Newツナギ完成 セクレテール! | 黄色のトパーズ

黄色のトパーズ

そのバイク、何cc?
俺も昔はバイクに乗ってたんだよ。
スズキのグースってヤツでさ・・・

フルオーダーしたツナギが出来上がり。

黄色のトパーズ-セクレテール ツナギ

じゃーん! 思ったより実物イイです。前のツナギとの違いはクドいと思った黄色と白の境界の黒ラインをやめたのと、肩~サイドに青&水色の二本のラインを入れたこと。横に白で膨張色入れたら太く見えるかなと思ったら逆に黄色だけ浮いて細く見える。この辺、やって見たらという感じで意外。まあ俺は元々細いけど! あとは背中の・・・。全体的にはそんなに変わってないと言えば変わってない。


ツナギのデザインって大きく二通りあると思う。バイクに乗ってる時にカッコよく見えるか、バイクから降りて立ってる時つまり表彰台(強気!)でカッコよく見えるか。例えば足は膝上シャーリング~膝小僧~膝下を同色にすると立っている時は足が長く見える。膝上シャーリングが膝小僧で膝小僧~膝下が膝下みたいな錯角で足長効果。ロッシのツナギなんかがシャーリング下が蛍光イエロー一色でそう。でも乗ってる時だったら膝小僧だけ目立つ色にするのが断然カッコイイ。膝がビっと出てる感じが出ます。セクレテールは膝小僧だけキラキラの箔付き革にする人が多い。

僕はと言えば膝小僧のキラキラは2着ともですが、幸運にも撮って貰える機会が多い(ホント感謝!)ので走ってる時にカッコよく見えるデザインにしました。肩のラインの入れ方も拘って、走行中に見えるように前寄りに。SS的な超前傾ポジションなら肩のセクレテール三角マークの左右均等にラインを振り分けても見えると思うけど、

黄色のトパーズ-グース350 桶スポ 9コーナー

こんな感じのグースのセパハンの割にハンドルが近くて高い中途半端なポジションと上半身が立ち気味の僕のフォームだと、前寄りに入れないと走っている時に前からラインが二本見えない。その辺を考慮してもらって肩の三角マーク左右均等じゃなくてチョット前寄りに。


黄色ベースで白と青・水色ライン、これは 前の日記 に書いたとおりスズキのHBカラーから取った。黄色・白・黒以外を入れて合うか不安だったけど意外と合っている。ふと思い出した・・・デザインを決める時に思い出せばよかったけど、自然界にある色の組み合わせだと普段から見慣れているから違和感が無いとかどっかのブランドのデザイナーが言っていた。バイクのカラーリングで考えてみるとロックスターは夜空(黒)の星(黄色)、モンスターエナジーは土(黒)から生えた雑草(緑)、リズラは青空(水色)と太陽(黄色)とか意外と理屈として通ってるなあなんて思う。よくある赤×白なら花びら~中心とか、青×白は空と雲。じゃあ黄色×白×青と水色、青グラデは何なんだとか考えていたら、こんな写真があったのを思い出した。

黄色のトパーズ-菜の花畑グース

菜の花畑(黄色)と空(青~水色)と雲(白)。写真の日は曇ってたけど。カラーリング迷ったら自然界から持ってくる、これは使える気がする! ってもうツナギ大事に使うから10年は作らないけど。汗吸わせない圧力与え続けない・・・走行終わったらすぐ脱ぐ。どうしても汗が染み込んでるようなら、たまには専用洗剤で洗ってしまう。転倒しない。初代ツナギに対しては陰干し日陰風通しの良いところ保管ぐらいしか革に良いことはしなかったけど、今度は気をつける。タイチのレザースーツバッグまで買ってしまった。


デザインばかりじゃなく技術的?ツナギのスペック的なこと。5年前でもニット多めだと思ったけど、更にニットの面積が増加。脇とかふくらはぎとか微妙に変わってます。ニットの材質が破れにくいケブラーが入っているものに変わりました。手首や足首もニットに。手首はウチが最初だったのに・・・と社長談。パンチング箇所が若干増加。5年も経つと進化している。

あと自分だけの仕様としてバンクセンサーベースを外めに付けてもらいました。前のツナギは膝の外側の変な場所を擦って転倒とは関係なく穴が空いてしまっていた。これを防ぐためにバンクセンサーを外めかつ上めに。横じゃなくて前に足を出してしまう自分のフォームと、盛り上がってる桶スポの縁石が原因?



しかし綺麗過ぎてNewツナギあまり着たくない。折角のレースなのでSSキラーズの時は着ようと思ってるけど。となると、セクレテールの革は基本的に柔らかいけど少しは慣らしておきたい。2~3回はバンクセンサーの位置決めもあるしNewツナギで行っておこうかなあ。切実にコケたくない・・・。