最近、鼻頭に影を塗る人ばかりです。
その位置は、顔の中で一番出っ張っているのだから、とても違和感があります。
本当にそこが影になるなら、凹んでいないとおかしいのでは?と思います。
例えば、こういう風になるのでは?と想像。
凹んでないよ!と言い切るなら、それは、シミになると思います。
インターネット上には、至る所に人物写真がありますが、その影として塗った部分は、大抵光が当たって白っぽく写っているように見えます。
顔の中で一番出っ張っているし、上から光が当たっているならば、当然なのです。
イラストというのは、記憶力のアウトプットだと思っています。
描くときも塗るときも、ここはどうだったかな?とか、影や光はどう当たるのかな?と考えながら作成していくことが、上達への道だと思います。
けれど、写真だとわからないと思う人はいると思います。
80年代のやや劇画調の漫画(カラーとモノクロ両方とも)が、非常にわかりやすいです。
最近、驚いたこと。
似顔絵が上手に描ける方法を教えますと、SNSで見かけました。
どういう風にしたら、効率よく上手くできるのかな?と思って、その人のメルマガを購読しました。
『写真を土台にして、なぞると上手に描けるよ!』
と、トレースの手法を書いているだけでした。
速攻で、メルマガ解除しました。
最近、iPadなどのタブレットの普及により、このトレース手法のイラストをよくニュース記事やTVで見かけます。
だって、ここ数年、あまりにもリアルな似顔絵が増えてるでしょう?
本当に技術があって上手い人は、オリジナリティを出しつつ、何となく可愛く仕上げているのが多かったように思いました。