世界の「野外博物館」アンタルヤ(2) | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

今日はアンタルヤに本社があるミネラルウォーターの会社との

商談がある日なのです。

昨日、デューデンの滝を見て、アンタルヤの持つ水に対する実力も

垣間見て、期待値も俄然高まります。

 

事前のアポイントで、先方から朝8時とかで良かったら通勤がてら

ホテルで拾って行きます。

もしもっと遅い時間が良ければ、別の人間に迎えに行かせます。

とご連絡頂いていたので、当然ご厚意に甘えて朝に迎えにきて

頂きました。

 

朝早いし、少しは遅れるかなー

と思い、ホテルのロビーでケーキとトルコティーを頂きながら

待っていました。

レセプションの「朝食をどうぞ」と言われましたが、そもそも

ほとんど朝食は摂りませんし、何から何まで無料も悪いので、

これくらいは払わせてください。。。

 

少し遅れると思いきや。。。

完全にオンタイムに来まして、そのまま連れて行ってもらいました。

 

朝なので道も多少渋滞しております。

ホテルから約40分かかるそうで、その間色々お話ししました。

 

素敵な女性で、マニュアルのフォルクスワーゲン・ポロを

手足のように操っていました。

元々はドイツ人だそうで、大学進学のためにアンタルヤに来て、

卒業してから今の会社に就職したそうです。

昨年トルコのパスポートも取得したと言っていましたが、

だから8時ぴったりに到着したのかな。。。

 

ドイツの人でそのようにストレートで大学進学し、卒業後

そのまま就職する人って珍しいですね。

 

ところで。。。

 

何やらとんでもなく景色が美しくなってきましたね。

 

アンタルヤの美しさは想像を大きく超えています。

こんなところですから、水のおいしさにも期待できます。

 

着いたのです。

アルプスにも劣らぬ美しさですね。

ここは物流のスペースとなっています。

 

出荷のためのパレットも大量に持っており、思っていたよりも

ずっと規模が大きな会社でした。

 

今、まさに出荷しています。

 

数年前にとある国のヤクルト工場を見学させて頂いてから、

久しぶりの工場見学でワクワクします。

 

まずは商談から先にしましょう。

 

色々なお話しができました。

 

色々なサイズのボトルがあります。

 

ちなみにpHは8.13となっております。

8を超えてくる水ってあまり見たことないですね。

でもそっちの方がありがたいです。

 

いよいよ工場見学です。

 

しっかりと中に入る時に手洗い、エアーでの埃除去の上に

ヘアカバーと不織布のオーバーオールを着用し、衛生面で

気を遣っており安心です。

 

様々なサイズのボトルを全てここで生産できます。

 

ガラスボトルは受注生産らしく、今日はガラスボトルの製造機械は

動いていませんでした。

 

これは6リッターのペットボトルを作る機械です。

ペットボトルって他で生産されたものを納入受け、それに

充填するだけかと思っていました。

 

こんな試験管のようなものを熱で柔らかくし、中に空気を充填して

膨らませてペットボトルの形に成形します。

 

この中で洗浄するようです。

 

このベルトコンベアを通って、先ほどの加熱装置の中に運搬します。

 

この道を通って行きます。

 

確かにペットボトルの納入を受けたら嵩張るので、

原料を仕入れて、工場でボトルから作った方が効率的ですね。

 

成形されたペットボトルの中に水を充填して行きます。

 

やだ。

なんだかこんな光景見たことないから、めちゃくちゃ楽しいっす。

 

このように充填して、ボトルを封印してから

 

ラベルを巻いていきます。

 

これを2本ずつのシュリンクにします。

 

昔から工場に行くのって好きだったなぁ。

 

それほど大きな工場ではありませんが、見応えがあります。

 

小型のボトルも作られていました。

 

こちらは小型ボトルをシュリンクする工程です。

24本で1シュリンクです。

 

目視検査をして引っかかったものは抽出していました。

 

どこがダメだったのかというトラベルの張込みが悪く、

見た目がダメなもの。

ということでした。

ブランド管理もしっかりしていて好感が持てます。

 

工場で出来立ての水をいただきます。

ただ工場で出来立ての水は、別に工場以外で飲むのと

変わりませんでした。

 

これはラベルのロールです。

 

これは5ガロンのボトルでして、ウォーターディスペンサー用の

ボトルとなっています。

なお、この先のウェアハウスに自動的に運ばれていきます。

 

社長とも顔合わせと、確認事項についての問い合わせを終えまして、

ホテルまで送ってもらいます。

今日も空がきれいです。

 

なんだかトビリシも良いけれど、アンタルヤも素晴らしいな。

 

振り返っても美しさは健在です。

 

これはアタチュルクの銅像だそうです。

 

ホテルに一度送っていただき、着替えをしたらランチにしましょう。

ホテルから10分くらい歩いたハンバーガー屋さんに行きました。

 

とても大きくて食べ応えありました。

 

お店の人も親切で良いお店でした。

 

せっかくなので近くのカフェに寄ってお茶します。

どんなケーキだったかは忘れてしまいましたが。。。

 

歩いてホテルまで戻りましょう。

地中海沿いの素晴らしいロケーションです。

 

ホテルでしばし休憩した後、ぶらぶらと夕食に出ました。

明日はイスタンブールへ移動ですので、少し早めに食べます。

グラスワインにサラダ、ラザーニャです。

ただこれ。。。

デカすぎて死にそうです。。。

 

本当はどこかで軽く飲んで帰ろうかなと思ったのですが、

朝ホテルを出ますので、荷造りもあります。

なので近くでアイスクリームを食べて帰ることにしました。

 

お店を出たら何やら白いものが足にまとわりついてきます。

 

うーん

 

野良猫なのにやたらと綺麗だな。

 

連れて帰りたくなってしまいました。

明日イスタンブールに行く身を呪います。

 

ホテルに向かっていたら、神様からの贈り物のような景色に

出会うことができました。

アンタルヤ、100点満点の街です。