ある父娘に青春時代はメロメロにされました | 文鳥のひとりごと☆

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日々思ったことなど…



このCMを見ていた筈だけど、記憶には無い。

しかし、この数年後に吹奏楽部に入部して、アルトサックスを手にし、さらに数ヶ月後、Candy Dulferの当時のニューアルバムを手にしました。



高校一年生の頃にCDを買い始めました。

でも、歌詞が入ったのはあまり好みじゃなかったので、とりあえず言葉の意味がわからない洋楽コーナーを漁っていました。

数ヶ月後、アルトサックスを持った美人なお姉さんが微笑んでいるアルバムが平積みされていたので、速攻で購入。

それが、フュージョンやソウル、ファンクミュージックとの出会いに繋がるのでした。

『長年探していた音楽はこれだー!!』

と、聴いた瞬間そう思い、その後、当時出ていた彼女のアルバムは網羅しました。



(貼り付けてみると再生ができなかったので、オリジナル楽曲はリンク先にて。)


当時このミュージックビデオも持っていましたが、少しセクシーな映像もあり、ドキドキしながら見ていたものでした。
他のアーティストとのオムニバス形式のビデオだったので、ジャズ雑誌の編集部に尋ねてみたところ、彼女個人のミュージックビデオは販売していないと回答を貰ったのも良い思い出です。


Candyの登場により、日本のジャズシーンでのアルトサックス奏者は、その後売り出されるのは女性ばかりです。
彼女が日本に紹介されて30年以上経ちますが、今もその影響が濃いなぁって思っています。


父親のHans Dulferもテナーサックス奏者で、彼女よりもド派手な楽曲をたくさん出していました。
初めて父親のライブに行った日、開始3秒くらいで爆音で耳が麻痺してしまい、翌日まで音が聞こえにくくて困り果てた思い出があります。


この時のライブは、ツインテナーサックスだったのですが、もう一人の奏者が使っていた、黒金カラーのテナーサックスの音色が忘れられませんでした。
そのライブの数ヶ月後に長年憧れていたメーカーのをやっと買ったのに、結局そのときの音色が忘れられず。
セルマーのサックスを手放して、あのときの奏者と同じカイルベルトの黒金カラーのアルトサックスを買いました。




Candyのアルバムを買った翌年に、Hansのアルバムも買いましたが、こちらはキムタクの出ていたCMで聴いたことがあったのを覚えていました。
他のアルバムからも、Hansの曲は、当時よくTVで流れていました。





父娘ともに、それぞれのライブ、一緒に来日したライブも観ました。
Hansが出るライブでは、最後にテナーサックスを顎に乗せるパフォーマンスがあるので、最後まで楽しいライブでした。


この10数年は追いかけていないですが、Hansは80を超えてもまだまだ現役なのが嬉しいですね〜。
私の好きなアーティストたちが、この10年ちょいで旅立たれているのが続いているので、長く元気に活躍して欲しいです。