第11弾 | パパ?のブログ

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しばしば記事を書くのを怠けてしまいますが、今は過去に乗った車、運転した車のことをメインに書いていきます。それぞれの車の良い点や悪い点も含めて紹介しています。イメージとはかけ離れた実態を持った車種もあるので、少しでも参考になれば幸いです。

引き続きましてあまり興味が湧かないシリーズ

 

メルセデスベンツ

 

S500

 

です。

W220の後期型で、つなぎとして本当に

一瞬だけ乗っていました。DASH!

後期型ですがミッションは5速で、W220の

7速は生産初期であることもあり、

壊れやすいそうで、その点では安心でした。アップ

 

内装も外装も黒で、黒を好きではない僕にしては

珍しいチョイスでした。ニヤ

まぁたまたま買ったのが黒かっただけですが。

 

ナビもワイドモニターの DVDナビになり、

前期型までのベンツの純正ナビは総じて

ウンコだったので、初めて使用する気が起きる

ナビを装備しており、その点では便利でした右上矢印

 

W220は、ベンツが悩んでいた時期の車です。

先代のW140が大きすぎると批判をされ、

これまでのベンツの哲学を否定されてしまい、

ベンツ自身が自信を失っていた時代に開発され、

随所にコストダウンの影響が見えました。

この時代のベンツは「見せる」ということが

苦手で、走行に関わる構造物はあまりコストダウン

しないため、内装にそのしわ寄せが思い切り

押し寄せてきました。ガーン

 

スマートなデザインが好きなもんで、

ボディーデザインは割と好きなんですが、

乗り味も含めて良くも悪くも特徴がない車です。

先代までの有無を言わせぬ迫力もなく、

またW221以降のSクラスに見られる、時代の

最先端も見えなく、日本の車に乗っているみたいでした(笑)

 

エンジンも3バルブのSOHCで、このエンジンが

本当に全く面白くないエンジンでした。

排気量はあるので踏めばそれなりにパワーありますが、

回転に重厚感がなく、エンジンは全然好きでは

ありませんでしたパンチ!

まるでX308のジャガーのV8みたいです。

 

この車の一番の美点は

ベンツのSクラスである

もうこれにつきると思います。

だから当然乗り心地は良いし、ベンツの昔からの

取り回しの良さや、高速域での安心感など、

昔からの哲学は解釈の仕方は変わっていますが、

健在で、日常の脚にするにはとても使い勝手が

良い車です。

 

でももし乗るなら、後期のS600やAMGが良いと

思います。

開発時には想定していなかった500馬力や

600馬力のパワートレインにもシャシーも

負けずに受け止めています。合格

 

前期型ではS600で367馬力、AMGのS55で

360馬力、S63で444馬力なのに対し、

後期は級にS600とS55で500馬力、

S65で612馬力になって世界中を驚かせましたが、

なぜそんな高馬力にしたのか?

というプレスの問いに、対する回答が振るっていました。

「最近Sクラスの市場に挑戦してくるのが

 増えてきているが、誰が一番かを教えてやった」

これこそがベンツのプライドですね。

 

ベンツはこれ以降車作りに対する自信を

取り戻し、時代に対応しつつも芯の通った

車作りを一層押し進めるようになりましたドキドキ