ハッピーファミリー 子育て『チームの底力は実力のある選手が居ない時に他の選手の動きで決定する』 | 四人の男の子のパパが、サッカーや勉強を通してどんな事を伝えているか?子供や家族の将来の不安にどう対処してるか?を書いたブログ

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月〜木曜日は、子育て・勉強について、金曜日は、家族を守るための投資について書いています。
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『早く大きくなーれ 子供たち』4人の男の子に日々教え込む、やーとやっとです。

故障している選手や、地区トレセン、都トレセンに参加するため、出場出来ない選手など、チームとしては、ベストでない状況は、良くあることです。

しかし、点を採る選手が不在な時、チームの守備のかなめを欠いてる時こそが、チームとしての真価が問われます。

この様な実力のある選手がチームにいる場合のメリットとデメリットについて、最初から少し脱線しますね笑

実力のある選手がチームにいるということは、

その選手を見て

『ああいう風になりたい』

というチームメイトの目標となり、チーム全体としての、底上げが出来ます。特に、実力のある選手は、トレセンで学んできた事を他の選手に伝えたりしますので、他の選手には大変な刺激となります。

これは、トレセンに行った選手は、コーチ、監督から
「トレセンに行かせてもらった事について、チームメート、コーチ、親に感謝すること」

「チームにトレセンで覚えた事を伝える事」

を、練習後のミーティングごとに諭されているからなのです。

これは良い面です。

一方、悪い面もあります。

試合では、相手チームは、当然、実力のある選手にマークを付けて来ますし、1人でダメなら、2人、3人付けてくることもあります。

これだけ守りを固められてしまうと、実力はあっても、その選手は、流石に振り切ることは出来ません。

そこをガッチリ囲まれてしまうとチームとして、手も足も出なくなるのです。

これは、チームが、ひとりの実力のある選手に、頼ってしまっている状態です。チーム自体が他力本願になっているのです。

これが、悪い面です。

話しをもどしますね。

その実力のある選手が欠けることはよくある事で、その時に、チームの底力が試されます。

その底力のバロメーターとなるのが、

実力のある選手がいない場合に、

この状況をくつがえすことが出来るかどうか?

点を取ったり、守備を固めることが出来るか?

です。

具体的には、どういう事かというと、結論を先に言ってしまうと、

『周りがどう動くか』

です。

個々の選手の立場から言えば、

『自分で切り開くことが出来るか?』

そして、『みんなで協力することが出来るか?』

です。

選手ひとりひとりが自分が点を取るという意識、選手各々がチームをまとめていこうという意識になれるかで、実力がある選手に頼らないチームとなるのです。

この様に意識出来れば、実力のある選手がいない時は、いない中での試合のやり方を模索して行くことが可能となります。

更に、この様なチームとなっていれば、実力のある選手が復活し、その選手に再びディフェンスが貼り付く状況となった場合に、これは他の選手へのマークが手薄になったことを意味します。

『ディフェンスが手薄になった選手が自分で動くこと』

が出来る様になるのです。

ディフェンスが手薄になった選手はひとりではありません。監督、コーチは、チームに対して実力のある選手がいなかった時を思い出させ、複数の手薄になった選手同士が連動出来る様に、動機付けをするのです。

『フリーだぞ、ボールをもらいにいけ!』

『顔を出せ(ボールを持っている人
が見える場所やスペースに走ること)!』
などなど

オフザボール(ボールを持っていない選手の状態)の動きでチームの底力が発揮出来る様になるのです。

実力のある選手に頼るのではなく、自分でゴールまで持っていくこと。

だったり、

マークされている選手以外がいかに連携してゴールを目指すことが出来るか。

なのです。

例え失敗したとしても、何度もチャレンジをすれば良いのです。

その結果、何度目かのチャレンジでゴールが生まれるかもしれませんし、実力のある選手に付いていたディフェンダーも、その選手ばかりに手を掛けていられなくなります。

その結果、最終的には実力のある選手のマークが手薄になり、チャンスが生まれるのです

まとめますね。

実力のある選手がいるチームが強くなるには、実力のある選手がガチガチにマークをされた場合にいかに、周りの選手が自分達でやりきることができるかが重要になります。

実力のある選手がブロックされた場合に、周りがボールを動かす事ができるチームが底力のある強いチームなのです。

これは、これから先の学校生活や仕事をはじめとしたあらゆる場面でチームを組む時に、同じことが言えます。

サッカーでの経験が、活かせるのです。



やーとやっと でした。
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