正直というとどちらかというとプラス面が大きいように聞こえるが、なかなか不便だ。
世の中には必要な嘘がある、ということをよく聞くが、嘘をつけないし、嘘はつかれたくない私には、頭ではなんとなくわかるものの、あまり理解できない。
でも、嘘はつかなくても隠したり、表現を変えたりする必要があることを恥ずかしながら最近ようやくわかってきた。
私は、特に親しい友達には何でも正直に話してしまう。
自分のことは、話すべきことと一先ず置いておくこととを選別できるが、それ以外のことは、言うべきか言わざるべきか迷ったとしても、それを考えるよりも知っていることを出したいと思う気持ちが勝ってしまって、いつのまにか喋ってしまっている。
正直すぎて、後から言わなければよかったと後悔したり、知らないうちに相手を傷つけたり場合によってはその場にいない第三者を傷つけてしまったりしたこともあったと今更思う。
何故これほどまでに正直になってしまったのかはわからないが、嘘=悪、正直=善という公式が子どもの頃に出来上がってしまっていた。
正直なのは私のいいところだと言ってくれる友達もいるが、さすがに最近もうちょっと大人らしい振る舞いをしなければと思う。
他人の立場に立って考える、という対人関係に於いて一番大切な部分が欠落している結果だし。
ちなみに…就活に於いても、正直すぎて、もうちょっと違う表現があった、と後から反省の連続…
嘘はやっぱり嫌いだけど、嘘と正直の間の部分をもうちょっと勉強しないといけない。
グレーゾーンってはっきりしなくて嫌いだったけど、大人になるってグレーゾーンでうまくやっていくことなんだろうな。