にどういうことかというと、来店されるお客さんのほとんどが数100メートルから数キロ圏内に住んでいるロイヤルカスタマーであり、そのお店に誇りを持ってもらい、週に4-5回来店していただくビジネスモデルを築くことです。一見、一般の飲食業が目指すモデルに似ていて、普通に聞こえますが、これを海外でしようと思うと相当難しいのです。それは北米に関して言えば単一民族の日本とは違い、地域によって様々な人種の方がいるからです。そのため、一定の特定された食事(和食だけ)を提供しても、食事の品質は問わず、人種が違えば興味を持っていただけない可能性が多くあります。例えば、らーめんを売りにしたお店をこれらが受け入れられにくい地域で出しても、この超密着型にはなりにくいでしょう。これが在来のビジネスモデルのように商品を求めて来店されるお店であればいいのですが、これでは、結局お客さんが週に1回来るだけのお店になってしまい、週に4-5回来店していただく、超地元密着生活型のモデルは確立できません。そして今の段階では、アメリカのどこに展開しても、数カ月以内にラーメンなら日系の他のライバルの参入があり、価格競争に陥り、従来のコンセプトを発揮しにくくなります。

でも、そもそもお店に週4-5回もお客様が来店してくれるお店などあるのでしょうか?一般的にはないでしょう。どんな強いコンセプトのお店を出しても、4-5回来店するお客様は1-2%も満たないはずです。では、どうすればいいのでしょう?

ここで、重要視するのが文化の違いを理解する事です。私がアメリカでオフィスで働いていた時、大学で働いていた時、思ったことがありました。それはほとんどの人がコーヒーを1日2-3回買いに行くのです。仕事をしていても、まずはコーヒー、そして昼休みにはまたコーヒー。人々の中に深く寝ずいているもの、それが北米のコーヒー文化なのです。そして、その中心になるのがカフェなのです。レストランには週に1-2回行くだけもですが、コーヒーを買いには週に5-6回なのです。だからこそ、カフェ事業に参入することが大事なのです。和食はおいしいですし、健康でもあります。しかし、それを実感、または体感するまでは何回も来ていただかないと意味がありません。カフェ事業という媒体を利用して、和食だけでないですが、和食の本来のおいしさや良さを伝えたい、そんな想いもあります。

また、カフェは店舗でのお客様のコミュニケーションをとるにも最適ですし、コミュニティーのイベント開催など、近所でのコミュニティーを形成していくにあたり、最適なのです。ではなぜ、コーヒーなのかというお話しをします。

それは北米の文化の中でも、コーヒーがクラフト精神&匠精神が豊富で、お客様でも従業員でも商品を通して、食育に興味を持ってもらえる可能性が高いからです。そして私は何よりも地産地消のコンセプトが非常に大事だと思っています。その土地のものを食べる、これが本来の人間の基本であり、その土地に生まれた食材はその地域に合わせて栄養度も味も、独特なものになっているのです。そして、これらの地産地消の考え方や、日本の職人精神並みの心意気を北米で広域で観れる西洋文化は基本的には、ビール、ワイン、そしてコーヒーだけです。実際にこれらの多くはアメリカ全土、そしてカナダで全土でたくさんの地産のものがあります。そして多くの人々がこれらを堪能しているわけです。コーヒーは文化なのです。アメリカ、カナダではコーヒーの楽しみ方も日本での楽しみ方とはまた違います。それは日本でいう日本酒や焼酎に似ていると思います。その土地のもの、または銘柄や酒蔵の伝統方法に基づく製法など、日本ではたくさんの人達が文化としてこれらを作り続けてきました。このように文化として市場が成長していくと人々は生産者も含めた商品の総合的な価値にこだわっていきます。それは沖縄でおいしい泡盛が作られていたり、新潟で多くの酒蔵があることを私たちが知っているように、アメリカ、カナダではコーヒー、ワイン、そして地ビールがこれにあたります。そしてサードウェーブの流れもあり、今この生産者を含めたビジネスモデルが注目を浴びているのです。

そしてもう一つ大事な点は、その組織力です。アメリカのスペシャリティーコーヒー協会は非常に多くのイベントから、リソースの提供、そして焙煎やバリスタのトレーニング(有料)、バリスタチャンピオン大会、厳選されたコーヒーの議定書の確立など、非常に様々な分野で細分化されており、業界全体を押し上げる大きな力になっています。その規模、スピードがこれからのカフェ事業を大きく変えていくと私は思っています。

