金曜日はお金のお話です。
家族の安定した生活を支えるには、様々な現金の流れを産み出すことが解決手段だと考えています。
その現金を産み出す資産を作ることが『家族を守るための投資』であり、具体的な手段の1つとして不動産投資があります。
その不動産投資は、実は、 学校の入学に似ています。
不動産投資の勉強(受験勉強)をして、次に、不動産選び(志望校選び)をします。
次に、融資(入学試験)を受けて、頭金(入学金)を払います。そして、いよいよ不動産投資がスタート(学校生活スタート)します。
家族を守るための、楽しい不動産投資生活を送るには、準備をする必要があります。
ただし、毎週この記事を読んでいれば、準備が出来ますので安心してください。
今回から数回は、質問に対して回答をする形で、不動産投資に対しての考え方をまとめてみたいと思います。
今回から数回は、質問に対して回答をする形で、不動産投資に対しての考え方をまとめてみたいと思います。
では早速、質問にいってみましょう。
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不動産投資について質問です。不動産投資は一般的に行われているのでしょうか?
結婚を考えている彼が、不動産投資をしていることを知りました。5000万程の融資をうけ運用しているようですが、正直、結婚が不安になりました。
周りにそういったことをしている人はいなく、私には借金にしか思えずにいます。
彼は将来の生活のことを考えて、専門家に相談の上で始めたとのことですが、今後の生活の中で、いつ何がおこって突然借金を背負うことがあるのかもと思うと不安でしょうがありません。
この先自宅を購入したいと思ってもまた借金が増えるかと思うとそれもできそうにありません。
彼曰く、大きく儲けるためではなく、あくまで将来のためとのこと。信頼している専門家(友人・知人ではありません)に1年以上かけて相談した結果だそうです。
家賃も保証してくれる契約で、金利上昇等の際には最悪売ることも視野にいれており、災害や不動産屋の倒産については協定かなにかで他の会社がある程度引き受けてもらえるとか、本当によくわからなくて。。私としては一日も早く手放してほしい気持ちなのですが。。
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という内容です。
不動産投資が一般的かどうか、そして、結婚を考えている彼が実際にやっている不動産投資のことを心配されてのご質問ですね。
まず、不動産投資が一般的かどうかというところですが、もしかしたら、株式投資と比べられているのではないでしょうか。
株式投資は色々雑誌で特集がされていますので、良く目に付きますね。
そう言った点では、確かに雑誌での特集はあまりされていませんので、株式投資と比べると一般的ではないですね。
雑誌の特集は少ないですが、投資の手法の中では、キャピタルゲイン、インカムゲインが得られる可能性のある不動産投資は、株式投資の次に選択され易い投資といってよいと思います。
実感としては、投資家の一部が、都心部の不動産で、価値が維持できる条件が揃っていて、割安であったり、手頃感のある物件であれば、投資を行っているというところです。
また、断続的に、海外の投資家が参入してきています。
例えば、1200万円のワンルームマンションがあったとしたら、1ドル80円だった頃は、ドルに換算すると、15万ドルになります。
それが、円安となって1ドル120円の場合には、10万ドルとなります。
1ドル150円となれば、8万ドルとなります。
こうなると、海外からは、日本の不動産が、円安になった分、安く見えるのです。
海外の投資家自身の国の政情や経済環境も判断基準となりますが、特に円安になると、日本の不動産市場は海外からの投資が活発になるといって良いでしょう。
逆に円高となると海外からは手頃感が薄れてしまい投資が抑制されてしまいます。
この様に、円安をはじめとしたその他、日本の不動産が海外の投資家に魅力的に映った場合には、躊躇なく参入してきます。
投資が一般的かどうか?という問いに対しては、ニュースで取り上げられるかどうかという視点で見ると、
株式投資は、頻繁に値が動いて話題になります。
一方、不動産投資は、イベント(オリンピックや万博など)によって、値が動いて話題となるものの、話題のサイクルが株式投資に較べかなり長くなります。
その他にも、中長期的に、為替のサイクルや都市部への人口流入のトレンドなどによって注目を集める投資になるので、こちらも、株式投資に比べると注目の度合いが異なります。
不動産投資は、株式投資に比べると話題になるサイクルが違うものと整理すると判りやすいかもしれません。
次に、5000万円の融資を受けているのが心配とのことですが、その判断は、この借金が『良い借金』か『悪い借金』かの見極めが必要です。
結論から先に言ってしまえば、その基準は、
・『この融資がキャッシュフローを産み出しているか?』
・『キャッシュフローを産み出していない場合でも、収入と差し引きして、月々のキャッシュが回っているのか?』
ここが判断になると思います。
具体的には、
月々20万円の返済があって、月々の家賃が30万円とすると、更に諸経費を差し引いて、赤字になっていないこと。これが、最初のチェックポイントです。
30万円ー 20万円ー(諸経費)> 0
月々の家賃で返済と諸経費が支払えていれば、持ち出しはないので良しとしましょう。
そして、このチェックポイントが満たされていない場合の次のチェックポイントとしては、
月々の家賃で返済と諸経費が支払えていれば、持ち出しはないので良しとしましょう。
そして、このチェックポイントが満たされていない場合の次のチェックポイントとしては、
『月々の家賃で払いきれていなくても、その他の収入で賄えているか。月々の負担に無理が無いか?』
です。
ここを、判断基準にされると良いですね。
ここを、判断基準にされると良いですね。
会社に勤めているのであれば、家賃収入分から賄いきれない分を給料で補填しても無理をしていないか?
他の収入と相殺した場合に、月々の収支が成り立っているか?
ここをチェックすると良いでしょう。
最後に、
これは、結婚前の良いチャンスです。
ながーい結婚生活。お金の話は、ずーっと続きます。彼氏の考え方を知る良いチャンスが来たと思ってください。
結婚してからもこの判断基準をもって、月々のお金が回って行くかという視点で、彼氏のお財布をチェックしていけるように、じっくり話し合うのが良いと思いますよ。
最後に、
これは、結婚前の良いチャンスです。
ながーい結婚生活。お金の話は、ずーっと続きます。彼氏の考え方を知る良いチャンスが来たと思ってください。
結婚してからもこの判断基準をもって、月々のお金が回って行くかという視点で、彼氏のお財布をチェックしていけるように、じっくり話し合うのが良いと思いますよ。