tomo46さん(SPADA)@桶スポ GPSロガー | 黄色のトパーズ

黄色のトパーズ

そのバイク、何cc?
俺も昔はバイクに乗ってたんだよ。
スズキのグースってヤツでさ・・・

このところ昇り龍のtomo46さん 、桶川GPSロガーデータ。細かく見ていくと意外と違いがあったので、
まず46秒台突入直前と突入後の縦Gグラフを比較。青いグラフ、ベストタイムで見ていきます。全体的な
事としてはグラフの範囲が(A)は-1~+0.5、(B)は-1~+1。(A)の加速Gが0.5に届いてないのに対し、(B)
は場所によっては0.5にタッチしてたり超えています。(B)の方が(A)より大きな加速力に繋がる操作をして
いると言えます。短い時間でアクセル全開までもっていけているのでしょう。

黄色のトパーズ  甘いレモン

SCT.1
1コーナーの加速Gがプラスの領域を緑に塗ってみました。前半のアクセル開度は(B)が上ですが、
戻すタイミングは(B)の方が早く奥まで開けているのは(A)。2コーナーの減速G、0.5を超えている
領域を赤く塗ってみました。(A)より(B)の方が減速力は上。9コーナーの加速が良い(SCT.6で後述)
ことで1コーナーで速度が乗ったのを2コーナーでしっかり止めて-0.171。

SCT.2
+0.107と遅くなっています。赤く塗った3コーナーのブレーキは(B)の方が良いのに何故?速度グラフ
を見ると最高速が(A)は90km超えているのに対し(B)は90kmに届いてません、アクセルを開ける/戻す
タイミングは大差ないのですが。発射台となる2コーナー最低速が(A)の方が1km弱遅いからというのも
考えられますが、可能性として高いと思ったのは加速の違い。セクター序盤の加速Gの+0.5に届いて
いない領域を青で塗ってみたのですが、(B)の方が面積が多い感じです。特に後半で加速Gが落ち
込んでいます。速度グラフも併せて見てみると、どうも(B)の方が引っ張ってシフトアップしているよう
なのです。スパーダはあまり高回転まで引っ張りすぎても良い加速が得られないのかも。

SCT.3
4コーナー減速G、-0.5ラインまで線を引いてみました(赤丸部)。(B)の方が減速Gが大きい=ブレーキ
をしっかりかけています。立ち上がり赤丸部でも(B)は加速Gが+0.5を超えているのに対し(A)は届いて
いません。あとアクセルを開けるタイミングが(B)の方が早い。ブレーキ→アクセルのメリハリ上積みと
アクセル早開けで-0.049。

黄色のトパーズ  甘いレモン
SCT.4
-0.013、10秒のセクターなので差は僅か。赤丸部の6コーナー加速Gは(B)の方が上で立ち上がった
後の最高速は(A)41kmに対し(B)44km。6の先には長いストレートがないのでスピードを乗せても
大きな差は出ないのですが、それでも遅いよりは速い方がいいです。

SCT.5~SCT6
9コーナー進入を跨ぐので一緒に、コンマ1秒以上縮まってます。最大減速Gは(A)が-0.5を僅かに
超えていて(B)は-0.5タッチと大差なし。しかしそこまでの時間、黄色く塗った部分の幅ですが圧倒的に
(B)が短い。傾きが一定の部分だけ見ても(B)の方が急で、強く短く鋭いブレーキングになっていると
言えます。立ち上がり加速Gも(A)は+0.5が遠いのに対し(B)は+0.5超、アクセルも鋭く開けられている。
ここでアクセルの開け方が良いと後は長い加速区間、ボーナスが付いてSCT.1の速さにも繋がります。


次に話題の(?)、進入でのブレーキ引きずり具合。
黄色のトパーズ  甘いレモン
3コーナーはどこから引きずっているとするか悩みます。フラフラっとブレーキしながら倒し始めている
のが薄い黄色でブレーキしながら本気で倒しこんでいるのが濃い黄色にして、ブレーキリリースしながら
倒しているのが水色としました。他の人はこんな感じ。  tomo46さんはあまりブレーキ引きずらずスパッ
と倒すタイプだと思っていたのですが、思ったよりは引きずっていました。


最後にブレーキング。引きずらない&まあまあブレーキ&とにかく平均速度が高いS崎さん、少し引き
ずる&コーナー速めのtomo46さん。かなり引きずる&強ブレーキ&スピード落とすのは僕を含めて
何人かいますが同じスパーダのPAWNさんを引き合いに出してみます。

黄色のトパーズ  甘いレモン

減速Gが-0.5を超えている領域を赤く塗ってみました、ブレーキは上積みできそうです。日光のヘブン
突っ込みパッシング(抜いた側から抜かれた側から )を見てると他のサーキットでは出てるのかも?

余談ですが売却済のPAWN号はパワーが出てません、加速G+0.5が遠い。シャシダイの値=マシン
パワー、加速Gの値=乗り方+マシンパワーなのですが流石にこの差はマシンパワーでしょう。