スンが出演してた演劇「ヨド」。
先月と今月の2回観に行ってきたから、それについて自分用に記録を少し。
これまであまり生のお芝居を観るという機会を持つことがなかった私。
スンもミナリもジェジもミュージカルをやっていたけれど、当時の私はファンになりたてだったし、ミュージカルに出るメンバーにピンと来なくて。特に興味がなかった。
だんだんとマルチな?才能を開花させるメンバーは、今ではドラマや映画やバラエティや・・と、色々出てるけど。素の彼らの感情の豊かさやライブでの表現力を目の当たりにするにつれて、バンド以外の活動も目にしたいと思うように。。
だからと言って、全ての出演作を目にできてるわけじゃなく。DVDで観れると思うとつい後回しにしてしまう私だけど(DVDがたまっていく~ 笑)
でも、DVDはいつでも観れるけど(←早く時間を作りなさい 笑)、舞台モノはその時だけ。
ホンギの그날들に感動した私は、ぜひスンの演技も観たくて。スケジュールの隙を見て渡韓。特に1回目の先月は無理くりでなかなかの弾丸(笑)
やっぱり生でその才能や芸術を体感できるというのはいいね。それが私は好きで、だから今の私は限られた時間の中で他よりもこういった機会を選ぶんだろうな。
ここにはあまり記さないけど、FT以外の色々なことにも触れたくて。でも今年はなかなか日が合わなかったり、手にできなかったり。。
今FTを最優先してるから余計だな。
でもあれこれ目論みたいところ。
というわけで「ヨド」のこと。
行ったのは1月20日と2月25日の2回。最初の頃と最終日に観てきたよ。
韓電アートセンター。地下鉄3号線良才駅から少し歩いたところにあるホール。
3号線はよく使う私には、とても行きやすい駅・場所でもあって便利だった。
イ・ソン役のスン。
「6時の最後の公演終了後
俳優、スタッフの舞台挨拶が行われます。
全俳優が参加する予定です。
これまでヨドを愛してくださりありがとうございます。
舞台挨拶は約10分程度行われます。」
その日のキャストじゃない俳優さんも全員だったのかな、挨拶に来られてたよ。
この告知の上には観覧客30000名突破記念イベント、プログラムブックとポスター無料贈呈って貼り紙が。
お客さん全員にくれたのかな?その時はこっちの紙は読んでなかった・・(笑)
1回目はお客さんの入りが6~7割程度。2回目はそれよりは多かったかな。
スンを観に来たプリさんよりは他の俳優さんのファンや演劇ファンのお客さんの方が多い様子だった。2回目は最終日だったからプリさんもわりと来てたけど。
1回目は、ジェイン役のパク・ヨンさんに大きな歓声が上がってたのが印象的だった。
2回目はインスタ通り、ミナリが観に来てて。友人が気づいてくれたから、私たちの斜め後ろ少し離れたところにお連れ様たちと一緒に座ってるのが見えた。
見つけるとまぶしく見えたミナリだけど、オーラはちょっと省エネだったかも(笑)
とあるシーンで客席エリアに俳優さんたちが表れた時に、どさくさに紛れてミナリの方をチラ見(笑)楽しそうに観ていたよ~。
で、ヨドを観てだけど。
ちょっと感想を。私の勝手な目線です。あしからず。。
ほんの少し内容に触れるので、大丈夫な方だけ↓。ほんの少しね。たくさん触れられるほどの理解ができてないもので。。(汗)
韓国語がわからないからつらかった~(笑)
あらすじが公式ページには書かれているとはいえ、肝心の最後がどうであるかはもちろん伏せてあって。(←あたりまえだよね 笑)
スンが演じるイ・ソンが謎解きのようなことをするのだけど、結局どうなったのかの詳細がわからず。こういうことだったのかなとざっくり読み取る程度。
結局はイ・ソンの父親が誰であるかということにも関わっていたということでよかったのかな。このあたりはこの時代的境遇的な要素ならではの真実だなぁと思ったけど。王座とか側室とか。
その真実にショックを受けるイ・ソンの哀しみで話が終わるのだけど。もう少し台詞が理解できれば、それまでの場面がつながるし、移入できるのになぁと。
スンが出るかもと言ってた字幕、公式でも一度は告知されてたのに結局はなく。予算的に無理だったのかな。サイン入りマグとチェキはたくさん売られてたけど。売り上げはどうだったんだろう。。
詳細がわからないまま観ていたから、ニュアンスとかちょっとしたことが読み取れなくて。でも、私が観た1回目と2回目とでは少し違ってた部分もあったような。
スンも修正が入ったことをインスタで明かしていたけれど。その違いも、なんか違うかなぁ、こうだったっけかなぁ程度で。
そもそもわからないまま観てたし。。途中、厳かな雰囲気とすごく効いた暖房でほんの~り・・いや、かな~り眠気もやって来たし。。(←こら 笑)
