小学校のお話です。
長男くんから四男くんまで、お世話になっていた小学校は、主に土曜日に授業を公開していました。学校公開と呼ばれていました。
なるべく、多くの人に見に来てもらうこと、そして、面白いところは、地域の人達、近所のおじさん、おばさんも見に来れるというところなのです。
授業参観というと授業を親や家族の人が観に行くというイメージが強いですが、授業だけでなく学校全体を、親、家族だけでなく、地域の人達も観に来れるという意味で学校公開と呼ばれていました。
沢山の人が観にきたら混雑してしまうかというとそうでもありません。廊下は、広く作ってあって廊下というよりかは、ほとんど教室と同じぐらいのスペースが確保されていて、教室の外側は広場のようになっています。
(小さいお子さんを連れて行っても、そのスペースで遊ばせておく事が出来ます)
また、教室の廊下側の壁は無く、全体がガラス張りの引き戸になっていて、外側から教室全体が見渡せる様になっています。
広い廊下から教室が見渡せることで、学校を訪れた人は教室の中で観る事はもちろん、教室の外からも観る事ができ、多くの人が観ることが出来る様になっているのです。
この様に、地域の人達が授業を見れたり、教室が廊下からも見渡せる様にしたのは、
以前発生した学級崩壊対策なのです。
まず、学校公開を土曜日にもってくること。
こうする事で、授業をやっているところを、なるべく多くの人に見てもらうことが出来ます。
もちろん、土日がお休みでない仕事をしている保護者のために、平日も『学校公開』をやっていて、とにかく、学校を公開する。学校を訪れる敷居を低くすることに成功しています。
こうする事で、授業をやっているところを、なるべく多くの人に見てもらうことが出来ます。
もちろん、土日がお休みでない仕事をしている保護者のために、平日も『学校公開』をやっていて、とにかく、学校を公開する。学校を訪れる敷居を低くすることに成功しています。
教師の視点に立つとこれは、どうかというと・・。
『うー、明日は学校公開だー、毎回嫌だなー』
だったり、
『よーし、がんばるぞー』
『よーし、がんばるぞー』
だったり、
『授業をこういう風にやってみよう』
『授業をこういう風にやってみよう』
だったり、
教師にとって、授業の進め方を、考える良いきっかけになっていると想像しています。(程良い緊張関係の構築に成功しています)
これは、教師と生徒だけの閉空間で起こりがちな、
『まぁ適度に授業をこなせばいいかなぁ』
ここで、まとめますね。
保護者が積極的に学校とかかわり合いを持つこと。
やーとやっと でした。
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教師にとって、授業の進め方を、考える良いきっかけになっていると想像しています。(程良い緊張関係の構築に成功しています)
これは、教師と生徒だけの閉空間で起こりがちな、
『まぁ適度に授業をこなせばいいかなぁ』
↓
『あぁー、授業の進め方がうまくいかなくなっちゃった』
↓
『誰かが授業の状況を見てる訳じゃないしいいかぁ』
↓
(最初に戻る)
という負のサイクルを、保護者の視線、地域の視線によって、早い時点で断ち切ることが出来るのです。
繰り返しになりますが、
誰にでも公開する事で『誰にも見られていない状態で教師が孤立する状況』
を作り出さない工夫をしているのです。
この状態を、他の先生たちだけでなく、親たち、地域の人達もサポートしていく。早いうちから、親たち、地域の人達が、学校に入っていける状態にしているのです。
また、こうする事で
『親たち、近所の人達が先生のことを知っている状況』
『親たち、近所の人達が先生のことを知っている状況』
を作りだすことにも成功しています。
ちょうど、親たち、近所の人達は、サッカーのサポーターのようですね。チームが良い状態でいられるように、周りができることを一生懸命やる。
これですね。
ここで、まとめますね。
保護者が積極的に学校とかかわり合いを持つこと。
そうする事で、
『学校とは、親や地域の人でサポートしていくものである』
という意識を持つ事が大切です。
サッカーのサポーターの様に、チームが良い状態でいられるようにクラス運営だったり、学校運営だったりを、サポートすると考えることが大切です。
『人は放っておけば、閉じこもってしまうもの。丁度、タコが外敵から身を守る様に、ツボの中に入ってしまうものである』
という事を前提にする事で、個人の努力では無く、『学校公開という仕組み』でタコツボ化する事を防いでいると言えます。
この仕組みを制度に組み込み、何故この制度があるのか?という制度が出来た理由をセットで運用出来るとより良くなると思います。
やーとやっと でした。
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