故障している選手や、地区トレセン、都トレセンに参加するため、出場出来ない選手など、チームとしては、ベストでない状況は、良くあることです。
しかし、点を採る選手が不在な時、チームの守備のかなめを欠いてる時こそが、チームとしての真価が問われます。
この様な実力のある選手がチームにいる場合のメリットとデメリットについて、最初から少し脱線しますね笑
実力のある選手がチームにいるということは、
その選手を見て
『ああいう風になりたい』
というチームメイトの目標となり、チーム全体としての、底上げが出来ます。特に、実力のある選手は、トレセンで学んできた事を他の選手に伝えたりしますので、他の選手には大変な刺激となります。
これは、トレセンに行った選手は、コーチ、監督から
「トレセンに行かせてもらった事について、チームメート、コーチ、親に感謝すること」
「チームにトレセンで覚えた事を伝える事」
を、練習後のミーティングごとに諭されているからなのです。
これは良い面です。
一方、悪い面もあります。
これは良い面です。
一方、悪い面もあります。
試合では、相手チームは、当然、実力のある選手にマークを付けて来ますし、1人でダメなら、2人、3人付けてくることもあります。
これだけ守りを固められてしまうと、実力はあっても、その選手は、流石に振り切ることは出来ません。
そこをガッチリ囲まれてしまうとチームとして、手も足も出なくなるのです。
そこをガッチリ囲まれてしまうとチームとして、手も足も出なくなるのです。
これは、チームが、ひとりの実力のある選手に、頼ってしまっている状態です。チーム自体が他力本願になっているのです。
これが、悪い面です。
話しをもどしますね。
その実力のある選手が欠けることはよくある事で、その時に、チームの底力が試されます。
その底力のバロメーターとなるのが、
実力のある選手がいない場合に、
この状況をくつがえすことが出来るかどうか?
点を取ったり、守備を固めることが出来るか?
です。
具体的には、どういう事かというと、結論を先に言ってしまうと、
『周りがどう動くか』
『周りがどう動くか』
です。
個々の選手の立場から言えば、
『自分で切り開くことが出来るか?』
そして、『みんなで協力することが出来るか?』
です。
選手ひとりひとりが自分が点を取るという意識、選手各々がチームをまとめていこうという意識になれるかで、実力がある選手に頼らないチームとなるのです。
この様に意識出来れば、実力のある選手がいない時は、いない中での試合のやり方を模索して行くことが可能となります。
更に、この様なチームとなっていれば、実力のある選手が復活し、その選手に再びディフェンスが貼り付く状況となった場合に、これは他の選手へのマークが手薄になったことを意味します。
『ディフェンスが手薄になった選手が自分で動くこと』
が出来る様になるのです。
ディフェンスが手薄になった選手はひとりではありません。監督、コーチは、チームに対して実力のある選手がいなかった時を思い出させ、複数の手薄になった選手同士が連動出来る様に、動機付けをするのです。
『フリーだぞ、ボールをもらいにいけ!』
『顔を出せ(ボールを持っている人
が見える場所やスペースに走ること)!』
などなど
オフザボール(ボールを持っていない選手の状態)の動きでチームの底力が発揮出来る様になるのです。
実力のある選手に頼るのではなく、自分でゴールまで持っていくこと。
だったり、
マークされている選手以外がいかに連携してゴールを目指すことが出来るか。
なのです。
例え失敗したとしても、何度もチャレンジをすれば良いのです。
その結果、何度目かのチャレンジでゴールが生まれるかもしれませんし、実力のある選手に付いていたディフェンダーも、その選手ばかりに手を掛けていられなくなります。
その結果、最終的には実力のある選手のマークが手薄になり、チャンスが生まれるのです。
その結果、何度目かのチャレンジでゴールが生まれるかもしれませんし、実力のある選手に付いていたディフェンダーも、その選手ばかりに手を掛けていられなくなります。
その結果、最終的には実力のある選手のマークが手薄になり、チャンスが生まれるのです。
まとめますね。
実力のある選手がいるチームが強くなるには、実力のある選手がガチガチにマークをされた場合にいかに、周りの選手が自分達でやりきることができるかが重要になります。
実力のある選手がブロックされた場合に、周りがボールを動かす事ができるチームが底力のある強いチームなのです。
これは、これから先の学校生活や仕事をはじめとしたあらゆる場面でチームを組む時に、同じことが言えます。
サッカーでの経験が、活かせるのです。
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