日本のカフェ(喫茶店を含み)ではコーヒー豆を厳選して自分たちで焙煎するという方法はあまり行われていません。日本のカフェ、またはコーヒー事業は急速に成長中ですが、まだ成長段階であり、カフェのお客様とお店の関係の充実がメイン舞台になっています。だから、カフェと聞いて生産者を思い浮かべる人達は少ないと思います。しかし、逆にアメリカとカナダでは数百、数千ものカフェが焙煎機を持ち、これらが普通になっているのです。これは全く日本のお酒市場と同じで、焙煎機があることにより、自分たちが何をしているのか自分たちが何をコーヒー豆の生産者としようとしているかのアイデンティティの創作につながり、それが成功できるかできないかを大きく分けることになるのです。




そして個々のコーヒーが共同で直接コーヒー農家と一緒にコーヒー豆の品質向上などの動きが活発になっています。このような活動をしているカフェが北米にはそこらじゅうにあるのです。動画は大きさが合わないので、動画内のトピックをクリックしてYoutubeページで閲覧してください。



アメリカとカナダでは本当に多くのカフェが焙煎機を持っています。そしてカフェとして力強いメッセージを持てないカフェは焙煎機を持っているカフェにどんどん淘汰されていくと思っています。バンクーバーはそこまで大きな都市ではありませんが、近郊だけでも17のコーヒー焙煎を行っているカフェ、そして焙煎業があります。そしてこれらの動きは徐々に拡大しているのです。そしてバンクーバー市内で、カフェ事業で成功しているトップ10のカフェに共通していること、それはコーヒーに対してのメッセージがお客様に明確であること、そして焙煎機があることです。

北米では飲食業の多くのお店がチェーン化しています。スタバやPFチェーンなど様々なチェーンが台頭してきた過去10年ほどは、人々も各企業が提供する空間、そしてConsistency(味の一貫性とサービス)を楽しんできましたが、今、北米では人々の価値観が少しずつですが、さらに良質なもの、そしてより多くの人が意味があるものを好む傾向になってきております。日本でも最近ブルーボトルで話題のサードウェーブコーヒーもその典型的な例です。このサードウェーブはアメリカのサンフランシスコとポートランドから始まり、その流れの一つが日本に流れ着いたいう訳です。サードウェーブについてはこちら を参考にしてください。しかし、簡単にいうと、最良質なものをお客様に提供して、産地や生産者との架け橋になることです。その際に、お客様や生産者とのコミュニケーションがカフェという形態だとクラスやイベントなども行えるのです。



そしたら、レストラン以上の商品を提供できるカフェを作ったら、どうなるでしょ?場所により、カフェの良さを失わずに地域によりラーメンにスペシャルなカフェ、居酒屋メニューがあるカフェ、そしてうどんや寿司などがそれぞれにあるカフェをメニューを改良して取り入れて、お客様に提供して、お店の店舗の作りも地域により異なり、地域の人々と一緒に歩んでいく。私はこの超地元密着型のスタイルのお店をチェーン化できると思っています。しかし、それ以上にまずはコーヒーが最高においしいカフェでなくては話しにならないのです。ここが非常に大事なポイントです。大事なことはコーヒーとカフェとしてお客様に見てもらえること。それが何よりも大事です。レストラン商品を前面に出してしまうと、結局、お客様に与える印象は週1-2日のレストラン店に成ってしまいます。そうするとカフェではなくなってしまいます。そうなるとカフェである意味はありません。この場合、お客の層を週一回来ていただける方に絞って、麺専門店を作った方がビジネス的にも正解です。しかし、それでは結局、模倣で終わってしまい、逆に大きなリスクになると私は思っています。これはピータードラッカーのマネージメント方法やゴールドラット博士の著書を読むとよくわかることです。ビジネスマンは最小のリスクで利益を最大にすることが目的だと思います。起業家はリスクととることによりリスクを下げ、そして新しい時代と形態を築いていくものだと私は思っています。たくさんのビジネスマンはいますが、起業家は本当に少ないのです。

だからこそ、素晴らしい起業家になるためには、生き方が私は大事だと思います。そのために、海外にいる私はよく地域を観察して北米でコーヒーを学びマスターして、他の武器と共に、健康を謳い、ビジネスとして最適の形を構築して、北米の人たちと素晴らしい商品を作る。この過程が私が最適で誰にも真似ができない成功の糧だと思います。そして、これらができるかできないかで人間の力量が試されるともわかっております。

