2020年1月に初めて書いたこの記事

その後 2023年2月に加筆再掲

ところが... それからもずっと

アクセスが多く ありがとうございます

またもや、加筆を入れて再々掲します



本来こんな風に何度も再掲し直すのは

本意ではないのですが...🙇






大好きでしょっちゅう通っていた

処が どんどん消えていきます



▼そのひとつが、
宮城県蔵王町の ラフォーレ蔵王

全国各地にラフォーレ 在りますね

2017年 9月 休業

不忘の湯 源泉かけ流し
 (HPより拝借画像)
当時〜スマホを持って入った事が無い...
夏は窓をすべて開け放して風が通る心地よさ


内湯も広々強力換気扇で
常にカラっとしていて
脱衣室もサラサラ気持ちいい

最初は、耐震工事の為と言っていて
それが一向に再開に至らず...
今はホテルに向かう町道も
封鎖されてます...

いつ行っても閑散としてて
ゆったり浸かれたという事は
時間の問題だったのかも知れないけど、
大好きでした


▼白石市 小原温泉に在る
旅館 かつらや

突然の廃業 (お知らせもなく貼紙)
多額の借入金返済に困っての事

2017年 10月
こちらは旧館の露天風呂
新館7階展望風呂も気持ちいい空間でした
2016年8月に宿泊し、お部屋は広くて快適
オットマン付きのくつろげるソファ
ご飯がめっちゃ最高に美味しかった


▼山形蔵王温泉
フォーレスト蔵王


ここもお気に入りだったホテル

2019年 5月に 営業停止


▼福島市 高湯温泉に在る
旅館 高原荘

こちらも 何度も行ってた温泉宿

小さな温泉旅館で
お湯の新鮮さと 300円という料金
こじんまりとしたその造り、
あったかみが好きでした

お湯は、隣の吾妻屋さんの源泉
から引いている言っていました


高湯温泉で 唯一の 昼食も
食べられる食堂が在りました

2019年 9月に営業停止


以上4軒は、残念で心残りの宿です



▼小国町 泡の湯温泉 三好荘
2019.12月いっぱいで廃業されました



▼飯豊町 広河原温泉 間欠泉 湯の華
突然の館主の逝去(2019.5月)に
より、休業を余儀なくされた
という事も驚きでした...



▼青根温泉、とだ家名号館...
青根温泉は彼処なりの事情
...多額の借金があったと訊きました


▼最上町赤倉温泉の阿部旅館
経営権譲渡が上手くいかず
そのまんま放置されています


残念だけど仕方ない



多くの名旅館 ホテル 湯宿が、
生き残る為に『○○○温泉物語』
や他の巨大資本で、稼働率の高い
宿に変わってもいきます


そんななか、嬉しいニュースが...


猪苗代町 沼尻高原ロッジ

こちらは、じつは ずっと前から
行ってみたいなーと想っていた宿

それが、2016年から(3年前) 
営業を止めていて...

それは 致し方ない理由
 (オーナー登山家の田部井淳子さん逝去) 
納得し残念に想っていたのでした


沼尻温泉に行った時、もちろん
スキー場とこちらのロッジ前迄、
確かめる為に観てきました

その時 もうすぐ再開を待っている
とは知らずに...

ちょっと何だかやっぱり荒れてる
なぁ そんな風に感じたのでした



2010年版、 2005年版


こちらだけでなく、いろんな温泉
ガイド本にも 載っていました


この沼尻ロッジが、昨年(2019年)11月
に 再オープンしたというニュース
を聞いた時は本当に嬉しかった


さあ、じゃあ行ってみようかなぁ
どんなかな~と調べたら

...途端に 冷めてしまいました
驚いたのが その料金

あぁ ...経営は あそこですか...

名前は 以前のままでは在るけれど...

もう もはやそれは
山登りやスキー場のロッジでは無く

今 はやりというか
棲み分け というか

高級志向の宿になっちゃった様です


今は、昔の湯治宿、保養施設でも
かなりの数で やたらめったら
 特別感味わう為の宿に変わって
いっています

そういう嗜好の客が多いのは
否めませんが、何も 値段を
2倍3倍以上にして、
妙な高級感・セレブ感...

逆に高額だからこそ = 良いもの
なのだという思い込み
錯覚に似た感覚

そんな風に感じてしまう宿の1つ
に 此処もなってしまった様です

#『鄙びた宿』が好き...
とか言いながら、“特別室”や
一番いい部屋を希望する とか、
そういうひとも、わたしには
かなり疑問ですが

以前からの常連客さんは 
どんな風に受け止めて
いらっしゃるのでしょう

多くの外国からのお客さんや
セレブ志向の方々が
いらっしゃいます

われわれ小市民には
...なんだかなぁな 宿の方が、
好まれるのでしょう

ちなみに 子どもはダメだそうです

日帰り入浴はやってるみたい
なのが救いですが...


だいたい 高級志向に変わった処は
以前は日帰り立ち寄りを普通に
別け隔てなく受け入れていて、
様々な客層にも 応じていたのが
急に日帰りは受け付けなくなって
しまっている処が多いのです

それが高級旅館なのだ、という姿勢

一見客もNGなのでしょう きっと

たしかにそういう棲み分けが
必要なのかも知れませんが...

なんだか 勘違いしてる様に
想うのは わたしだけでしょうか
寂しいですね


でも、たしかにあの沼尻の源泉
(沼尻元湯)を放っておくのは
... じつに もったいない


日帰りで行ってみたい
沼尻ロッジニヤリ
 

その後 コロナ禍...
蔓防宣言解除後 行ってみました

行きたいと想っていても、
本当に ある日突然消えてしまう
宿があまりにも多いのですよね...


▼ 鳴子温泉「農民の家
2018.2月 閉館


▼ 鎌先温泉「木村屋旅館
2020.2月 廃業


農民の家なんかは、
源泉がいくつも在り、新しく
直したばかりでした...

(2022年現在、再開に向けて
動き出しているとの情報アリ)





【 追 記 】
以下の施設も営業停止 (含休業)
ほかにも沢山ありますが、
近場の行ったことある宿など記載
とくに、川渡温泉 玉造荘は 
年に2回は 宿泊していた宿でした😭


▼ 蔵王四季亭 (遠刈田温泉七日原) 
休業中 (2020〜)


こはくの湯宿 中鉢 (川渡温泉)
休業中 (2021〜)


▼ 旅館 紅せん (東鳴子温泉)
2021.2月 閉館


▼ ばんじ家 (秋保温泉)
2021.3月 閉館


▼ のんびり舘 
(福島市高湯温泉・郡山市
・猪苗代町沼尻)
新菊島温泉(鏡石町) 〃 グループ
2021.5月 閉館


▼ 茂庭荘 (仙台市)
2022.3月 休館


板垣旅館 (川渡温泉)
2021年 冬 休業


▼ 玉造荘 (川渡温泉)
2022.12月 閉館😭


▼ 一乃湯 (川崎町 笹谷)
2023.1月 閉館


はちのへ温泉 (八戸市)
2022.5月 閉館


嶽温泉 山のホテル(弘前市)
2023.1月 破産申請


▼ 松川温泉 松楓荘 (八幡平市)
2023.11月 破産申請


あとで 後悔しない様に
気になった宿には 宿泊
お湯を堪能したいですね