自分の時間を確保するためにどんなことをすれば良いのか?
今回は、そんなお話しをしますね。
自分の時間は、自由に使いたいものです。
と思っても、なかなかその時間を確保するのは難しいですよね。
実は、
『感情(例えば、怒りなど)によって、多くの時間を費やされている』
これに気が付くと、自分の時間がグッと増えるのです。
これを子供の時から意識させることで、これからの学生生活、仕事をしてからも大変役立つ習慣となります。
例えば、『怒り』は、誰が原因でしょうか。
友達でしょうか、ママでしょうか、パパでしょうか、それとも、弟でしょうか、お兄ちゃんでしょうか?
こんな場面で考えてみます。
子供が、朝7時に起きて、何故、6時に起こさなかったのかと言って、妻さんに対して、朝から腹を立てています。
子供は『昨日の夜に朝6時に起こして欲しい』
子供は『昨日の夜に朝6時に起こして欲しい』
と頼んだと主張するのですが、
「確認したけど、明日は起こさなくていいと言ってた」
と話す妻さん。
子供は起こさなかった妻さんに腹を立てています。
「だったら、目覚まし時計を買って自分で好きな様にセットして起きたらどう?」
と提案するぼく。
「今は、ママと話をしているんだから、パパは関係ないでしょ」
と今度は、ぼくに腹を立てます。
そして、起きて来た弟に対しても
「ハナクソをホジって汚い」
と腹を立てている始末。これは、完全に八つ当たりです(笑)
さて、このお兄ちゃんが、腹を立てている原因は誰でしょうか?
ママが起こさなかったから?
パパが話に割って入ってきたから?
それとも、弟がハナクソをホジっていたから?
表面的にはそう見えますが、よくよく考えてみると原因が解ってきます。
さて、このお兄ちゃんが、腹を立てている原因は誰でしょうか?
ママが起こさなかったから?
パパが話に割って入ってきたから?
それとも、弟がハナクソをホジっていたから?
表面的にはそう見えますが、よくよく考えてみると原因が解ってきます。
どの様に子供の感情が変化していくか整理すると、
・起こして欲しかったのに起こしてくれなかった。
・頼んだのに起こしてくれなかった。
・頼んだハズなのに、頼まれていないとママは言っている。
・正しいということをママに主張しないといけない。
という感じでしょか。
これを考えているのは、誰か?というと
紛れも無く、腹をたてている本人なんですね。さっきの文章に、『ボクが』をつけるとハッキリします
・ボクが、起こして欲しかったのに起こしてくれなかった。
・ボクが、頼んだのに起こしてくれなかった。
・ボクが、頼んだハズなのに、頼まれていないとママは言っている
・ボクが、正しいということをママに主張しないといけない。
『これを考えて腹を立てているのは誰か?』は、これでハッキリしました。
腹を立てているのは、『ボク』なんです。
自分が腹を立てているのは、他人の振る舞いに反応しているという事に気が付けるかどうかです。
自分が他人の振る舞いを見て→自分が腹を立てる
この矢印の心の動きが原因なんです。
怒った時に、自分が、どの様に考えているか、この心の動きを振り返ることが出来ると、問題の半分が解けています。問題の後半部分を含めて、
まとめますね。
『怒り』というものは、
『他人が原因ではなく、自分が原因』
であることに気が付くことが、まず第1歩です。
他人のやったことに腹を立てているのは、自分であること。
そして、ここが重要なのですが、
他人の振る舞いによって、自分の感情や時間が支配されていること。
そして、これは、実は、自分の心の動きの原因による『怒り』によって自分の時間が使われていること。
これが解ると、自分が速く切り替えることで自分の時間を有効に使えることに気が付くのです。
PS
子供達には、これからも、こんな話を、続けていかないといけません。教えると決めたら、地道に400回ぐらい繰り返し言おうと思います。
PS
子供達には、これからも、こんな話を、続けていかないといけません。教えると決めたら、地道に400回ぐらい繰り返し言おうと思います。
やーとやっと でした。
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