て、今さらかよ!って思われるかもしれませんが、特に変わったこともなく、年越し蕎麦を食べながらゆっくり過ごしまた。

今月はシアトルから移り住んだ目的の一つであったカナダの永住権を取得してから4ヶ月!そして今までの思いを形にしようと色々と思っているのですが、やはり人間焦ってはいけないと気づかされる毎日です。大器晩成!この言葉がよくしみる今日この頃です。焦るな、焦るな、おれ。

しかし!ただ単に毎日を普通に過ごすのが苦手な私くし。何かこう普通の生活をしていると大事な時間を失っているような気がするのです。だからこそ、できることはなんでもするようにしています。

そして、この葛藤が報われることを家のベッドで寝る前に思っておる限りでございます。まぁ、悩みすぎてもしょうがないときは家の近くのCraft Market というクラフトビールが飲めるところに行くようにしています。



ビールの種類が100種類以上、毎回全て制覇してやろうと思うのですが、いつも同じものを頼んでしまう私くし。いつか必ずタンクごと飲んでやる!と思いながら、歩いて家に帰るのでした。


しかし~!遂に究極のカフェ作りに向けて動き出しました。色々とカフェ作りに動きながら、今はオシャレなBAR+ラーメン屋で働いてもいて、ラーメンも学んでいます。3月の日本帰国時にもラーメン学校に行く予定です。職場にわざわざアメリカのシアトルやロスからも友人が食べに来てくれて嬉しい限りです。




ともかく、ゴールができたら、とことん努力して追うべきです。全く何もしらないことを始めるにしても、自分で勉強して、投資して、学べる場所で仕事を選び働きさえすれば、1-2年もしてみれば、立派になれます。知識がつくと考えることが楽しくなります。成長することが楽しくなるのです。
そうなるためには、私の場合、働くだけではいけないと思います。自分の私生活も踏まえ、計画して自分をどこまでのレベルに持っていくかを計画することが大事だと思います。例えば、一年間になりたい自分を設定して、そのためには何を学ばなければいけないかを実際に紙に書き出して、それに必要な投資や仕事先を絞っていくいけるような表を作成してみるとよくわかりやすいです。

私の場合、うどんもラーメンも寿司も、コーヒーもバンクーバーに来る3年前までは全く本格的に習ったことなどありませんでした。でも、いくつかある私のゴールの中でこれらの全てのことが必要とわかりさえすれば、後はゴールを設定して、時間とやる気でどんどん上を目指して、これらのゴールをこなしていくことが大事なんだと私は思います。

今の現状に不安や文句を心に抱いてしまう時にあなたにできることは卑屈になるのではなく、今いる環境でドンドンチャレンジしてみたり、自分がしたいことを見つけ出すことです。そして、必要であれば今いる環境から抜け出して、新しい環境、おっして世界でドンドン挑戦するべきです。例えば、1年ワーホリでカナダに来ている人が適当に働くのではなく、勉強も仕事も思いっきりやることです。人間の時間とはある程度平等に用意されています。しかし、どのように使うかは本人の意思次第。同じ一年でも意思目的がはっきりしている人としていない人では、全く違った内容になるでしょう。

そう、ここで大事なことは意思とゴールの設定であり、どのように時間を過ごすかではないのです。目的がなければ何をしても同じ結果になってしまったり、いつもの生活を繰り返して何年もそのままで過ごすことになります。これらの生活スタイルが決して悪いとはいいませんが、不満を心のどこかに持ってる方が多いのもまた事です。

これらの憂鬱な気持ちは環境に感じるのではなく、あなた自身が一歩を踏めない自分に対しての滞りが問題なのです。だからこそ、恋でフラれるフラれない事が重要ではなく、伝えることが大事なのと一緒で、人生の生き方やキャリアもうまくいくか、いかないかが重要なのではなく、まずは挑戦してみることが大切なんです。

そして!3年越しのアメリカでのIT事業も少しずつ動き出していきます。パートナー達もよく3年も頑張ってくれてます。これもちかじか、Cyber agent Ventureさんとの対談もあるので、楽しみにしています。

コーヒーが奥深くてたまらない!
ちなみにコーヒー日記はこちらをご覧ください。