飛んでイスタンブール(2) | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

朝起きて。。。

今日は何をしましょうか。

もちろんイスタンブールでは何も商談はありませんので、

することは観光です。

一旦、昨日ホテルに帰ってくる途中にあったモールに行って、

イスタンブールのモールがどんなものか見ることにしました。

 

 

とはいえ、たまには朝食を摂ります。

サラダとハッシュブラウン、まずいソーセージにパン。

ゆで卵をいただきます。

隣にファーウェイのオフィスがあるからか、中国人がたくさん

宿泊しているようで、朝食会場にみんな忙しなくやってきては、

さっさと食べて出発して行きます。

しかし全ての人たちが一人で来て、誰とも話さずに食べるだけ食べて

そのまま出社しているようなので、もしかしたら駐在員が

ここに長期滞在しているのかもしれません。

 

トコトコと向かいます。

今日も良い天気ですが、アンタルヤと打って変わって涼しいです。

 

到着しました。

トルコは空港に加え、モールも入場前にX線の検査があります。

スマホなどはポケットから出して、金属探知機も通ります。

 

ピデというピザのようなもののお店が美味しそうですが、

朝食を食べてしまったので、とてもお腹に入りません。

 

ここのモールはそれほど大きくありませんが、とてもきれいです。

トルコって到着して感じたのが、非常に大国感があるな。

という点でした。

空港周辺では軍事用ドローンなど、軍需産業の広告も盛んになされ、

ビジネスの匂いもぷんぷんしますし、インフラも日本や韓国からの

援助があるとはいえ、しっかりと整備され、国際政治の世界での

メインプレイヤーの一つであることは疑う余地がありません。

 

あまりお腹が空いておらず、ハムチーズのサンドウィッチと

トルコティーを頂きます。

ただ多くの店で「トルコティー」とは言いながらも、リプトンの

ティーバッグを使っていることは内緒にしておきます。

 

トルコはお店の人も親切な人が多く、特に日本人である私に

非常に良くしてくれます。

またトルコ人は日本も好きだが、韓国も好きだそうです。

 

地下にはHARIBOのお店もありました。

 

次はモールを出て、ヨーロッパサイドへ行きます。

今日はグランドバザールへ向かいます。

 

昨日と同じ駅で降ります。

が、出口は違います。

 

駅の近くでコーヒーを飲みながら、どうやって行くか確認します。

 

トラムに乗るためにカフェを出発しました。

 

停車場でトラムを待ちます。

 

観光地であるため、たくさんの乗客が待っています。

 

しかーし

間違えて反対方向に乗ってしまいました。。。

 

ボスポラス海峡に面する道に出て、初めて気がつきました。

 

改めて逆方向に乗って、バザールの近くの駅にようやく到着です。

 

トイレに行きたくなったので、バザールに向かう前に

Googlemapで場所を確認すると、近隣にあるようです。

 

トイレはヨーロッパと同様、有料です。

 

サインは傾いていますが、中はきれいとまではいかないまでも

問題ありませんでした。

そういえば昨日のスルタン・アフメートモスクのトイレは

めちゃくちゃきれいだったな。

 

バザールの前に隣接するヌールオスマニィエモスクにも寄ります。

ちなみにトルコではモスクをジャーミーというようです。

なのでここはトルコ風に言うとヌールオスマニィエジャーミー。。。

 

ここも抜群に美しいモスクです。

もちろん建築はオスマントルコ時代で、1748年に建築開始、竣工は

1755年とのことです。

これも7年で完成したのか。

 

ドームの高さは43.5m、直径は25mでスルタン・アフメートより

少しだけ小ぶりになっています。

また建築物自体は巨大ですが、敷地は大きくなく、結構ギリギリに

建築されていました。

 

しかし周囲の景色はイスラム教国の雰囲気がムンムンで、

旅情をそそります。

 

非常にクリーンでして、裸足で歩いたとしても抵抗がありません。

 

バザールの方は軒が連なっており、余裕のない建築となっています。

 

こちらも素晴らしいグランドデザインです。

男女の入り口が分かれているようですが、間違えて女性用から

入場してしまいまして、入り直しました。

どうもすみません。

 

美しさには圧倒されます。

私は無宗教ですが、このような宗教建築は好きです。

 

内部はこちらも荘厳です。

 

ところでこのモスク、デザインはSimeon Kalfaさんという

建築家によってデザインされたそうですが、ギリシア人で、

しかもムスリムではないのだそうです。

 

ムスリムでなくてもモスクの建築を依頼していたという点に、

オスマン朝の他宗教に対する寛容性と、またギリシア人の

建築に対する高い技術力を伺いすることができます。

 

このような文化がムスタファ・ケマルが初代大統領を務めた

トルコ共和国の世俗性にも繋がっているのだろうと思います。

 

天井が高い建築物はどこも感動すらさせます。

 

こんな金属製の模型もあります。

 

ここは洗足場のようです。

 

ではバザールに入りましょう。

バザールも各入場口に金属探知機が設置されていました。

トルコもたまにテロ事件が起こりますので、このように人が集まる

施設は警戒をしているのでしょう。

 

おお!

