金曜日はお金のお話です。
その不動産投資は、実は、 学校の入学に似ています。
家族の安定した生活を支えるには、様々な現金の流れを産み出すことが解決手段だと考えています。
その現金を産み出す資産を作ることが『家族を守るための投資』であり、具体的な手段の1つとして不動産投資があります。
その不動産投資は、実は、 学校の入学に似ています。
次に、融資(入学試験)を受けて、頭金(入学金)を払います。そして、いよいよ不動産投資がスタート(学校生活スタート)します。
家族を守るための、楽しい不動産投資生活を送るには、準備をする必要があります。
ただし、毎週この記事を読んでいれば、準備が出来ますので安心してください。
今回も、質問に答える形で投資の考え方を整理していきます。
では、早速質問の内容を見てみましょう。
今回も、質問に答える形で投資の考え方を整理していきます。
では、早速質問の内容を見てみましょう。
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投資用マンションの購入について 先日地元の割と有名なFPさんに資産運用のご相談に行きましたところ、普通預金に4500万円くらいおいてあるのはもったいない、お金を活かしていないと指摘されました。
で、勧められたのが、フィリピンのセブ島のマンション約500万円を投資用に購入することでした。
お勧めの理由は、現在のフィリピンは1950年くらいの日本と同じ経済情勢であり、今後経済発展し、マンションの資産価値も高くなる上、子供の数が多く今後生産人口が増えることから買い手もつく、ということでした。
私の資産は、自宅土地建物の不動産があるだけで、残りはすべて金融資産なので、不動産を増やしてはどうかという観点からの説明もありました。
このお話はどんなものなのでしょう?
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お持ちの資産が金融資産に偏っているのでは?という指摘をされて、海外不動産投資は資産分散に適しているか?と疑問に思われてのご質問ですね。
まず、
投資経験のない人に不動産投資を、それも海外の不動産をすすめられたことに抵抗感があるかもしれません。
たしかにハードルが高いと思うかもしれません。
以前ですと、海外の不動産というと一般には情報がなく、情報集めだけでひと苦労でした。
今では、インターネットからの情報が得られるようになり、海外旅行に行くときの心理的ハードルと似ています。
ただ、円安が進み、海外旅行の心理的なハードルに加え、経済的なハードル(為替)が加わってしまいました。
現時点では、経済的なハードルと心理的なハードルを分けて考え、経済的なハードル(為替)は様子見として、その様子を見ている間に、心理的なハードルの整理と分析をしてみます。
この心理的なハードルを大雑把に旅行に例えると、
旅行に行く場所が、海外か国内かで違っているんだけで、旅行自体の中身は変わらない。
という感覚です。
不動産投資に当てはめてみると、
海外の不動産投資は、国内とやっている内容は同じで、場所と文化と言葉が違う。
と整理出来ます。
この違いが大きいと感じる場合でも、後述します信頼できる現地の不動産会社が、そのギャップを埋めることが出来るのです。
また、
「為替変動リスクとかカントリーリスクとか、詐欺にあう危険とか、色々なリスクがあるんじゃない?」
と思われるかもしれません。
これも、海外旅行に例えるとわかりやすいと思います。
為替のレートが良いときに旅行に行ければ、旅行のコストが下げれますし、レートが高い時は、コストがかかります。
レートが高い時でも、海外旅行に行きたいと判断するときは、コストが高くても、そのコスト以上に『旅行の楽しみ』という価値があると判断するからではないでしょうか。
『旅行の楽しみ』を不動産投資のリターンと読み替えるとどうでしょうか。
このタイミングで投資をした場合にどれだけのリターンが予想されるか、または、最悪のシナリオはどうなる時か?
ということを考えながら、現状の為替において、リスクとリターンをはじきます。
『旅行の楽しみ』を不動産投資のリターンと読み替えるとどうでしょうか。
このタイミングで投資をした場合にどれだけのリターンが予想されるか、または、最悪のシナリオはどうなる時か?
