今日は小春日和で笛吹日和でした。笛子と洞簫のレッスンへ行って参りました。
まずは「採茶捕蝶」を笛子と洞簫で吹いて先生に聴いていただき、その後新しい曲をいただきました。
嬉しいことに、憧れの古曲「陽關三疊」ではありませんか。(別名「陽関曲」「陽関」とも。)これを洞簫・音作5でゆっくり吹きます。有名な琴の曲ですが、洞簫の奥深い音色にもよく合います。
「陽関三疊」はお別れの時に歌われ奏された曲らしいです。歌詞は王維の七言絶句「送元ニ使安西」です。唐代に琴の曲にアレンジされ、梨園で広く歌われたといいます。でもその曲は宋代に失われたとか。かの蘇軾も原曲を見てコメントを残しています。もっとも現存の楽譜で最も古いのは1491年に編纂された『浙音釋字琴譜』で、唐代にアレンジされ蘇軾も見た原曲とは異なります。それでも古いですけれどね。
「陽関三疊」の洞簫の独奏をYouTubeの動画で探しました。こちらをどうぞ。