やっぱり好きだった姫の学校…卒業式と女子校の6年間 | きいろいパンダ

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ARASHIANでなにふぁむのワーキングママ・Professorが中高一貫校に通う娘や日々のことなどをつづっています。

先日、姫の高校で卒業式がありました

中学の卒業式はコロナの影響で保護者は参列なしだったし



高校の入学式は「来なくていい」というし…



そんなわけで、6年前の入学式以来の式典…


文化祭の発表や、進路説明会などで来たことがある講堂だけど、キリスト教系の学校なので、壇上には十字架が掲げられ、お花が飾られているのは6年ぶり2回目

式典は礼拝なので、拍手はしない、写真や動画撮影はしないという注意があり、厳かな雰囲気の中、卒業生が入場

校歌は女性だけの歌声だし、曲調自体が讃美歌のような雰囲気で、2階から聖歌隊も歌ってくれるものだから、美しい歌声に包まれる感じ

讃美歌を歌い、聖書を読み、祈祷があり…

祝辞では、同窓会の方が…おばあさまもお母さまも、ご本人も、お嬢さまも卒業生とのことで、大正生まれのおばあさまの時は違うかもしれないけれど、お母さま、ご本人、お嬢さまの卒業式には同じコサージュが贈られたとのこと。そしてそれは姫たちの胸にも…なんか素敵なエピソードでうっとり

送辞も愛が溢れてると感じられ、そして答辞がまた素晴らしく、保護者席では何人もがハンカチを取り出していました

卒業生が退場…私は後ろの方に座っていたので、出口が近かったので、講堂の外に出た元気な声が遠くから聞こえてきました

当たり前のことだけど、きちんとするときはきちんも、そうでない時は元気いっぱい…この学校のそんな雰囲気が好きでした


式典の後、子どもたちは教室でもろもろ…
保護者は別途、謝恩会会場へ移動…

人見知りを発動しがちな私ですが、姫の部活仲間のお母様に声を掛けていただいて、長い待ち時間はお茶タイム



ママ友というのがいない私だけど、娘たちを通して、いろんなお話をさせていただけたのはありがたい

謝恩会は保護者は1名限定だったけど、それでも卒業生200名に保護者200名、そして先生方は学年団だけでなくすべて、職員や購買、食堂の方など100名近くをご招待していて…こんな大きなパーティー、みたことないという規模

…それなのに、総料理長が途中でお料理の説明に来てくれたところ、あっという間に「シン」として、静かすぎて話しにくい、ご歓談しながらでいいですよと言われるほど…あぁ、このメリハリ、好き






保護者は保護者テーブルで、クラス別の出席番号順の座席指定の着席だったから、また人見知りを発動するかと思っていたけど、両側が姫から話を聞いていた友だちだった上、同じテーブルのお母様たちもみなさんお話が上手で、楽しく過ごすことができました

お料理をいただいた後、聖歌隊やハンドベルなど、やはりキリスト教系の学校らしい出し物があり、姫はあまり縁がなかったけど、選曲がとてもよく、みんなが手拍子しながら歌ったり、フリを踊っていたり、そして美しい歌声や音色にまたしてもウルッとしました

校長先生のお話が長くなくて(!)、みんなが笑ってしまうようなところがありつつ、やっぱり愛が感じられるところもあったし…

よい卒業式、謝恩会でした

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま

女の子だけの6年間…

中高生という多感な時期に、女の子だけだからこそ、結果的にジェンダーフリー…ジェンダーによる役割分担をすることのない世界

容姿は気にはなるけど、一般的なモテ系も非モテ系も、ルッキズムとは別の、みんなそれぞれ居場所がある感じ

:「そういやイジメってなかったな」

そりゃモメることはあるにはあったけど、女だけだって、イジメなんて皆無な世界…

中学入ってすぐは揉め事の延長で芽が出そうなこともあったみたいだけど、先生たちの絶対許さないという姿勢と、大勢の周りの子たちが「は?くだらな」と相手にしない感じ….そのうち子どもたちがみんなそういうスタンスで、いつの間にか皆無な世界に

姫はサボりん坊だったから、勉強は奮わなかったけど、勉強至上ではない価値観の中、自分の得意なことを活かせる場所をみつけられたし、

カリキュラムに従って勉強を進め、素晴らしい結果に繋げている仲間たちに囲まれ、いい方向に引っ張られたおかげで、納得いく結果につなげることができたし、

ここに来たから会えた友だち…

:「別のところに行ったら、また別の友だちができたんだろうけど。『ブラッシュアップライフ』みたいにもう一度、中学入試をすることになっても、ここに来て、友だちになりたい。」

最高でした