 

これぞバザール

 

金製品の店がたくさんあります。

 

他にも香辛料、洋服、時計、食器類など、様々なお店があります。

 

天井が高く内部は清掃が行き届いていて、とてもきれいです。

 

この照明器具のお店が気になりました。

 

まあ買いたい店があるかと言われるとそんなにないのですが。

 

路地を抜けた先には、このように袋小路が多くあり、

そこにもお店がありました。

 

そんな袋小路にある小さなカフェでお茶にしましょう。

 

おかわりしたら、こんなゆべしのようなものをくれました。

ところで、今日の夕食を何にしようかと考えていたら。

そうです。僕は今、イスタンブールにいるのです。

イスタンブールには有名なお店があるではありませんか。

 

FacebookやInstagramで有名な塩振りおじさんこと、

Salt Baeがオーナーのステーキハウス。

Nusr-Et Steakhauseです。

見ればバザールの近くに支店があるのです。ダメもとで

できるか見てみると、Opentableのようにオンラインで予約を

することができました。

せっかくだから行ってみましょう。

 

ここはバザールの中心部になります。

 

ここにはもともと屋根はなかったのでしょう。

 

火事とか起こらないのかな。。。

 

ゴールドのインゴットはそれほど多くありませんが、シルバーは

こんなにいかついインゴットがたくさん売られています。

 

ゴールドは盗難に遭ったらやばいので、もしかしたら店頭には

あまり置いていないのかもしれません。

 

このような水場もあります。

まだ使えるようで、手を洗う人もいます。

 

バザールは巨大で、回りきれません。

 

ちょっとそのと空気を吸いに行ったら、とんでもないタクシーが

いました。

デイムラー、ダブルシックス、ヴァンデンプラス、ソブリン。

全てのエンブレムが貼ってあります。

さぞ豪華なことでしょう。

 

ちょっと乗ってはみたかったですが、もっとバザールを見たいので

泣く泣く諦めました。

 

バザールに隣接するブロックにも様々なお店があります。

 

こんな軍服を売っているお店も見つけました。

ただここはミリタリーショップではありません。

 

ボタンなど洋裁の金具を扱っているお店もあります。

 

この道の先にもバザールの入り口があります。

各入り口に必ずX線の機械があり、警備員が立っています。

各エントランスには番号が振られており、MAPがありますが、

入り組んでいるので、道に迷いますが警備員に聞くと

みんな親切に教えてくれます。

 

同じところに戻ってきてしまったので、またトルコティーで

一息つきます。

 

あ、ここは先ほどのヌールオスマニィエ・ジャーミーです。

しっかりと1748~1755と記載されています。

 

ゴールドインゴットも見つけることができました。

 

そろそろ時間なのでお店に向かいます。

バザールの近くというよりも、バザールの隣にありました。

 

到着です。

Salt Bae(ソルトベイ)グッズが迎えてくれます。

1階が予約なし、2階が予約客の席でして、席はとてもたくさん

ありました。

 

こんな雰囲気のある内装で、観光客と思わしい方々がたくさん

来店されていました。

 

このQRコードを読み込んで注文します。

 

一階にもたくさんのテーブルがあります。

 

店内は天井が高く、とても快適です。

 

一人ですが、せっかくなのでワインをボトルで注文しましょう。

 

このようにソムリエがデキャンタージュしてくれます。

彼が左手で持っているものは、空気を効率的に混ぜるためのもの

らしく、これを使うことでワインがより早く開くのだそうです。

 

比較的重めなトルコワインを選んでもらいました。

これで約24,000円です。。。

まあまあしますね。

 

サービスは洗練されていて、気持ち良いものでした。

特に客にはドレスコードなどはありませんが。

 

野菜は大事ですからね。

ちょっと大きいけれど。

 

あの塩もあります。

 

お水も頼みました。

ガラスボトルの750mlがかなり特殊なサイズであることが

今回の仕事で知りました。

 

この水のpHは7.7。こちらも飲みやすい水でした。

 

こうして並べてみても良い風景です。

 

このお店が入っている建物も、歴史的建築物なようで、

色々な展示物がありました。

 

よく見たらこの塩。美味しそうです。

 

いよいよステーキの登場です。

スタッフがSalt Baeと同じ腰つきで切ってくれます。

 

そして最後は。

この塩をふる手つき。惚れてしまいます。

 

僕のスマホも塩まみれになってしまいましたが。

トルコの牛肉だそうですが、なかなかに美味しかったです。

 

ベイクドポテトも目の前で切ってくれます。

 

こんな風に開いて、何をするのかと思いましたが。

 

マッシュドポテトになってしまいました。

 

最後にナイフを突き立てて帰って行きました。

 

美味しいのですが、頼みすぎました。。。

 

テーブルには塩の屍が横たわります。

 

食べきれなかったのですが、どうしても食後のアイスクリームと

 

トルコティーだけは欲しくて注文しました。

お会計はしめて、40,000円強。

高いですが、恐らく僕は2人前注文してしまったので、

2人で40,000円と考えれば宜しいと思います。

ただし、結構ハンバーガーなどを注文している人いまして、

もっとお手頃に体験することもできます。

 

酔っ払ったので、Uberでタクシーを呼んで帰りましょう。

 

夜のヌールオスマニィエ・ジャーミーも美しいです。

 

タクシーに揺られて帰ります。

運転手さんも親切でした。彼はクルド人なんだと言っていました。

まあ彼にも思うことはあるのかも知れませんが、クルド人は

トルコの社会の一員として他のトルコ人達と変わらぬ生活を

送っています。

 

ボスポラス海峡の下のトンネルは照明がきれいです。

渋滞の時間はUberで呼んでも、アジアサイドに行く時はアプリに

表示された金額にプラスしてくれというドライバーが多いのですが、

この時間だからか、そんなことを言われることもなく無事に

帰り着くことができました。

そして今日はそのまま就寝しました。

イスタンブールの夜、それはそれは素敵な夜となりました。