ということを考えながら、現状の為替において、リスクとリターンをはじきます。
海外旅行に行くときの
『為替レート(リスク)と旅行の楽しみ(リターン)』
の関係と同じだと考える事ができます。
そして
そして
『カントリーリスク』
も同様です。
海外旅行で場所を選ぶときに、例えば、タイは危なくないか、マレーシアはどうか、という視点で、国を選んだりしますよね。
少し話しが脱線しますが、
以前、タイのサムイ島に妻さんと行った時は、首都バンコクで、暴動騒ぎがあって、海外旅行に行くかどうか悩んだことがありました。
日本のニュースだけでは、現地の状況がわからず、心配して、現地のツアー会社に問い合わせたところ
「現地は、平穏そのものだ」
ということをノンビリした感じで伝えて来たのです。
「本当??」
「本当??」
って感じでドキドキして、バンコク経由サムイで現地に入ったものの、現地は拍子抜けしてしまうほど、何もありませんでした。
帰りのバンコクにある当時のドンムアン空港の手荷物検査がちょっと厳しめ(といっても日本の国内線レベル)で、取り越し苦労だったなんてことがありました。
現地での正確な情報が入手出来れば日本での情報に惑わされる必要がないことを実感したのです。
帰りのバンコクにある当時のドンムアン空港の手荷物検査がちょっと厳しめ(といっても日本の国内線レベル)で、取り越し苦労だったなんてことがありました。
現地での正確な情報が入手出来れば日本での情報に惑わされる必要がないことを実感したのです。
話しを元に戻しますね。
これは、海外不動産投資も同じです。
現地で日本人スタッフのいる事務所があって、情報があれば、問い合わせはすぐに出来ますので、リスクが高いと考えていたことは、かなり軽減されます。
『詐欺のリスク』
これは、海外不動産投資も同じです。
現地で日本人スタッフのいる事務所があって、情報があれば、問い合わせはすぐに出来ますので、リスクが高いと考えていたことは、かなり軽減されます。
『詐欺のリスク』
これも、海外旅行と似ています。
旅行に行く場合には、どんなツアー会社を選ぶのかを悩むと思いますが、この選定でリスクは相当限定する事が出来ます。
これを不動産投資に置き換えてみると、不動産業者の選定を注意することでリスクを軽減する事が出来るのです。
不動産投資の場合は、
・投資をする際の現地での情報や手続き
不動産投資の場合は、
・投資をする際の現地での情報や手続き
・入居者が入りはじめてからの家賃集金や、メンテナンスなどの大家さん業務
・不動産売却が必要になった時の手続き
など
安心して任せられる業者の選定が必要となります。
安心して任せられる業者の選定が必要となります。
これは、全くといって良いぐらいに国内での不動産業者選びと同じです。
ただ、こういった信頼のおける業者に出会えないと、今まで挙げたリスクが高くなってしまいます。
重要なことは、『海外不動産投資でも、国内不動産投資でも、不動産業者の選定』ということになります。
ここさえ間違わなければ、リスクはかなり低く抑えることができます。
それでも、心理的なハードルというものはあることは事実なので、そのハードルを少しでも下げるには
投資のステップを決めることです。
ステップ1は、国内不動産投資。
ステップ2は、海外不動産投資。
ステップ2は、海外不動産投資。
が良いでしょう。
日本国内の物件でまずは、慣れてから、海外物件へ進むことで、心理的な負担が少なくなります。
現在は、日本の経済状況は良くありません。それに比べて、中国を含めた東アジア、東南アジアの経済状況は、日本ほどは悪くありません。
日本の経済規模を含めた経済状況は、現在シュリンクしてきていて、東アジア、東南アジアとの格差が縮まって来ていて、中国には抜かれ、韓国、台湾とは同等となってきています。
この様な状況の変化により、現在では、国内の不動産業者とほぼ同等の海外不動産業者が立ち上がってきました。
アジア圏というくくりで、投資の環境が整備されてきたと言って良いでしょう。
国内向け投資という視点を一段高くしアジア向け投資としてとらえることが可能となってきます。
国内というくくりを大きくして、アジア圏という広い枠組みで、国内の不動産、海外の不動産の最適な組み合わせで投資するということがこれからの不動産投資だと考えています。
やーとやっと でした。
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