昨日の休み。
特にすることも無かったのですが、
岐阜に住む友人が「遊ぼう」と言ってくれたので、
ちょっと道案内がてら、ドライブしてきました。
今回は当初、目標も特に無いドライブだったのですが、
車を走らせてる途中に窓の外を見ている私が、
偶然、城を発見した為、急遽、お城見学に。
行ってきた場所は、墨俣城。
戦国時代の武将、豊臣秀吉が、
木下藤吉郎と名乗っていた頃に、一晩で作ったお城でだそうです。
(実際は3日3晩かかったらしいですけど)
結構有名だと思うけど、歴史嫌いな人は知らないかもなぁ。
元々歴史小説が好きな私にとって、
戦国時代の史跡がゴロゴロ転がってる岐阜は、なかなか魅力的な土地なのです。
ただ、岐阜に来てかれこれ3ヶ月経って、
今まで観光といえば、岐阜城見物ぐらいしかしてないのに、
又、お城めぐりをしている自分がちょっと嫌ですが、
「まあ、一般的な観光地は、いつか誰かの為に取っておこう」と、
今は自分をごまかすことにします。
んで、墨俣城。
建物の周りは「ひょうたん」だらけです。
馬印(戦争のとき自分の居場所を示す、高い棒の上に自分のエンブレムを付けた目印)を
豊臣秀吉が「ひょうたん」にしてたので、それにあやかってのことらしいのですが、
上の写真の、橋についてる擬宝珠(ギボシ・普通の橋だとたまねぎみたいな形のヤツ)。
これもひょうたん型でしたし。
城跡にある神社の絵馬までひょうたんだったのは、ちょっとびっくりしました。
んで、お城の様子。
前に座ってる像は、豊臣秀吉らしいです。
(なにげに指が写ってますが、見なかったことにしてください。)
ぶっちゃけた話、豊臣秀吉が建てる頃のお城には、
写真のような天守閣などあるはずが無いのですが、
(お城に天守閣を建てるのは、安土桃山時代以降)
やっぱり男のロマンですよ、城は。
いいですね、住みたい。
エレベーターとか無いと、住みづらそうですけど。
ただこのお城、ちょっと変わってて。
中は資料館なんですけど、土足厳禁なんです。
スリッパ履いてお城登ったの、生まれて初めてでした。
変なお城とはいえ、一番上から眺める景色は綺麗でした。
春には桜の名所になるそうで、写真の犀川の周りは、一面桜色になるんだとか。
まあ、行き当たりばったりで始まった観光でしたが、けっこう面白かったかな。
また気が向いたら、行ってみたいと思います。
次は春、行くとしたら花見の時期ですかねぇ…。
<追記>
調子に乗ってもう一個別のお城を、この後見に行きました。
写真の城は、大垣城。
行ったときにはもう、閉館時間でした。(苦笑)