セットは途中に少し椅子とか仕切りのような幕とかが足される場面があるくらいで、大がかりな配置転換はないシンプルでミニマムなもの。
だけど、役者さんたち(特にベテランさん)の演技や、生の国楽演奏でその当時の雰囲気がよく表れていたよ。
国学演奏は音色がきれいだし、臨場感があってすごくよくて。どこで演奏してるんだろうと思ったんだけど、舞台の一番奥だった。
幕の向こう側で演劇が行われてる間は全く見えず。最後のカーテンコールの時に紹介があって幕が透けて少し見えたんだけど、どんな構成だったかまではわからず。
そしてパンソリっていうのかな、伝統的な歌い方で歌いながらあらすじのようなものを語る歌い手さんが合間に出てくるんだけど。それがすごくよかった。
スンだけど、1回目(←私の観たという意味ね)はまだスン数回目の公演で慣れない部分もあったのかな。緊張した様子はそれほど感じられなかったけど。
でも1回目のスン一番最初の登場シーン、舞台右奥から入ってくる時に段差でちょっとつまずいたんだよ。軽くだけだから大丈夫だったけど、いきなりヒヤヒヤ(笑)
台詞はスラスラと言えてたけれど、史劇ならではの古典的な台詞の発声法はまだあまり身についていない感じがしたかな。韓国語がわからない私でも、話し方がスンは少し現代的な話し方だなというのがわかる感じで。
声が他の役者さんよりちょっと小さくて。スンの優しい声色が癒しで(←それは私がスンの声が好きなだけ 笑)
でもね、スンの役イ・ソンの見どころとも言える、狂ったフリをするシーンがすごかった。
客席後方から舞台に向かって通路を通りながらその演技をするんだけど。それまでの世子の穏やかさから一変、表情豊かに、体全体でその荒れた様子を表現するスン。
あまりの自然さにちょっと・・いや結構?思ったね。
・・素のスンが入ってるな、と(笑)
でもいつもの芸人っぽいスンの素が入ったとしても、それを演技として舞台で動くのはまた違うだろうし。
客席通路の階段を段差につまずくことなく(1回目の登場はつまずいたのに 笑)観客に少しからみながら狂うのは、何かがスンに乗り移ったかのようで。
そういえば、インスタに鶏の鳴き真似を練習してたのは、この時の発狂にばっちり生かされてたよ(笑)
1回目は勢いが強かったけど、2回目はただ狂うだけじゃなくた動きの流れとか間とかができててさらに上手くなってた気がする。
その後も、感情がよく表れる演技がとても良くて。そんな表情豊かなスンにすごく引き込まれたよ。
1回目はスンが出て来ると、いつもと違う姿にちょっとドキっとしてしまった。衣装が韓服で華やかだし、スンがスタイルいいから衣装が似合っててかっこいいし。
そんな姿のスンがすごく目を引くというか・・(←それは単にファンの贔屓目 笑)
まるで、花嫁姿の娘を見る父のような・・(←表現が色々おかしい 笑)
目が慣れるまではそんなスンがちょっと眩しくてくすぐったかった(笑)すぐ慣れたけど(←すぐ慣れたんかい 笑)
他の役者さんもそれぞれ個性があって引き込まれたよ。時代の切り替えや回想シーンに頭が追いつかなくて、どの方が誰とかかなり混乱したけど。
イ・ソン(スン)のオモニ役の方なんて、スンのお相手役ですか?ってくらいお若いから、それにも混乱したけど。え?スン、今「オモニ」って呼んだ?みたいな(笑)
言葉がもっと理解できたら・・本当にそれ。。
でも、スンの演じる姿を生で観られていい機会だった。
カーテンコールになると、客席の人たちが普通にスマホやカメラを出してね。普通に撮影会。
ちょっとびっくりしたんだけど、あちらでは公演中以外に撮るのは普通なのかな。舞台挨拶の時の司会の方が写真撮ってますねみたいなことを言ってたし。
그날들は禁止だと注意喚起されてたからほぼなかったと記憶してるんだけど。(それでも一部出回ってたけど)
私はカーテンコールは拍手したいから撮らなかったけど、最終日でだけ行われた最後の舞台挨拶で少し撮ったからおすそ分け。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180228/08/yellowhemp-ft2012/1c/33/j/o0960054014140093869.jpg?caw=800)
スンの向かって右のお2人もイ・ソン役。ヒムチャンさんとシン・ミンスさん。あのシーンをこの別の方がするとどうなるんだろ。ちょっと気になる。。
トリプルキャストだったんだけど、向かって左の方は別の役の方・・だよね。一緒に出て来られてたけどどなたかな。
動画も少しだけ。
後ろの方とお話するスン。ちょっと落ち着きがないところを撮ってしまった(笑)
スンのごあいさつ。カメラの連写の音がすごいけど(笑)
もっと余韻に浸りたいけど、時間もあまりないのでこのあたりで。。
またスンの舞台が観れるといいな~。