昨日は
萬狂言の「披の会」に行ってきました。
披(ひら)キとは、重要な演目を初めて演じる事だそうで(お披露とかお披露目の「披」ですものね)、
得てして、そうそう頻繁には見られない演目になります。
そんな演目が3つもあるのだから、さあ大変。
『翁』の三番叟(野村眞之介さん)、千歳(奥川恒成さん)、お囃子方の頭取(鼓・大倉伶士郎さん)
『那須与一語』(石井康太さん)
『釣狐』白蔵主・狐(野村拳之介さん)
披きでした。
『釣狐』の猟師も野村万之丞さんは初役(初めてやる役)だったそうです。
竜がいました。辰年だから?
(狂言の)素人弟子として、終演後の懇親会にも参加させていただきました。
眞之介さん、お疲れさまでした。
晴れ晴れしい。
この年齢になって、やっと『三番叟』を寝ずに見られたワタクシ。
『三番叟』有難味をひしひしと感じました。
石井さん、お疲れさまでした。
石井さんは昨年の狂言の発表会の相手を務めてくれた方。
『魚説法』をいっしょにやった石井さんに
「披き」と言うと、(アジの)『開き』みたいで
心の中で笑っていたワタクシ。
「狐」やったら、そりゃあ、へとへとになりますよね。
拳之介さん、お疲れさまでした。
画像が荒いのは、スマホで撮ったものをめちゃめちゃトリミングしたから。
年の初めの1月らしい、神々しい舞台でした。
そろそろ昨年の狂言の発表会の写真もアップしないといけないなあ。